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遠回りの人生

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感情と思考の陳列棚。
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#最近の学び

ルサンチマンとの付き合い方。

ルサンチマンとの付き合い方。

哲学の面白さに目覚めつつある。

「ルサンチマン」や「ペルソナ」などの単語が存在していることは認知していたものの、これまでそれらの意味を正しく理解してこなかった。

しかしこの本を読んで哲学に対して一気に興味が湧いた。

アウトプットも兼ねて、特に印象的だった概念を自分なりの考え方で幾つかまとめていこうと思う。

✳︎

今回はルサンチマンについて。

ルサンチマンについては、これまでの経験と知識

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教養としての古典的日本映画。

教養としての古典的日本映画。

先日こんな本を読んだ。

タイトル通り、教養としての映画の見方を知ることができる良書だった。

ハリウッド映画やフランス映画が隆盛に至るまでの歴史や、著名な監督たちがスクリーンに詰め込んだこだわりを学ぶことで、映画に対する理解や視点が大きく広がった気がする。

✳︎

特に印象的だったのは、映画史における古典的日本映画の重要性だ。

僕はこれまでほとんど洋画のみを見てきた。

昔はトレンドの洋画を

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無意識の暴力性。

無意識の暴力性。

先日、こんな記事を書いた。

すると、ありがたいことにある読者の方からDMで反応を寄せていただきました。(感謝とはまさにこのこと🙇)

その方とのDMでは、出身地しかりジェンダーしかり、何気なく尋ねたことが相手を傷つける可能性を孕んでいるのだという『無意識の暴力性』に話が及んだ。

このテーマは掘れば掘るほど興味深いものだったので、記事にして僕の思考を記録しておこうと思う。

✳︎

『無意識の

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ふと蘇ったあのスピーチ。

ふと蘇ったあのスピーチ。

約1年前に見たこの動画のワンフレーズをなぜか思い出した。

数少ない天才、あるいはものすごく努力ができる人。こういった本当に一部の人達が、リーダーシップを持って世の中を動かしていく社会が一番力を持っています。

ちょうど今は、就職を控えた学生が最後の長期休暇を楽しむ時期であり、来年度に卒業する学生が就活や国家試験対策に本腰を入れ始める時期でもあると思う。

僕はそのどちらにも該当しないのだが、自分

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東京で改めて学んだこと。

東京で改めて学んだこと。

先日、二泊三日で東京へ遊びに行ってきた。

都心部を中心に食事や買い物をしてゆったりとしたホテルステイを満喫でき、とても充実していた。

恥ずかしながら僕はこれまで東京旅行をしたことがなく、東京に宿泊するのも初めてだった。東京は常に経由地もしくは日帰りだった。

✳︎

そんな僕が東京に三日間どっぷりと浸かって感じたこと。

それは、街ゆく人々の輝き。

何ともありきたりでいかにも田舎者な感想だが

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死に際の感情が教えてくれる。

死に際の感情が教えてくれる。

人生の良し悪しを決定づけられるのは、結局のところ死ぬときの感情だと思う。

「大学入学がゴールではない。」とか「就職先で人生が決まるわけではない。」などという言葉はよく耳にする。

プライベートな側面でもそれに似て、「結婚はゴールではない。」のように言われる。

人生何が起きるかわからない。

失敗や挫折を味わったとしても、その先に別の形の成功が待っているかもしれない。逆に目標を達成して理想の生活

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次は何を学ぼうか。

次は何を学ぼうか。

先日、Ruby技術者認定試験のSilverに無事合格しました!

点数は期待値よりも低めでしたが、終了ボタンを押して点数開示された瞬間、安堵感に満たされました笑

僕が何故プログラミングに興味を持ち、Ruby技術者認定試験を受験するに至ったかは、こちらの記事で紹介しております。

✳︎

今回の合格で取り敢えず1つの目標を達成したので、さて今後どうするか、、、🤔

Rubyを究めようとかまた新た

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字幕映画の難しさを知り、"Aye"を学ぶ

僕は洋画が好きで、noteでも「偏愛的映画のすゝめ」と題したマガジンも作っています。(最近はあまり気が向かず更新が滞っております。)

洋画を観るとなれば、字幕か吹替かの選択を迫られます。僕は圧倒的字幕派で、これは字幕が好きだからというよりも吹替が嫌いだからです。

よく言われる吹替のデメリットとしては、「海外の俳優さんが日本語を喋っていることに違和感を感じる。」などでしょう。吹替に違和感を感じる

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常に何かを学んでいたい。

常に何かを学んでいたい。

大学の夏休みも終盤に差し掛かっている今日この頃、久しぶりの投稿です。

行きたいところに行って、会いたい人に会って、バイトに励みながらやりたい事をやっているうちに、noteの更新が疎かになっておりました。反省、、。

せっかくの夏休みなのだから遊んでゆるゆる過ごせば良いと思うのですが、僕はどうもそれが出来ない性分なのです。

僕は暇な時間があれば、新たな知識・スキルの習得などに8割くらいの労力を費

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日本の異常なパンダ愛からの学び

日本の異常なパンダ愛からの学び

何日か前、上野動物園のなんとかっていうパンダが双子の赤ちゃんを出産しましたね。

これを良し悪しで分けるならば、恐らく良い出来事なのでしょう。

ですが、これが「おめでたいこと」とか「良いニュース」としてメディアで取り上げられることに対して、僕は疑問を抱いています。

✳︎

日本でパンダがやたらとチヤホヤされているのは何故か。

恐らく、①可愛いから、②珍しいから、といったところでしょう。

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