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〈読書感想文〉本からの学びと気づき

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読んだ本についての記事をまとめています。 ①あらすじ②1番心に残った言葉③どんな場面で活かせそうかなど。興味を持った本があれば、ぜひ読んでみてくださいね。感想を聞かせてもらえたら… もっと読む
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記事一覧

読み終えたら人にやさしくしたくなる。香住泰『幸せジャンクション』を読んで。

読み終えたら人にやさしくしたくなる。香住泰『幸せジャンクション』を読んで。

バッドエンドよりハッピーエンドがいい。

映画やドラマにはバッドエンドでも高評価のものがあります。伏線をうまく回収していたり、どんでん返しがおもしろかったりと理由があると思います。

でも、なんだか観たあとにモヤモヤが残る。僕はバッドエンドが好きになれないんですよね。

そこで明るい気持ちに、そして爽やかな気分になるような小説を紹介したいと思います。

香住泰さんの『幸せジャンクション』です。

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世の中の「〜するべき論」から解放される嫌いなことをやめるという生き方【読書メモ】

世の中の「〜するべき論」から解放される嫌いなことをやめるという生き方【読書メモ】

人の金で食う焼き肉はうまい。

それを生き方にしちゃったのがプロ奢ラレヤーさんです(略称はプロ奢)。

著書『嫌なこと、全部やめても生きられる』には「好きなことで生きていく」より「嫌なことで生きていかない」をテーマとした人生哲学が詰まっています。

この本を読み終えての感想は「プロ奢さんのような生き方はマネはできないな」ということ。

普通ではないからこそ、多くの人を惹きつけ、ご飯を奢ってでも会い

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年齢とお金の価値は反比例する?プロ奢ラレヤーさんの著者を読んで思ったこと。

年齢とお金の価値は反比例する?プロ奢ラレヤーさんの著者を読んで思ったこと。

最近、プロ奢ラレヤーさんの著書『嫌なこと、全部やめても生きられる』を読んでいます。

今ちょうど半分を読み終えたところです。

その中で「お金の使い方」について考えさせられる言葉がありました。

本の中では海外旅行を例にあげて、おじいちゃんは、

飛行機内で長く過ごすのでいい席を取らないと身体がしんどい

体力面・安全面で相部屋があるような格安ホテルには泊まれない

体力を考えると1日の行動範囲が

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【読書メモ】物事に優劣をつけない老子の考え方。悩みは成長するための糧になる。

【読書メモ】物事に優劣をつけない老子の考え方。悩みは成長するための糧になる。

精神科医である野村総一郎さんの著書『人生に上下も勝ち負けもありません』を読みました。

この本は、学歴や年収、肩書きなどを他人と比べがちな現代人に向けて、中国の思想家・老子の考えをもとに心がラクになる考え方が書かれています。

この本では、悩みは他人が作り出すものではなく、自分自身の判断(解釈や捉え方)が生み出すと学びました。

そして、物事に優劣をつけないジャッジフリー(判断の解放)を身につける

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空が青いと気づくこと。感謝の心を持てば風景ひとつも楽しめる

空が青いと気づくこと。感謝の心を持てば風景ひとつも楽しめる

みなさんも何度も読みかえしたくなる本に出会ったことありませんか?

僕は『GRATITUDE(グラティチュード)毎日を好転させる感謝の習慣』にハマってしまいました。

その本から一つ、格言を紹介したいと思います。

感謝なくして人は豊かに生きられない少しおおげさに切り出したんですけど、これは世の中の真理かなって思います。

僕は無信仰ですがキリストやブッダといった実在の人物が残した教えは、ひとつの

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言葉が人生を変えると学べた。喜多川泰『賢者の書』を読んで📚

言葉が人生を変えると学べた。喜多川泰『賢者の書』を読んで📚

喜多川泰さんのデビュー作『賢者の書』を読みました。

ファンタジーと自己啓発書を掛け合わせた新感覚の本です。

僕はこれまで喜多川泰さんの本を3冊読んできたんですが、デビュー作とあって、のちに続く作品にも通ずる「人生を幸せに生きるとは?」を学べます。

あらすじはこんな感じです。

言葉には光の部分もあり闇の部分もある僕が印象に残った一文があります。

言葉には光の部分もあれば闇の部分もあります。

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「後回し」にしない技術を読んで📚変わりたいけれど変われない、そんな自分を変えたくて。

「後回し」にしない技術を読んで📚変わりたいけれど変われない、そんな自分を変えたくて。

イヤなことを先延ばしにせず「今すぐやる人」になるためには何が必要だと思いますか?

