いむやむ

イラストを描いたり日記を書いたり、そういうことをしてみます。

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記事一覧

映画「なまず」「プアン/友達と呼ばせて」を観た

最近観た映画「なまず」「プアン/友だちと呼ばせて」があまりにも良かったので、ただただ個人的な感想を書きたいと思う。 韓国映画「なまず」映画館でチラシを手にとった…

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1年前
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映画「やがて海へと届く」とAnalogfishの「うつくしいほし」

先日「やがて海へと届く」という映画を観た。監督の中川龍太郎氏の舞台挨拶付き先行上映会。 映画上映前に監督へのインタビューが行われた。映画のこと、友人のこと、幼少…

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2年前
2

2021年ベスト男の子ランキング

昨年に続き、2回目の参加。 定期的にメモして一年を通して準備するはずが、怠惰な性格のため、下半期に印象に残った人が多くなってしまった。 今年一年、好きな分野で光り…

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2年前

折坂悠太『心理ツアー』愛知公演

折坂悠太氏のライブに行ってきた。 場所は、名古屋市芸術創造センター。初めての会場はそれだけでドキドキする。 慣れない地下鉄を乗り継ぎ、いざ! 昼間の姿は知らずとも…

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2年前
6

住み慣れた場所を離れ、新しい街へ

引っ越し、それはとても大変なこと。 荷物の整理から荷出し、大掃除、各種手続き。 その中でも1番大変なのは、気持ちの整理かもしれない。 私はとても寂しがり屋だ。小さ…

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2年前

のろいのことばなんて、いらない

言葉というのは思いのほか強い力をもっているもので、善かれと思って発せられた言葉でも受けた側にはどっしり重く感じることもある。 言葉というのはその人の印象を形作っ…

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2年前
4

くるりのライブ

先日、初めてくるりのワンマンライブに行ってきた。 くるり主催の「おんぱく(京都音楽博覧会)」や福岡のフェス「サンセットライブ」では観たことがあったが、ワンマンは…

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2年前
6

都会の木々にも春が芽吹いて
新しい葉の緑に心躍る

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3年前
1

魔法のおじやと鍋焼きうどん

食事は、元気の源だ。 好きな人と美味しいものを食べる時、幸せを感じる。豪勢なものでなくていい、毎日の何気ない食事が一番大切なのだ。 もちろん、たまにはスペシャル…

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3年前
6

伏線回収と、理想と現実とプライドの折り合い |はたらく、ということ

Panasonic×noteの投稿コンテスト「#はたらくってなんだろう」。色んな職場で働いてきた経験を通して、いま自分の中にある“はたらく”ことについての思いを、ここに書き記…

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3年前
8

2020年ベスト男の子ランキング

面白そうな企画を知ったので、初めて参加してみる。 コロナ禍と言えど、2019年の終わりから今年にかけて新しい趣味なども増え、ぼんやりと好きだった人達の存在がくっきり…

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3年前
7

シャムキャッツ

シャムキャッツの解散が発表されてから随分と日が経ってしまった。 解散発表の日から書き始めたはずのこの文章はきっかけを探して長い間眠ったままだった。 2019年11月22…

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3年前
3

やさしい人

こんなことを言うと何だかやな感じだなと思うけれど、私はよく「優しいね」と言われる。 そう言われる度に思う。『違うよ、優しいわけじゃないよ』と。 本当の「やさしさ…

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3年前
5

田中ヤコブ氏の音楽が好きだ

長い髪ともじゃもじゃのヒゲが印象的な田中ヤコブ氏。 初めて彼を認識したのは、never young beachの配信「The Pentagon Session @ Setagaya Studio」だ。 不可思議な映像…

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3年前
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#私を構成する5つのマンガ

マンガは私の人生に多大な影響を与えたアイテムのひとつである。小学生の頃は漫画家になりたかった。通信教育の漫画家セットを買い、Gペンとインクで夢を描いた。 この5つ…

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4年前
14

アマビエ様-南蛮系いい女風-

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4年前
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映画「なまず」「プアン/友達と呼ばせて」を観た

映画「なまず」「プアン/友達と呼ばせて」を観た

最近観た映画「なまず」「プアン/友だちと呼ばせて」があまりにも良かったので、ただただ個人的な感想を書きたいと思う。

韓国映画「なまず」映画館でチラシを手にとった日から上映を心待ちにしていたのだけれど、想像以上に好きな映画だった!

