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我が家のリノベーション録 <荒壁・中塗り>
半年発酵させた土壁に藁を混ぜて荒壁塗りスタート
竹小舞でつくった下地にコテで押し付けるように塗っていきます。
裏側からみると「ぶちゅっ」と程よくはみ出してるのがいい具合。
片面塗ったら1ヶ月強乾かして裏側も塗るのですが、乾かし途中に発芽してる稲を発見!
壁に命が宿るなんて、素晴らしすぎます。
両面塗って更に1ヶ月強乾かし、表面が割れてくると荒壁塗り完成です。
荒壁塗りの後は中塗り
荒壁の
我が家のリノベーション録 <竹小舞づくり>
現代では壁の下地といえば、9割以上が「石膏ボード」という新建材を使用しています。安くて加工性がよく、透湿性、防火性もあるため言うことなしの材料のようですが、その裏には「産業廃棄物問題」などが隠されており、環境破壊の要因に成りかねない危うい材料でもあります。
昔といえば、壁の下地は竹を縄で編んでつくる「竹小舞」や板でつくる「木ずり」が一般的で、今回のリノベーションではその両方をやってみることにしま
我が家のリノベーション録 <土壁づくり>
土を発酵させる
まずは庭に即席プールをつくり(木枠とブルーシート)、そこに三河の赤土と無農薬の稲藁を入れて混ぜます。
月1ペースで天地を返し、半年間発酵させると壁に塗れる土壁(荒壁)ができあがりますが、天地返しは生半可なくしんどいです。
3ヶ月くらい経つと、表面の茶色い土の下にはグレーの発酵した土が。
掻き混ぜると田んぼのようなドブのような匂いが漂います。
土壁は再利用できる
土の発酵と