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帽子の力【#59何があってもマイペンライ!】
最近、帽子にハマっている。取材やミーティングなど人と会う仕事がないときは、たいていキャップをかぶっている。
私はファッションのこだわりは1ミリもない。ただ、いやだからこそ、帽子の、一瞬で全てを解決してしまう能力に惚れている。
今、私は髪が長い。早く切りたいのだが、美容師さんから「今回は3ヶ月、間を空けましょう」と言われていて、あと1週間待たなければいけない。
前髪が長くて邪魔なこと、全体的に
Twitterが好き【#58何があってもマイペンライ!】
Twitterが好きだ。
最近は当初のTwitterから大きく形を変えてきており、様々な問題が生じているのも事実。私にも苦い思い出がある。それでもやっぱりTwitterが好きだ。
何がいいのかと言うと、距離感だ。
昨日、嬉しい出来事があった。とある取材企画が決まったのだ。私は思わず「っっっしゃああ!!!!!(めっちゃ取材したい人に取材できることが決まった)」とツイートした。
特定の誰かに向
テンションの上がる仕事【#57何があってもマイペンライ!】
私は集中力が続かない。仕事中もすぐに気が散ってしまい、やたらと休憩を取りがちだ。
ところが、昨日は違った。いつもより没頭している感覚があった。
昨日取り組んでいたのは主に2つ。1つ目が翌日(今日)の取材前準備、2つ目がある企画のアポ取りだ。どちらも行為そのものは地味だが、心がノっていた。
やっぱり楽しい仕事だと気分は前向きで集中力も続くのだな。では楽しい仕事ってなんなのだろう。2つの仕事の共
お前が頑張れよ【#56何があってもマイペンライ!】
小学生の頃、少年野球クラブに所属していた。そのクラブでは学年ごとにチームが分かれており、1学年上にはその地域でも有名な豪腕ピッチャーがいた。
私たちが5年生のある日のこと。6年生チームが午後から練習試合をすることになっていた。
お昼休憩をしているとき、3年生の子がその豪腕投手に向かって「試合、頑張ってください」と声をかけた。
3つ上のエースに話しかけられるなんて、すごいと思った。エースは当時
正の循環【#55何があってもマイペンライ!】
ゴールデンウィークも平常運転をしている。特にどこかに出かけているわけではないのだが、とても気分がいい。なぜなら、街の雰囲気がいいからだ。
私は仕事の休憩のたびに散歩をする。東京の人の多さには疲れるが、それすらも心地いい。街を歩く人がみな笑顔なのだ。それぞれに思い思いのゴールデンウィークを過ごしていることが伝わってくる。
子どもから大人までみんな楽しそう。街を歩く人々はとてもいい表情をしている。
3つの言い訳【#54何があってもマイペンライ!】
人間は言い訳の天才である。
色々な場面で、つい言い訳をしてしまう人は多いのではないだろうか。私も毎日のように様々な言い訳をしている。ところで、言い訳というとあまりいいイメージがないように感じるが、その全てが本当にダメなのだろうか。
なかには良い言い訳もあるのではないか(そうであってほしい)。ということで、言い訳を3種類に分けてみる。
大前提として、言い訳には他人への言い訳と自分への言い訳があ
蚊の生き方【#53何があってもマイペンライ!】
昨晩はなかなか寝付けなかった。
蚊が飛び回っていたのだ。日中、換気のために自分の部屋の窓を全開にしていた。それで入ってきてしまったのだろう。
私は蚊が嫌いだ。刺してくるのはもちろんだが「ブーン」という耳障りな鳴き声が不快に感じる。
ただ何よりも嫌なのは、蚊の生き方だ。蚊には蚊の事情があるだろうから、一方的に断罪すべきではないと思う。でもやはり人間視点で見ると、彼女たちの生き方は好きになれない
三重人格【#52何があってもマイペンライ!】
三重人格制を採用している。
実際いくつの人格があるのか定かではないが、意思決定を行う際に3つの人格に整理して考えるようにしている。
具体的には心、体、頭の3つだ。心と体が現場で稼働する社員で、頭は会社に待機している社長というイメージ。
三者の意見が一致すれば話が早いのだが、ときとして割れることもある。その場合、頭が最終決定を下し、責任をとる。
三重人格制の最大のポイントは、心をいかにマネジ
最強の職業【#51何があってもマイペンライ!】
職業に貴賎なし。
そのことを大前提に、最強の職業を考えてみる。仕事が楽しくやりがいがある上に、プライベートに好影響を与える職業はなんだろうか。
俳優だ。俳優こそ最強の職業だと思っている。
30歳で高校生になれる。実際には罪を犯さずに殺人犯になれる。戦国時代の武将になれる。これが一般人にはない俳優の特権だ。
人間は誰しも一度しか人生を歩めないのに、俳優は例外。自ら役を選べるわけではないけれど
意識くらい高く持て【#50何があってもマイペンライ!】
中学で所属していた陸上部。一番嫌いな練習がインターバル走だった。校庭1周200mを全力で走り、半周100mをジョギング。これを5本×2セット、計10回繰り返す。吐きそうになるほどきつい。
全力で走る200mも苦しいのだけれど、意外にもジョギングの100mがきつい。1年生の頃、私はチーム内で後ろから2、3番目の実力だった。20人で200mを走ると、17、18番目。先頭とは10秒の差がつく。
する
青と春【#49何があってもマイペンライ!】
昨日、母と姉とジョギングをした。自宅を出発し、近隣のいくつかの公園を巡るルート。途中、休憩やランチタイムを挟んだりしながら約12キロ走った。
新緑の季節。風を感じながら木々の間を通り抜ける。やっぱり走るのは楽しい。
ただ、走ることの魅力を伝えるのは難しい。私は中高と陸上部。母は大人になってからランニングにハマり、現在は2つのランニングクラブに所属している。
一方で姉は走ることが好きではない。
打席に立とう【#48何があってもマイペンライ!】
ずっと打率を気にする生き方をしてきた。私は元来、几帳面な性格だった。テストでは必ず見直しをしていたから、ケアレスミスをしたことはほとんどない。失敗しないことが得意だった。
おかげで学生時代はかなり得をしてきた。私より明らかに地頭のいい友人に定期テストの点数で勝ったことが何度もある。彼は驚くほどケアレスミスをするのだ。ちなみに彼は東大へ行った。
学生時代は打率の高さ、失敗しないことを評価されてき
ボケという生き方【#47何があってもマイペンライ!】
先日、ボケとツッコミの話を書いた。自分はツッコミの役割をすることが多いのだけれど、実はもっとボケをしたいのだと。これ、意外に深い話なのではないかと思っている。
ボケとツッコミは順番が決まっている。最初にボケがあって、次にツッコミがある。必ずこの順だ。
言ってみれば、ボケは試合を始める人。一方、ツッコミは試合を終わらせる人だ。どちらも世の中に必要な存在で、優劣はない。
ただどちらの役割をしたい