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「夫婦」

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夫婦についてや、夫とのエピソードについての記事が増えたので、この宝箱に詰めておく。珈琲次郎さんの企画された「仲良し夫婦サークル」の記事もここに。
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記事一覧

夫婦の「愛」が冷めたあと、どんな関係を目指そうか。

夫婦の「愛」が冷めたあと、どんな関係を目指そうか。


パートナーとの「愛」が冷めたら?

今週の珈琲次郎さんの企画テーマは、なかなかシビアだ。
しかし、夫婦ならだれもが直面する。
見て見ぬふりはできない問題。

「愛」は、3年で冷めるとよく言われる。
わたしはそれを、ひしひしと感じる。

付き合いたての頃、頭のてっぺんから足の先までツヤツヤに輝いていた「恋」するわたし。
あの日のわたしは、もういない。

夫のことは、好きだ。愛している。
でも、間違

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「幸せを、シェアしたい」とおもうこと。

「幸せを、シェアしたい」とおもうこと。

夫婦が仲良しでいるための秘訣、「秘訣」かあ。

「秘訣」ってなにかしらべてみると、「人に知られていない最も効果的な方法」と書いてあった。
とっておきの手段。奥の手。
むむむ、と考えこむ。

今回も、珈琲次郎さんの企画に参加しようとおもって、テーマについて一日考えていた。

今週のテーマは「パートナーと仲良くなる秘訣」。
しかも、珈琲次郎さん調べ「夫婦の仲良し三箇条」である「コミュニケーション・スキ

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ストレス解消は、「ひとり」で。

ストレス解消は、「ひとり」で。

ストレスを溜め込みやすい夫婦である。

自分で言うのもなんだが、真面目で、人を頼るのが苦手で、引きこもりやすい体質のわたし。
そして夫。
我々夫婦は、仕事でも育児でも家事でも、がんばりすぎて疲弊してしまう。

むしろストレスがないときなんて、ある?
特に、年度末、年度はじめ、ほか6.10.11.2月頃は大打撃を受けがちだ。
‥あれ?ほぼ年中やん。

夫も、小学校教諭だ。
同職夫婦。しかも同い年。

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いつかふたりで、歩きましょう。

いつかふたりで、歩きましょう。

わたしは、運動をしない。

私より運動しない人って、いるのだろうか。
そのくらい、しない。

人生において、スポーツ経験はほとんどない。
もちろん部活も、文化部ばかり。
体育は一番の苦手科目。
なわとび、鉄棒、跳び箱、マラソン。
どんな動きも、慣れていない。

