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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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2020年6月の記事一覧

自分との約束と自分への信頼を保つ

自分との約束と自分への信頼を保つ

GTDで物事を把握し、見極めることで、自分の抱えている「気になること」を明確化し、決定していくことは自分自身と約束をすることに他なりません。

明確化する=自分との約束「気になること」を明確にして、行動を起こすか、起こさないか、といったことを決めるのは自分です。それは自分が未来の自分への約束になるわけです。

GTDでは約束に対してとれる態度は三つしかない、と言っています。それは、

1:約束を果

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「やらない」とは「『今は』やらない」というだけ

「やらない」とは「『今は』やらない」というだけ

「やるべきこと」は仕事もプライベートも常に山積みです。

「やるべきこと」を仕分ける「やるべきこと」を全てやろうとする意気込みは、個人的に私は好きなのですが、意気込みだけでは上手くいかないものです。

まずは「やるべきこと」を明確化する必要があります。まずその時に重要なのが、行動ベースで仕分けることです。

さて、その時に「やらない」と決めるということも重要になってきます。

「やらない」に罪悪感

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「待つ」を管理する

「待つ」を管理する

仕事でも、プライベートでも自分の起こす行動だけで完結することは少なく、必ず外部からの反応を待つということが発生します。

ストレスなく日々を送ることのポイントとして、自分の行動だけではなく、こういった外部からの反応待ちを上手く扱う必要があります。

To Doリストでは足りない単純な「To Doリスト」だとこの「待つ」ということの管理がしづらくなります。「待つ」というのは、自分が行動をして完了でき

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まずは「行動」をベースに考える

まずは「行動」をベースに考える

GTDの重要なポイントの一つです。

自分の抱えている「気になること」を明確にする時の一つめの問いかけが、

「それはなにか行動すべき?それとも(まだ)行動しない?」

になります。

整理するための時間と力を節約する抱えていること全てについて、真剣に向き合っているのは時間も力も無駄にかかりすぎてしまいます。

なので、上記の問いかけをした上で、行動すべきことについてを、より力をかけて考えるように

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「今・ここ・あなた」に大事なことは、なに?

「今・ここ・あなた」に大事なことは、なに?

計画を綿密に立てることも大事ですが、計画通りに物事が進まないということもよくあります。

ましてこの環境ですから。

そうなった時に、問われるのが「今・ここ・あなた」にとって何をするのがベストなのか?ということです。

「計画した行動」がベストとは限らないあらかじめ計画を立てて、その日にやることを決めておくことはできますが、外部環境の変化や、突発的な事態が起きた時に、なお過去の計画通りにすることが

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「捨てる」ではなく「見極める」こそポイント

「捨てる」ではなく「見極める」こそポイント

「断捨離」をすることで気持ちがスッキリするのはなぜなのでしょうか?

これはモノを「捨てる」からではなく「見極める(モノの意味を決める)」ということに、そのスッキリの理由があると考えます。

あくまで「見極めた結果として捨てるものが多かった」という順番だと考えます。

なぜスッキリしないのか?ちょっと反対から考えてみましょう。

「なぜ、あなたは気持ちがスッキリしていないのですか?」

その答えは

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世界一ざっくりと、でも要点はおさえてGTDの仕事術をお伝えします

世界一ざっくりと、でも要点はおさえてGTDの仕事術をお伝えします

世界一・・・というのはさすがに言い過ぎですかね。

GTD(Getting Things Done)という仕事術・整理術・思考法について、

その「システム」を全部取り入れようといきなりしなくてもいい、

一部分だけでもいい、

さらにいうとその考え方だけでも、十分に有益だから広く伝えたいという思いは、私がこのnoteを書き始めた理由の一つですので、ちょっとやってみます。

あらためてGTDとは・

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「定期的なタスク」を忘れ去らない。でも、今は忘れておく(GTD的な集中をするために)

「定期的なタスク」を忘れ去らない。でも、今は忘れておく(GTD的な集中をするために)

仕事だけではなく、家のことでも忘れると困ることって結構ありますね。例えば、

ベランダの掃除

洗濯機の排水口の点検と掃除

キッチンのダクト周りの油汚れとり

乾燥剤の入れ替え

防虫剤の・・・

これらは定期的にやってきます。仕事は常に他者が関係するために、管理に気を使っているという人でも、プライベートのことは、あまり管理していないという人もいます。

それらは気にし始めると集中が削がれるこれ

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「望む結果や姿」は自分が決める

「望む結果や姿」は自分が決める

GTDの仕事術・思考法が、単なるto doリストと違う点の一つが、行動だけではなく、その先の「望む結果・姿」を明確にして、リスト化する点にあります。

その効果は、物事一つひとつの「頭とお尻」をセットで押さえることで、物事に対しての把握・コントロール感を高めることで、安心して物事に集中できるようになります。

自分が決める自分が関わる物事の「望む結果・姿」については、自分自身が決める必要があります

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集中によってストレスを軽減する

集中によってストレスを軽減する

久しぶりに家族みんなで折り紙を作りました。それぞれに黙々と。

情報が増える割に、行動は・・・最近はニュースをつければ、不穏な内容のものが多くあります。そのくせ、個人レベルではどうにもならないようなことも多くあります。

とりあえずニュース報道は見ても、こちらとしてやれることは「手洗い・うがい」や「密集をなるべく避ける」といったことで、以前から変わらないわけです。

行動は変わらないのに、情報だけ

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おうちに仕事がやってきた!やぁ!やぁ!やぁ!

おうちに仕事がやってきた!やぁ!やぁ!やぁ!

元ネタはビートルズ。古っ!

GTDの思考法・仕事術では、いわゆる「仕事がオン、プライベートはオフ」というような考え方をしません。

今回、新型コロナウイルスの影響で、テレワークなどによって在宅勤務が広く実践されたことで、こういった感覚がより一般的になるように感じます。

オフィス・職場=オンではない今までなら「職場にいって仕事をすれば、それはオンである」という感覚が社会的にも普通であったように思

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「やった方がいいよね、それ」・・・では物事は動かない

「やった方がいいよね、それ」・・・では物事は動かない

世の中には「それ、やってみたらいいよね」ということが多いです。

その割には、そういったことが手付かずで残ったままになっていることも多く、そのために後で問題として噴出することもよくあります。

なぜ、行動にうつされないのか・・・GTDをベースに考えてみるそれでは、その原因についてGTDの考え方をベースに可能性を考えてみます。

可能性1:思いついたそばから忘れるから

課題に気づいたり、アイデアを

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