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自分の撮りたい写真を信じて
当たり前のことかもしれませんが、撮る写真には人それぞれのテーマがあったり好きなテイストがあって、楽しみ方や撮り方、編集の仕方も違います。
雑誌の1ページのような写真
映画のワンシーンのような写真
絵本の中のような写真
エアリーな雰囲気、食べ物やポートレート、絶景や日々の暮らし
そしたら…
私が撮る写真のテーマって?
私が写真を撮るにあたって大切にしていることってなに?
私は何を撮りたい
紫丁香花の薫る頃 − 2023年 写真月記 5月 −
八重桜、水仙、チューリップ、雪柳、山吹、ライラック、ツツジ、オダマキ、藤、芍薬に石楠花。
花たちの顔ぶれは冬なのか、春なのか、はたまた初夏なのか。
5月の北海道はいい具合にブレンドされている。
肌寒い日もあれば初夏を思わせる日もあるそんな時節。
移住6年目にして毎年驚いてしまうのは、ついこの間まで冬のような気温だった地域が、5月に入ると20℃を超え夏日になる日もあること。
ソメイヨシノが散る
桜色の街を巡る − 2023年 写真月記 4月 −
こんにちは。
帰省をしたり仕事に熱中していて、随分とお久しぶりになりました。
北海道は桜の季節を迎えています。
この写真月期の季節を追い越してしまいましたが、冬の間に少しずつ書いていた前回のnoteの続きが完成しました。
こちらの3月後半の帰省は4月へと続きます。
ちょうどクリエイティブルックの記事の撮影を兼ねていたので、写真の色味がまちまちですが、それも楽しんでいただけたら幸いです。
写真
あわいな春 − 2023年 写真月記 3月 前編 −
3月上旬
雛飾りに似合う春色のドライフラワーを買いました。
道南の広大な農園で育てられた草花が、ブーケのようにふわりと束ねられた可愛らしいドライフラワー。
根雪が溶け始めて、春の兆しを感じても外の植物たちは寒さがも少し緩むまで顔を出さないので、しばらく部屋で春を感じたくて。
生花が大好きなのだけれど、ちょっと節約したい時は長く楽しめるドライフラワーはとってもありがたい存在。
雪景色が消え
ひと月ごとでふり返る「2023年 写真月記」
雪ではなく雨が降る12月。
北海道でまだ10℃以上もあるなんて珍しいんじゃない?
そんな話をする朝を今日も迎えました。
暖かい日が多いし、あっという間に季節が移ろいで行くので、まだあの暑かった夏を引きずっているような感覚。
あっという間だった今年一年、どんな写真たちを残したのかな…
と1月から毎月のカメラロールを改めて眺めてみることにしました。
前回のnoteに、デジタルカメラは撮り過ぎてし
フィルムへの想いを綴るnote
暫く使っていなかったCONTAX ariaの写真が、現像から帰ってきました。
普段、何も考えずともカバンに入れるのは、夫が大切にしていたフィルムカメラたちの中から数年前に譲ってもらったNikonFE2。
フィルムカメラを撮り始めてから、ずっと使っている安心感と、ちゃんと写ってくれるという信頼感。
実際は失敗に思える写真もたくさんあるのだけど、もちろんそれは私のミスなだけで。
CONTAX Ar
いにしえと今と風景と。美味しさも満喫の大山詣り。
病気平癒のお参りに行こう。
珍しいことを兄が言いました。
母が入院することになり、私が毎日看病に行けるよう兄の家に居候することになったのは数年前。夏と秋のはざまの頃でした。
兄の家に居候しようと思うなんて、私自身が少し信じられなかったのですが、通院しやすい場所であることがその時はラッキーに思えました。だから、日常の会話も弾まないであろう居候暮らしは想像できていましたが、そんなことを考えている場
スマホで撮る空が最強過ぎて、夏
先日、観測史上最も高い気温を更新した地域もあり、北海道の夏はこれからもこうして暑い日が続くようになるのでしょうか。
じりじりと照りつける日差しは容赦なく、それでいて見上げると青空に映える夏雲には子供の頃のように気持ちが昂ぶるものです。
ぐんぐんもくもくとわき立つ入道雲。
風の強い日にはレンズ雲。
暑さの中にも、目に音に 秋を感じるようになった最近ではひつじ雲も浮かんでいたり。
空の青さと雲の
この夏に出逢いたい。そらを凌いで咲く花よ。
北の国へ移住して今年で5回目の夏を迎えました。
花が好きな私としては、季節ごとにこの街のどこにどんな花が咲くかということはもう目を瞑っても分かるくらい。
なんて、ちょっぴり得意気な気持ちがどこかにきっとあったのかも知れません。
横浜に住んでいた頃から大好きだった夏の花を無性に撮りたい気持ちになりました。
この5年間たくさんの花を撮ってきたつもりでしたが、その花はカメラロールで振り返ってみても現
Canon Autoboy sⅡで撮る 夏の青
Canon Autoboy シリーズの中でも上位機種と言われたそうな、Canon Autoboy SⅡ。
○年前の今時分は何をしてたっけ…と時折カメラロールを眺めるのが好きでなのですが、先日ぼんやりと眺めていたときに2年前の夏の濃い青が目に止まりました。
空と海の濃い青と雲の白。
淡く眩しいキラキラとした夏のフィルム写真も大好きなのですが、こんな潔いほどの夏の色もコンパクトフィルムらしくて、夏
青水無月の頃 〜6月が私にとってちょっぴり特別な理由〜
「水無月」。
わたしにとって6月になくてはならないもの。
とんと昔は平安時代。
暑い夏に涼むにも、当時氷は貴重品でした。
そこで代わりに、氷を模したこの「水無月」を暑気払いとして食べるようになったそうです。
上に乗っている小豆には、厄除けの意味があると言われています。
我が家は、北海道ではお馴染みのお菓子屋さん「六花亭」さんの4つ入りの水無月をいただきます。
六花亭さんでは「季節のお菓子」と
今も心を軽くしてくれる、あの頃かけられた言葉たち
春ですね。
新しい生活を始める人ではなくてもどこか新しい気持ちになるのは、真新しく塗り替えられたように風景が色づく季節だからでしょうか。
枝だけだった北海道の木々も、みるみる間に緑の葉が顔を出し、春風に揺られています。
スタートの季節だからということではないのですが、以前からnoteに残しておきたいなと思っていたことがあります。
社会人になって、上司や同僚、友人からかけられた、今でも時々ふと思い