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ドライな赤ちゃん『おかあさんといっしょ』
やあ、僕だよ。
やってみなければ分からないことは多い。今の僕にとってそれは育児であり、想像していたイメージと何もかもがほぼ的外れなのだけれど、これは僕が摂取してきた情報が偏っているせいなのかな。
今回観たものは、僕が最近毎日欠かさず観ているテレビ番組。前に「NHKは神」みたいな育児マンガを読んだことがあって、「子どもの教育に良いのかしら」くらいにしか思っていなかったのだけれど、本当に神なんだよ。
配られたカードで勝負す、むにゃむにゃ『オンネリとアンネリのおうち』
やあ、僕だよ。
「ばんちゃん(息子氏愛称)はー? カワイイー!」単に可愛いと言うのではなく、息子氏自身に問いながら言うのがブームである。
いくら言っても言い足りないから、ついに彼自身を巻き込むことにしたんだよね。
IQがほぼ常に低下しているこの状況は、毎日毎日、可愛いを振り撒く息子氏のせい。
今も僕のTシャツにしがみつき、頭を振って赤くなるまで顔を擦り付けている。とんでもない可愛さ。こいつ一体い
何者にもなれない欠損だらけのお前たちに告げる『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』
やあ、僕だよ。
差し迫るプレッシャーに押し潰されそうになりながら、夫の『エルデンリング』初見プレイを眺める日々さ。
皿洗いと洗濯干しを終えたらまったく体が動かなくて、午前中にやりたかったことは何一つ出来ていない。
こういう時は大人しく布団を被って優しい映画を観るに限るね。
今回はインディーズとロードムービー要素があるってだけで選んだ一本。
当たりも当たり、大当たり。今後、定期的に見直すだろう作
いまだに変わってると言われるとドキッとする『集中力はいらない』
やあ、僕だよ。
誰にでも持ちきれる物事の数は決まっていて、それをキャパシティとかって呼ぶよね。
その物事を一つ一つ見ていくと、「送るべきメールが3通以上溜まった時の心のざわつきを処理するタイミング」とか、「飼っているインコが肩に10分以上いつづける度に耳を噛むのをどうにかする」とか、現実の行動や思想はとても細かいものの集合体で、処理のために「仕事」だの「プライベート」だのでラベリングするには無
「たかが」を絶対許さないマン『ジョン・ウィック』
やあ、僕だよ。
立ち上がるだけでヒイヒイ言う僕の横で、おもむろに夫が映画を観始めるなんてのは生活の常である。
「少しくらい心配してくれてもいいんじゃないか」と思うが、彼が心配したところで僕の生活が楽になるわけでなし、そのままにしている(文句は言う)。
それで観たのが今回の映画だ。
アクションが好きな僕らがずっと気になっていた一本さ。
それと、誰しも絶対に許せないことってあると思うのだけれど、今
かがくの ちからに わくわく『Pokémon LEGENDS アルセウス』
やあ、僕だよ。
新作ゲームが出る度、宅配便の問い合わせばかりしてしまう。
午前指定していても12時ギリギリに来ることだって珍しくないのに、今回は10時前に届いた。素晴らしい企業努力だよね。
まあ、今回ばかりは僕も早めに予約したから、単なる順番なのかもしれないけれど(順番だとしたら、それはそれですごいのかもしれない)。
他のエンタメに比べると、僕にとってのゲームはまさに「暇つぶし
ただ生きているだけであなたは黒い白鳥『ブラックスワン下巻』
やあ、僕だよ。
実家には本が一冊もなくて、なかなか買ってもらうのも難しかった。
親が所有していないものの価値を子どもが説明したとして、素直に耳を貸せる親がどのくらいいるのだろう。
そういうわけで僕はもっぱら、図書館や中古書籍を利用してきたんだよね(友だちが少ないから、個人間での貸し借りの経験は少ない)。
最近はネット上で予約出来たり、コンビニで受け取れたりするので、かなり便利になってきてる。
悩んだ末に選んだ答えは絶対後悔するから『この素晴らしい世界に祝福を!』
やあ、僕だよ。
ネット上では比較的真面目に(?)活動している僕だけれど、ある一定期間、ユーモアを摂取しないとユーモア欠乏症になるんだよね。
しかも悪いことに、ユーモア欠乏症になった時は、普段より「上質なユーモア」が必要になってしまう。
こうなると、そこらに転がっているユーモアではなかなか元に戻ることが出来なくなる。
それで『水曜どうでしょう』を観てケラケラ笑ったりしていたんだけ
時間はたっぷりとあるんだ、感じとるのが難しいだけで『モモ』
やあ、僕だよ。
「時間がない」ってつい口にしてしまうよね。
人生っていうのは、楽しいことややることが沢山ある時はごく短く感じるって話だけれど、残念ながら、実際は楽しいことで短く感じる瞬間ってそうそうないと僕は思うんだ。
そうやって日々の雑事に忙殺されて、冷ややかな「灰色の男たち」を呼び込んでしまう自分に嫌気がさすと、ある女の子の物語を読みたくなる。
今日は僕の大好きなミヒャエル・エンデの一冊
過去を持て余しながら餅を食う『7つの贈り物』
やあ、今年初僕だよ。
今年一年の運気を占う「元旦暇つぶし映画」を観たんだ。
レギュレーションは以下の二つの条件を満たすこと。
「観たことない」と「サムネが名作っぽい」、この二つだ。
今まで知らなかった名作を掘り起こせたら大吉。
時間を無駄にしただけなら吉。
嫌な気持ちになったら大凶、ってな具合さ。
ちなみに、早速初サムネ詐欺に遭ってしまったことだけ君に教えておこうか。
「過去」の取り扱い方につ
死ぬ気で人生を楽しんでいく所存『人生の短さについて』
やあ、僕だよ。
人生は何事をもなさぬにはあまりに長いが何事かをなすにはあまりに短い。
これは中島敦著『山月記』の一節。
事実、中島敦は33歳でこの世を去っていて、彼自身の恨み節のようにも実感を伴った気づきにも感じられる。
僕は人生を短いとも長いともつかないな、と保留していた。
楽しいことをしている時ややることがたくさんある時は時間がいくらあっても足りないなと思うし、つまらないことを繰り返して