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エッセイ(日常から)

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もう少し「薄くなる」宣言

もう少し「薄くなる」宣言

薄着の季節にいきなり突入したものだから、冬仕様のボディを持て余しているわたしは日曜日から食事に気をつけている。
土曜日ほんとに暑くて、半袖を着てみた。
すると、柔らかく薄いコットンのTシャツは見事に体型を拾っていて、鏡の前でしばらく固まってしまった。
厚い。
暑いじゃなくて厚いカラダ。

ボディーポジティブという言葉を耳にするようになった。
自分のありのままの姿を愛するということ。

でもそれも人

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洋服レンタルを試してみた話②

洋服レンタルを試してみた話②

前回の続き。

昨年冬、洋服のサブスクを2ヶ月で解約した。
でもやってみてよかった。
その理由について。

まず1つ目は前回も書いたがアウターの件。
レンタルは冬がおすすめ。

2つ目は物欲が満たされたこと。

それまでは買い物に出かけるたびにぼんやりと「良いなあ」「欲しいなあ」と思うことが多かったが、すっかり思わなくなった。
解約後もずっと。

それは「今、充分に持っている」という実感が持てるよ

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洋服レンタルを試してみた話

洋服レンタルを試してみた話

昨シーズン、洋服のサブスクをしていた期間がある。

きっかけはポッドキャスト。
その中でこの話が出たのだ。

洋服を定額でレンタルできるなんてそれまで知らなくて、俄然興味を持った。

ときどき流行の服が欲しくなる。
それには波がある。
すごく欲しくてたまらなくなる時と
どうせ今年しか着られないのならいらないよと思う時。

洋服は買うのは楽しくても手放す時気が重い。
数年しっかり着て、今までありがと

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カラオケともだち

カラオケともだち

昨年なんと!
新規のカラオケ友達ができたのです。

今の街に引っ越してから11年。
ずっとひとりカラオケオンリーだった。

一人で好きな歌を気がすむまでうたうこと。
これはなかなかに清々しく、わたしはスポーツだと思って行っていた。
盛り上がらなくてもいい。
マイナーな曲でもいい。
サビしか知らなくても一番しか歌えなくてもいい。
自由!
これがひとりカラオケ。

かつては誰かと一緒にいくことが基本だ

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マイタケシイタケ

マイタケシイタケ

舞茸にハマっている。

最近では常備菜と言うのか、常備おつまみと言うのか、マリネにしたものがほぼ毎日冷蔵庫に入っている。

作り方は簡単。

舞茸は1パック。
それをほぐしてアルミホイルに乗せ、オーブントースターで焼く。
だいたい6分〜7分。

焼き上がったらオリーブオイルと塩、りんご酢で和える。
だいたいオリーブオイルはぐるぐると2周程度。
りんご酢はさっと一周。
塩はひとつまみ。

さらに魚介

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「おいしい」はつよい

「おいしい」はつよい

1月11日から日記をつけている。

いままで続いたためしがない。
なのに毎年、新年になると日記をつけたい欲がわいてくる。

元旦からでないのは家族の体調不良が重なったから。
お正月を過ぎてからやっと手に入れた。

書店で購入したNOLTYの手帳。
毎日5つのタスクを書き込めるようになっている。

しかし、それほどたくさんのタスクがある生活を送っていない。
そこでわたしはその日あった良いことを書き込

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やりたくないことはやらないだけ

やりたくないことはやらないだけ

家族で「かもめ食堂」を観た。

我が家の小学5年生の長男は映画が得意ではない。
理由は大きな音、ハラハラする展開、悲しい場面、そして宣伝で不意に出てくる怖いシーンが苦手だからだ。

そんな彼が好きな映画は「めがね」である。

与論島を舞台にめがねをかけた人々の日常をえがいたこの映画はハラハラとは無縁だ。
そこには美しい海があり、おいしそうな食べ物があり、ゆったりとした時間が流れているのをただ眺める

