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日常に雑音を

好きなこと、たくさんできるのが幸せ


好きではないこと、興味がないことをあえてやってみることの重要性について考察します。

私たちは貴重な人生の時間を、
どのように過ごすかという点において、
できるだけ好きなことや、やっていて楽しいことをたくさんすることが重要です。

他人の目や自分の恐れに振り回されず、
好きなことを追求することが、
多くの人にとって幸せにつながります。

好きではないこと、あえてやってみる


しかし、一方で、
好きではないことや興味がないことも、
あえてやってみることが重要
です。

真っ直ぐ目的地に行くのでなく寄り道する感覚です。

それは、
やってみたら意外と楽しいというパターンと、

やってみたら、やはりつまらなくて、
かえって自分の本当に好きなものが明確になる、
というパターンです。

やってみてつまらないとわかれば、
もう二度とそれはしなくていい。

と完全に決めることができ、
今後その選択肢を排除できるからです。

物事は、
これをすると決めるのと同じか、それ以上に、
これはしないと決めることが、
重要なものにエネルギーを集中できるため、
自分の人生を充実させることにつながります。

決断という言葉がありますが、
やることとやらないことを決めるということです。

やることを決め、やらない選択肢を断つことで人生をシンプルにしていくのです。

とりあえずやってみる


このためには、何でもやってみるのが良いでしょう。
考えるより先にやってしまって、
やってみてどう思うか、どう感じるかという自分の状態に着目するのです。

一度やると、
少なくとも、やる以前の自分よりは認識が広がります。

いつも同じことばかりしていると、
同じような思考や行動になってしまいますが、

新しい経験をすることで、
それらを壊すことができます。

いつもの日常に雑音を加えて、
日常をあえて乱すのです。

そうすることによって、
自分についてより深く知ることができます。

自分を知ることで、決断の精度が上がります。

何を好むか、何を好まないかということを理解すると、より自分が好きなことが明確になります。

明確になれば、それだけ自分の人生をより充実させるものを選び取ることができます。

自分を深く知ることができるとは言っても、
私たちは変化します。

同じ本を2度読んだ時に、
1度目と2度目で感想が異なるように、
私たちは変化するものです。

一度やってイマイチだった経験も、
もう一度やった時に、同じような感想になるとは限りません。

色々なものを経験した後に、
もう一度やってみると、
違った気づきがあるかと思います。

そういったことも、
自分について知るために重要な気づきになります。

人から勧められたり、紹介されたものに関して、初めから壁を作るのではなく、

相手が誰なのかということも考える必要はありますが、
新しい話に乗ってみることは人生を豊かにします。

その経験をする前と後では、
あなたは別人と言っても過言ではありません。

それは、あなたがいつもの日常の中で取り得なかった選択肢である可能性が高いからです。

気軽に誘いに乗ってみると、色々な気づきがあります。
あまり考えずにとりあえずやってみるという姿勢が重要です。

考えても、おそらく想定通りにならないことも多いでしょう。それは、当然です。

あなたが当たり前に選択している日常の外側のことだからです。

知識や経験が乏しいものを、
今持っている材料の中から判断するので、
正確な想定をするのが難しいのです。

しかし、一回やってしまえば、どんなものだかわかります。

つまり、

あれこれ考える前に動くことが重要だということです。

そして嬉しいことに、気軽に誘いに乗るとまた誘われます。
誘う方も乗ってくれたほうが気分がいいからです。

積極的に日常に雑音を入れ、毎日の当たり前を破壊していきましょう。

未知というのは、
恐ろしく感じてしまうものですが、
知らないのですから、つまらないかもしれないし、楽しいかもしれません。

それを悲観的に想像してしまうのは人間の癖なので仕方がないですが、

現状を積極的に破壊する習慣を持つことは、
あなたを未知に飛び込ませ、
より自分を深く理解することを助けるでしょう。

まだ知らないものの中に、自分が最高に好きなものがあるかもしれません。
おそらくあるでしょう。

なぜなら、私たちはいつも何かを知った気になりますが、実際のところ何も知らないからです。

ソクラテスの「無知の知」です。

何でもやってみましょう。
気軽に誘いに乗ってみましょう

夢の中を自在に動いているような気軽さで。


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