体はかたく、体力はカスだ。
運動経験が少ないので、もはや運動音痴かどうかすら分からないレベルといえるだろう。

よくもまあ、そんなので小学

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「愛を感じる」は、人それぞれ。

「愛を感じる」は、人それぞれ。

ずっと、このときを待っていた。
いつか、このテーマが来るとおもっていた。

珈琲次郎さんのすてきな企画。
コロナからの復活一発目のテーマは、「パートナーの愛を感じる瞬間」。

これについて述べるためには、一冊の本を紹介しなければならない。
ゲーリー・チャップマン著、『愛を伝える5つの方法』という本だ。

この本について、ずっと書きたいとおもってきた。
これは、「愛」の本である。

内容をすべて紹介

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ショッピング中、行方をくらますわたしと。

ショッピング中、行方をくらますわたしと。

わたしはショッピング中、とつぜん姿を消す悪癖がある。

なにそれ?と思われそうだが。
夫いわく、そうらしいのだ。

ショッピングモールで、いっしょにいたはずなのに、気づけばふらりとその場を離れ、別の売り場や隣の店、下手したら離れた店内に次々と進んでしまっている。

夫にとっては、大迷惑だ。
何も言わずに、いなくなるのだから。

大学生の時から、こんな感じだ。
私はショッピングにおいて、相手のペース

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私のやさしい夫と、夫婦のコミュニケーション

私のやさしい夫と、夫婦のコミュニケーション

灯し屋さんの、「愛妻家」について言及した記事を読ませていただいた。

「愛妻家」という言葉で、まず最初に浮かぶのは私の夫だ。
ありがたいことに。
私の夫は、本当に私のことを大切に思ってくれているひとだ。たぶん笑。

というのも、言葉の一つひとつから、「よくそんなことがサラリと言えるなあ」と思うくらい、私を思って言ってくれているのが伝わってくるのだ。

たとえば。
「いつも家事ができなくてごめん」と

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冷たく言ってしまいそうなときには

冷たく言ってしまいそうなときには

最近、夫への口調がきつくなるときがある。
自覚がある。

朝の忙しいときに「ゴミ出しといて!」とか「それとって!」とか、助けを求めると、自然と語尾に「!」がついてしまって、すごく命令口調になる。

えらそう。やめたい。
でもついつい・・・。

そんなとき、昔やっていたとある方法を思い出したので、もういっかい実践してみることにした。

名づけて、「かわいい語尾戦法」。

たとえばさっきの、「ゴミ出し

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「note書いてる」って言ってみたけど、特になにも変わらなかった

「note書いてる」って言ってみたけど、特になにも変わらなかった

ふと、夫に「note」を書いていることを、ポロリしてしまった。

言う気はなかった。
少なくとも、100日くらいは続けて、いや、365日は・・・。
と、まあしばらく言うつもりはなかった。

言わなくてもいい。
言わなくても、なにも聞かれないし、なにより書いている記事を読まれたくない。

だから、黙っていよう。

そう思っていたのだが。

「わたしの旅行記」というお題の募集がはじまったのを見て、自分

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ひさしぶりに、夫と「新婚旅行」をふりかえってみて

ひさしぶりに、夫と「新婚旅行」をふりかえってみて

新婚旅行は、北海道だった。

せっかくなので海外に行くことも考えたが、私たち夫婦は、「なるべく人とかかわらず、安全に、のんびりと旅行したい」という願望があったので、日本にとどまった。

海外に行くと、どうしても外国語でコミュニケーションをとることを求められる。
安全面にも気を配らなければいけない。

そういうことに疲れやすい私たち、特に夫。
新婚旅行先を海外にするのは、たぶん向いていないとおもった

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次男出産のキロクと、夫がとった中途半端な育休の反省点

次男出産のキロクと、夫がとった中途半端な育休の反省点

先月、長男出産から産後の母のありがたさについて記事を書き、ありがたくも多くの方に読んでいただいた。

母がその記事を読むことはないのだが、いつの日か、「実はこんなん書いとってん笑」と笑いながら見せたら面白いかもな、などとちょっと想像した。

産後の儚い記憶を書いておきたい第二弾は、次男出産の思い出だ。

次男は地元に帰らず、今住んでいる家の近くの病院で産んだ。
だから、出産時に母は登場しない。

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クリスマスの苦いプロポーズの思い出と、「夫婦」の在り方を考える本

クリスマスの苦いプロポーズの思い出と、「夫婦」の在り方を考える本

「忘れられない恋物語」というタグを見るたびに、思い出す記憶がある。

「クリスマス」が関係する話なので、この12月のひとり「クリスマス月間」に、ひっそり書いて吐き出しておこう。

わたしには、今の夫のほかに、もうひとり「結婚したい」と言ってくれたひとがいた。

学生時代。
若気の至りとでもいうのか。
年上だった彼なりの、誠実な告白だったとおもう。

クリスマスの夜、実家に帰って家族と過ごしていた私

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私と夫で、こうも違うとは思わなかったね。

私と夫で、こうも違うとは思わなかったね。

「カフェめぐり」は、私たち夫婦の定番デートだった。

田舎なので、徒歩圏内にはカフェがない。
車を走らせ、近隣市町や、時には県外までカフェを探して旅をした。

友達に「どんなデートしてる?」と聞かれ、「カフェ行くよ」と答えたら、「カフェ行って、何するん?」と言われておどろいた。

「カフェに行く」のが目的なので、それ以上はないのですが。
そこで、お店の雰囲気を味わい、コーヒーとささやかなスイーツを

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いやな「夫婦喧嘩」をしなくてすむように。

いやな「夫婦喧嘩」をしなくてすむように。

「夫婦喧嘩の後は?」というテーマを見て、真っ先に思い浮かんだのは、両親の喧嘩だった。

中学2年の頃、両親の関係が最悪で。
何度か私たち子どもの前でも、激しい言い合いが繰り広げられた。

ずっと我慢してきた母VS言葉足らずの父。

どっちが悪いとか、原因は何だったのかとか、それは本人たちのあいだのことなので、当時も今もよく分からない。

でも、この両親の喧嘩は、わたしの心身に大いに支障をきたした。

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