オンナーGENERALIZATION

あなたの女のコの好みを
差し支えなければ
教えてください。

…いや、まぁ、興味はありませんが
あなたなら何と答えるでしょう?

性格に言及するでしょうか?

顔の部位に言及するでしょうか?

体の相性でしょうか?

はたまたほくろの位置??

何でも構いませんが、
僕は足が細い、です(真顔)


さて。冗談はさておき、
あなたの答えた”好み”は
本当にそうでしょうか?

あなたがどうかはわかりませんが、
世の中には好みにありえないくらい
こだわる人が一定数います。

そんな人に問いたいのです。

本当にあなたは
その好みが大切なのでしょうか?

それがかなっていなければ
付き合ったり、結婚したり
できないのでしょうか?


結論を急ぐことになりますが、
答えは否だと思っています。

結婚は要因が複雑
(例えば経済的、価値観など)
なので考えないとしても
付き合いに好みは関係ないと思っています。

例えばデブは絶対無理、
という人がいるとします。

デブとは付き合えない。と。

僕はこれは虚偽だと思っています。

最も、これが虚偽だと証明する前に
人生を終える人はたくさんいます。

しかし、すべての人間が
太っている人を好きになる
可能性の中で生きていると思います。

死ぬまでの高々100年でたまたま
太った魅力的な人に出会えなかっただけ
だということです。


好みは実に暫定的なものだと思うのです。


つまり恋とは好きだから好き。


それ以上でも以下でもないから
素晴らしく、そして儚い。


そう思うのです。


とまぁ、ポエム臭くなってしまいましたが
僕はこれは過剰な一般化
仕業だと考えています。

英語でOvergeneralizationと言います。


つまり人間なんて、
(感情的に)物事を判断する際に
大した数的証拠を持たずしても
思い込んでしまうということです。


好例で、日常によく顔を出すのは、
みんなお小遣い月1万円もらってる!
という子供の訴えですね。

具体的に誰?と聞くと、
2,3人しか名前が挙がらない、
というアレですよ。

結局のところ
文字通り過剰に一般化
みんな月1万円のお小遣い
してしまっているのです。

過剰というのは
少ないサンプル数で、
という意味です。


僕は女の子の好みなんて
そんなもんだと思っています。

デブ専は、太った魅力的な
女性に若いうちから多めに出会っただけ。

ショートボブが好みの人は
小学生の時好きだった子が
短髪気味だっただけ。

うなじが好きな人は
好きな人のうなじを見る機会が
たまたま多かっただけ。

こんなもんだと思うのです。


それが無意識レベルで
刷り込まれているだけ
だと思うのです。


じゃあ、なぜ好きな女の子のことを
好きになるのか?


それはまったく分かりません。


全く分からないから、
面白い。


恋愛は面白い。


そう思うのです。



あなたの貴重なお時間で、僕の稚拙な文章をお読みいただき本当にありがとうございました。何か改善点、ご意見などおありでしたらお気軽にコメントいただければ幸いです。