アーティスティックな画角やポップな色彩、なんだか妙な登場人物たち。コミカルなキャラクターと奇妙な出来事、なまずの視線。上映中は頭にいくつもの?が浮かんだし、ラストシー

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映画「やがて海へと届く」とAnalogfishの「うつくしいほし」

映画「やがて海へと届く」とAnalogfishの「うつくしいほし」

先日「やがて海へと届く」という映画を観た。監督の中川龍太郎氏の舞台挨拶付き先行上映会。

映画上映前に監督へのインタビューが行われた。映画のこと、友人のこと、幼少期の思い出などの話を聞いてあらすじを読むだけでは分からない背景を知ることができ、とても良い体験だった。

映画の中身については、公式サイトのあらすじや予告動画をみてもらう方がいいと思う。アートアニメーションとの融合やネタバレになるから言え

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2021年ベスト男の子ランキング

2021年ベスト男の子ランキング

昨年に続き、2回目の参加。
定期的にメモして一年を通して準備するはずが、怠惰な性格のため、下半期に印象に残った人が多くなってしまった。

今年一年、好きな分野で光り輝いていた10人。

10.インディアンス 田渕 章裕

先日のM-1でもドキドキさせてくれたインディアンス。
昨年からお笑いライブにちょくちょく行くようになったおかげで、インディアンスを知りハマった。
単独ライブはただただ笑って泣くほ

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折坂悠太『心理ツアー』愛知公演

折坂悠太『心理ツアー』愛知公演

折坂悠太氏のライブに行ってきた。
場所は、名古屋市芸術創造センター。初めての会場はそれだけでドキドキする。
慣れない地下鉄を乗り継ぎ、いざ!

昼間の姿は知らずとも、夜に浮かび上がる前衛的な建物の見事なこと!かっこいい…
惚れ惚れしながら、いそいそと入場した。

入ってみると、肉眼で確認できる近さ!

全体像は撮り忘れたけれど、独特な形状のホール。いかにも演劇が上演されていそうな雰囲気。

ドキド

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住み慣れた場所を離れ、新しい街へ

住み慣れた場所を離れ、新しい街へ

引っ越し、それはとても大変なこと。
荷物の整理から荷出し、大掃除、各種手続き。
その中でも1番大変なのは、気持ちの整理かもしれない。

私はとても寂しがり屋だ。小さい頃からだけど、大人になっても変わらなかった。
新しい土地へと旅立ち、両親や愛犬そして友人達と遠く離れてしまったことへの不安や寂しさがまだ心の底の方にじんわりと漂っている。

だけど、同棲・結婚を期に実家を離れ、少しずつ帰省の間隔が伸び

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のろいのことばなんて、いらない

のろいのことばなんて、いらない

言葉というのは思いのほか強い力をもっているもので、善かれと思って発せられた言葉でも受けた側にはどっしり重く感じることもある。

言葉というのはその人の印象を形作っているなぁと感じることが、よくある。その人自身の考えや人となりと外から見た印象はイコールでないことも多い。

私自身は、気を許した人やお酒の席で飲みすぎた時には言葉がきつくなる。普段は意識せずとも自動的に猫かぶってしまうので、本当は毒舌で

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くるりのライブ

くるりのライブ

先日、初めてくるりのワンマンライブに行ってきた。
くるり主催の「おんぱく(京都音楽博覧会)」や福岡のフェス「サンセットライブ」では観たことがあったが、ワンマンは初。