心理学博士のイ・ミンギュさんの著書『「後回し」にしない技術』では意思の強さに頼るのではなく、行動に移すための技術を身につけることが重要だと述べています。

運動(筋トレ・ダイエット)

貯金・節約

禁煙・禁酒

勉強・読書

などの目標を持ちながら変わりたいけれど変わられない。そんな人におすすめしたい本です。

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学びを知識に変え、行動を結果につなげよう!『アウトプット大全』を読んで

学びを知識に変え、行動を結果につなげよう!『アウトプット大全』を読んで

精神科医でもあり、作家でもある樺沢紫苑さんの「アウトプット大全」を読みました。

日々 note でアウトプットしている身として、学びを知識として蓄え、結果に変える術を体系的に学びたいなと思って購入しました。

脳内を変える、現実を変えるアウトプット大全で、とくに印象だった言葉です。

僕は note をはじめてから本を読む量が増えました。読書家と呼ばれる人ほどではないですが月5冊は読んでいます。

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ネガティブな自分も全部OK!ものごとの解釈を変えたら、世界の見え方も変わるよ♪

ネガティブな自分も全部OK!ものごとの解釈を変えたら、世界の見え方も変わるよ♪

ひすいこたろうさんの『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』を読みました。

僕がこの本を選んだ理由は、語尾の「だぜ」がなんとなく目にとまったから。

人は無意識のうちに「今、自分が求めているもの」が目に入ってくるそうです。

読みたい本を決めるとき、直感を信じてみるのも大切かもしれませんね。

結果、僕は解釈を変えることでネガティブな自分を受け入れる術

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本が楽しく読めるようになる!大人も読みたい『小学校では学べない一生役立つ読書術』

本が楽しく読めるようになる!大人も読みたい『小学校では学べない一生役立つ読書術』

い以前、僕は「noteに裏技も攻略法もない。スキやコメントがもらえる唯一の方法は『読書』」という記事を書きました。

それは、

本を読めば思考が変わる
思考が変われば言葉が変わる
言葉が変われば文章が変わる
文章が変われば読者の反応が変わる

と気がついたからです。

もっと本を読む人が増えてほしいという思いから、今日は『小学校では学べない一生役立つ読書術』という本を紹介したいと思います。

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日常をコンテンツ化するヒントが詰まった1冊|『つらいことから書いてみようか』を読んで

日常をコンテンツ化するヒントが詰まった1冊|『つらいことから書いてみようか』を読んで

コラムニストであり、ジャーナリストでもある近藤勝重さんの著書『つらいことから書いてみようか』と読みました。

小学校5年生に向けておこなった「作文への取り組み方」の様子を書籍化したものです。

子ども向けと侮るなかれ。日常をコンテンツ化するためのヒントが詰まった1冊でした。

といった悩みを解決してくれる本です。

豊かな土壌が立派な竹林を育てる近藤さんは、作文を書く子どもたちに文章や文を「竹」に

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努力している姿には誰かに幸せをもたらす力がある~喜多川泰『運転者』を読んで~

努力している姿には誰かに幸せをもたらす力がある~喜多川泰『運転者』を読んで~

喜多川泰さんの『運転者 未来を変える過去からの使者』を読みました。

喜多川さんの本は、これで2冊目になります。

ファンタジー小説仕立ての自己啓発書という唯一無二の世界観のため、登場人物の言葉がスーッと心に入ってきます。

「あれしなさい」「これしなさい」と上から目線で言われるのではなく、ストーリーを追うことで自分の経験と重なり、気づきを得られます。

不思議なタクシー運転手と「運」まつわるスト

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未来は自分の行動次第〜喜多川泰『君に会えたから』を読んで〜

未来は自分の行動次第〜喜多川泰『君に会えたから』を読んで〜

このままずっと今の仕事でいいのかな
もっと自分に向いている仕事があるかも
本当に自分がやりたいことってなんだろう

「自分らしく生きるってどうことだろう」って1度は考えたことはありませんか?

ところが ”その” 答えが出てこない。以前の僕もそうでした。

そんな僕を変えてくれたのが喜多川泰さんの『君と会えたから・・・』です。

大きな入道雲。空を飛ぶ色とりどりの紙飛行機。それを見上げるように立つ

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