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記事一覧
『クリミア・ハン国 歴史・国家・社会』まえがきに代えて
2024年3月18日、ロシアによるクリミア半島の「併合」から10年が過ぎました。この10年間にクリミア半島とその周辺で起こってきたことを考えると暗澹たる気持ちしか浮かびません。国際社会の平和と安定、地域住民の幸福に少しでもつながる未来があることを祈るのみです。
10年前、クリミア情勢をめぐってクリミア・ハン国とクリミア・タタールという存在が日本語の言説空間で認知される中で、かつて無謀にもクリミア
劇場版ドラえもん、そろそろ出木杉君をゲスト枠で良いから一度メインで出してほしい
出木杉君は一度映画でメインやっていい 原作者死んでからもオリジナルキャラクターは毎年出るのだし原作者の関与しないキャラクターを毎回作るより一回くらい原作者が作ったキャラクターである出木杉くんをゲストキャラクター枠のメインとして出していい気もしませんか。
普段の嫉妬やのび太側の一方的な恨み?もあるけれどオカルトや冒険な話題にも引かず純粋にすげーと言ってくれるのび太は出木杉君にとって貴重な友人だ。
嗅覚検査の結果と退院
人生が苦痛と解放の連続でしかないなら、ようやく解放の時が来た。1週間、僕の鼻から喉奥を貫通し、そればかりか眼球や耳まで圧迫、まともに喋れない上で高熱まで発生させたチューブを外すこととなりました。
こんな長いものが鼻から喉にかけて1週間突き刺さっていた。そりゃ目も充血するし、中耳炎にもなって38℃以上の熱をつねに与えるわ。普通に生きていてこんな長い管が頭部の中心を圧迫しないんだもの。1週間こい
マジでまどマギ初めて見た
私には、昔からやってみたいことがひとつあった。
それが、「友達の家でアニメを一気見する」ということ。
なんか……ドラマとか、映画とか、それこそアニメとかでたまに見る「友達の家でアニメを一気見する」アレ、すごく憧れていた。なんだか、楽しそうだ。ちょっと、夢がある。「人生でやってみたいことリスト」があるとしたら、私の中では割かし上位にくる。
で、その夢を叶えてきた。
一気見してきたアニ
一口エッセイ:僕の鼻の病気について一気に書く
嗅覚を取り戻すため、東京の大きな病院に通っていましたが今回もダメでした。
「街の耳鼻科→東京のでかい病院の耳鼻科→東京のでかい病院の耳鼻科の強い医者→東京のでかい病院の形成外科」と紹介状に沿って通院していたのですがやはり難しいようで、次は耳鼻科がめちゃくちゃ強い東京のでかい病院の紹介状を頂いたので、今度はそちらへ向かってみます。
さて、何度か小出しで自身の生来の病気や変遷について書いてきまし
動物病院でトラブルになった話
動物病院へ猫を連れ開店の少し前に着いた。
入り口前のベンチに一旦置いた猫用キャリーケースを両手で持とうとした瞬間、突然蝉が私の頭に激突した。
思わず手に力が入り、キャリーケースの格子に指が入ってしまった。
両手の10本中6本が犠牲となった。
指が抜けず、豆腐小僧のポージングで猫を抱える悲惨な状況となった。
しかも頭には先程の蝉まで停留している。
絶望の淵の最中、近くにいた小学生くらいの少年と目
平成元年発売のテトリスの世界大会が 今大変なことになっている
(2022/12/27追記)
この記事の続きとなる2022年の記事を作成いたしました!こちらもご覧ください!
テトリスの世界大会(2021)~Intro~2021年11月、毎年恒例となった賞金制のテトリスの世界大会である「CLASSIC TETRIS WORLD CHAMPIONSHIP」が開催され、<Tapping>の使い手であり前回優勝者であるDog氏が、新進気鋭の<Rolling>使いであ
柳宗悦の辛辣な「お叱り」と、事なかれ主義トート
先日、国立近代美術館で絶賛開催中である『民藝の100年』に行ってきたのだけれども、書きたいことがありすぎたので忘れないうちに書いておきたい。
1988年10月生まれの自分にとって、民藝活動の中心人物であった1889年3月生まれの柳宗悦はちょうど100学年違い……という雲の彼方の存在なのに、彼らの蒐集品や活動記録を鑑賞するのはまるで今日買ってきた雑誌を読むくらいに身近で素敵。故に展覧会を鑑賞すると
圧力鍋を使うと栗の皮むきが(少しだけ)楽に
栗のシーズン。はじめに書いておきますが、楽にしたとはいえ栗の皮むきは結構たいへん。僕自身も栗の皮を剥くのは大変なので、まるごと茹でてから半分に切り、スプーンで食べることが多いです。
包丁で剥いたほうが早い&楽ですし、栗剥き器のような便利な道具もあるのでそれを使って剥いたほうが多分賢いのでしょう。しかし、手剥きすると栗の表面の自然なボコボコが残り、なんともいい風合いになります。
一人でやらずに誰