新アルバム『天才の愛』は変な曲も多いけど好きだったので、ドキドキしつつZEEPへ。

上海蟹からはじまったライブは、スタートから終わりまで好きな曲ばかりのとんでもない豪華版だった。

その中でも一番衝撃的だったのは、念願の『pray

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都会の木々にも春が芽吹いて
新しい葉の緑に心躍る

魔法のおじやと鍋焼きうどん

魔法のおじやと鍋焼きうどん

食事は、元気の源だ。

好きな人と美味しいものを食べる時、幸せを感じる。豪勢なものでなくていい、毎日の何気ない食事が一番大切なのだ。
もちろん、たまにはスペシャルな食事もしたいけれど。

表題の魔法のおじやと鍋焼きうどんとは、以前恋人が作ってくれた料理のこと。

私は、呆れるほどにペース配分が苦手だ。コンディションに日々ムラがあり、やる気に満ちあふれている時には仕事に家事にと頑張りすぎる所がある。

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伏線回収と、理想と現実とプライドの折り合い |はたらく、ということ

伏線回収と、理想と現実とプライドの折り合い |はたらく、ということ

Panasonic×noteの投稿コンテスト「#はたらくってなんだろう」。色んな職場で働いてきた経験を通して、いま自分の中にある“はたらく”ことについての思いを、ここに書き記しておきたい。

まず、私にとって“はたらく”とは、自分自身と向き合うこととイコールである。

社会人13年目にして転職した回数は繋ぎのバイトを含めると両手に収まりきれない。
その事実をつい最近まで大きな恥だと感じていた。

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2020年ベスト男の子ランキング

2020年ベスト男の子ランキング

面白そうな企画を知ったので、初めて参加してみる。
コロナ禍と言えど、2019年の終わりから今年にかけて新しい趣味なども増え、ぼんやりと好きだった人達の存在がくっきりと輪郭を持った一年だった。

10.大悟(千鳥)

好みはハッキリしている方で、基本的に色白唇分厚目細眼鏡男子が好きなのだがたまに紛れるヤンキー枠。

大悟はカッコいいしとってもキュート。千鳥の番組を観る機会が増えたことと、お笑いライブ

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シャムキャッツ

シャムキャッツ

シャムキャッツの解散が発表されてから随分と日が経ってしまった。

解散発表の日から書き始めたはずのこの文章はきっかけを探して長い間眠ったままだった。

2019年11月22日、FUKUOKA BEAT STATIONで観た「デビュー10周年記念全国ワンマンツアー」が最後に観たライブになった。

あの日、久しぶりにライブを観て、あー!シャムキャッツ好きだ!!最高だ!って。しばらく離れてしまっていたけ

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やさしい人

こんなことを言うと何だかやな感じだなと思うけれど、私はよく「優しいね」と言われる。
そう言われる度に思う。『違うよ、優しいわけじゃないよ』と。

本当の「やさしさ」には、相手のことを思う気持ちが伴っているんじゃないかと思う。

洋服のサイズ表記のシールが付けっぱなしになっていることを教えてあげたり、ケアレスミスをさりげなく教えてあげたり、本人が気付かず人を傷つけている事実を時には厳しく伝えることも

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田中ヤコブ氏の音楽が好きだ

田中ヤコブ氏の音楽が好きだ

長い髪ともじゃもじゃのヒゲが印象的な田中ヤコブ氏。

初めて彼を認識したのは、never young beachの配信「The Pentagon Session @ Setagaya Studio」だ。
不可思議な映像作品にピッタリの、ミステリアスなその風貌が印象に残っている。

きっと独特の世界観を持っていて気難しいロックをやってるんだろうな、と人を見た目で判断しがちな私はそう思っていた。

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#私を構成する5つのマンガ

#私を構成する5つのマンガ

マンガは私の人生に多大な影響を与えたアイテムのひとつである。小学生の頃は漫画家になりたかった。通信教育の漫画家セットを買い、Gペンとインクで夢を描いた。

この5つのマンガを選ぶという行為、自分の人生や価値観を振り返るいいキッカケになる気がする。

選んだのは、この5つのマンガ 。
1.とっても!ラッキーマン
2.ふしぎ遊戯
3.地獄先生ぬ〜べ〜
4.ピースオブケイク
5.泣き虫チエ子さん

1.

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