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パーソナルカラー診断を受けたら、意外なことがわかった

パーソナルカラー診断を受けたら、意外なことがわかった

ずっとパーソナルカラー診断を受けてみたかった。

イエローベース、ブルーベース。
春夏秋冬、というやつである。

元々持っている肌の色や質感、目の色髪の色、唇の色や皮膚の厚みなどでわかるらしいこのカラー診断。
ネット上でも自己診断ができるサイトがたくさんあり、わたしも何度か試したことがある。
しかし自分ではよくわからない項目も多い。

わたしは最初、イエベ秋だと思っていた。

肌はどちらかというと

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ハナウタな日常

ハナウタな日常

なんのラジオだったか、忘れてしまったなー。
気づいたらハナウタうたってた、みたいな日常って良いよねという話にとても共感した。

機嫌の悪い時にハナウタは出ない。
そうだよなあ。
ゴキゲンのしるし。
つくづく機嫌が良いことの大切さを感じている今日この頃。

たとえば近所のスーパーに行く。

そこには「いつもの音楽」が流れていて、だから帰宅後もその音楽は頭から離れない。

気づいたらハナウタ。
スーパ

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旅のnoteを書きたい気持ちはあるのだけれど

旅のnoteを書きたい気持ちはあるのだけれど

夏休み最後のイベントとして家族旅行が間近に迫っている。

noteでは今までたくさんの方の旅の記事を読ませてもらった。
まずきちんと要所要所の写真が載せられている。
それを見るのがとても楽しい。
たとえばその土地の美味しかったもの、きれいだった景色、珍しいものなど。

それから旅には付きもののハプニング。
普段では経験できないことについての感想。
そして帰宅後のやっぱり家はいいなあという気持ち。

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集中することに集中する

集中することに集中する

数年ぶりの「集中ブーム」到来。

わたしは頭の中ではかなりおしゃべりだ。
常に何かしらの独り言が脳内で繰り広げられている。
そのうち口から言葉となって出てくるのはおそらく数%、1割にも満たないと思う。

「頭の中のひとりごと」という存在に気づいたのは5年ほど前。
ある一冊の本を読んだことがきっかけだった。
それは目の前にあるものに集中しようという内容で、脳内おしゃべりの暴走を意識的に止めたほうが良

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久々にママ友とランチに行って思ったこと

やっと人に会いたいと思うようになった。

4月5月は余裕がなく、平日休みの日は1人で過ごさないともったいないような気がしていた。
気兼ねなく好きなことができる休日は最高の贅沢だ。

今もそう思うことにかわりはないのだけれど、そろそろ家族以外の誰かと、たまにはランチやお茶もいいなという気分。
本当に久々にママ友をランチに誘った。

「ママ友」の定義はきっと人それぞれで、わたしの場合は子ども抜きでも会

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書くことが決まらないから

書くことが決まらないから

2023年は週一投稿をしようと心に決め、折り返し間近になりました。
今日は久々に小説の感想を書こうと決めていたのですが、その本を夫が持ち出したらしく家にない!
ということで急遽ネタを変えなければならなくなりました。
なので近況を記していきます。

ご機嫌は伝わる

又吉直樹さんのYouTube「渦」が最近のお気にいりで、先日も動画を観ながら夕飯の支度をしていた。
おそらくニヤニヤしていたのだろう。

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転校生のきおく

転校生のきおく

春から夏になる気配。
新学期が始まって、でも完全に新生活になじんだとも言えない。
五月病なんていう言葉もある。
気温は上がってそれに比例して気分も上がる、というわけでもなく。

つまり、わかりやすく現在生理前なのです。

全てのイライラモヤモヤ食欲眠気はそれのせいなので、一過性のものだと、数日はながれに身を任せて過ごしています。
これが本当にじわじわと辛いのです。

さて、20年以上前の遠い遠い記

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