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参考書籍紹介

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知財・発明・投資・情報分析・経営など、周囲の方にいつもおすすめしている参考書籍について、こちらにまとめておきます。
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#発明塾

7月20日に、第5回「本を語る会」を開催します!~今回は「小説」

こんにちは。楠浦です。

イーパテントの野崎さんのお声掛けで始まった

「本を語る会」

無事、第5回を開催する運びとなりました。

これまでは、野崎さんも私も、特許や知財の業界所属ということで、テーマは、情報分析やら発明やらということになっておりましたが、今回は

「小説」

ということになりました。

仕事直球の話ばっかりでも疲れますしね(笑

まだ絞り込めていませんが、機会があれば紹介したい

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「リーダー」を超える「メタリーダー」を育てる~遠隔・在宅で「発明塾」式が、より重要になる

「リーダー」を超える「メタリーダー」を育てる~遠隔・在宅で「発明塾」式が、より重要になる

こんにちは。楠浦です。

少し前の記事で、

「企業内発明塾では、在宅・遠隔でも、全く問題なく成果が出る」

というお話をしました。既に何年も前から遠隔運営に切り替えており、また、設立当初から、弊社の運営同様、仕組みとしては遠隔で運営できるようにしていましたから、ということを理由に挙げておりました。

正確には、そもそも

「発明塾式」

の様々な手法や考え方自体が、私が完全在宅で会社を運営すると

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(参考図書)「スーパーエンジニア」とは何か ~「スーパーマン願望」は捨てる

(参考図書)「スーパーエンジニア」とは何か ~「スーパーマン願望」は捨てる

こんにちは。楠浦です。

現状、様々な方に参加していただいている

「企業内発明塾」

ですが、僕は当初

「元気がある技術者」

を育て、新製品や新規事業の企画とともに羽ばたいて行く場、として、構想してきました。その証拠に、弊社の初期の名刺には、

「XXX エンジニアのための XXX」(XXX 部は割愛)

と書いていました。

しかし、エンジニアという言葉が、しっくりこなかったので、やめまし

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(参考図書)「腑に落ちるまで考え抜く」ための、リベラルアーツ~人はそもそも、「世のため人のため」に働くようにできている

(参考図書)「腑に落ちるまで考え抜く」ための、リベラルアーツ~人はそもそも、「世のため人のため」に働くようにできている

こんにちは。楠浦です。

今日も、発明からは少し離れて、参考書籍紹介です。

取りあげるのは、以下です。

著者の出口さん(ライフネット生命 創業者)は、大学の大先輩でもあり、先日紹介した麻生川先生からのご縁で、何度か、講演会をご一緒したことがあります。

お会いしてお話すると、大変オモロい方です。

著書からも、その雰囲気は伝わってきます。

タイトルに、教養 とありますが、1/3程度は、出口さ

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(参考図書)「リベラルアーツ」は、自分の「軸」を持つための「シミュレーション」~ロールモデルに学ぶ

(参考図書)「リベラルアーツ」は、自分の「軸」を持つための「シミュレーション」~ロールモデルに学ぶ

こんにちは。楠浦です。

今日は少し毛色の違う話題で、失礼します。

皆さんからご意見もいただきたい話題ですので、これを読まれた方、ぜひ、お会いした際などに、積極的にコメント賜りたく。

この話題を取り上げることにしたきっかけは、以下書籍です。

著者の麻生川先生は、同じ大学、同じ学科の先輩です。

現職に入り、しばらくして

「起業と事業創造」

という講義の一コマを、麻生川先生にいただくことに

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(参考図書)「自身」と「部下」を成長させる「マネジメント」を学ぶ

(参考図書)「自身」と「部下」を成長させる「マネジメント」を学ぶ

こんにちは。楠浦です。

例によって読書報告を兼ねた備忘録ですが、以下で紹介した

「昇進しました」

のような方には、是非お読みいただきたい本を、3つ紹介します。

●「マネジメント・ノート」~自立する個人の生成、という副題もよい最近の本です。初めて紹介します。

リクルートで人材開発を担当されていた方の、

「講義メモ」

を書籍にした感じです。

「内容が濃い」

ので、この本を軸に、参考書

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「バイク」はかくして作られる~オートバイ設計の教科書作りの思い出@Kawasaki

「バイク」はかくして作られる~オートバイ設計の教科書作りの思い出@Kawasaki

どこかでも書きましたが、今後は、日記的な備忘録も、こちらにあげていきます。社歴の浅いメンバーも増えつつあり、楠浦の「歴史」をすべて説明することも困難になりつつあるからです。

発明塾Blog のどこかにも書きましたが、新卒で入った川崎重工業(Kawasaki)では、大型オートバイ新機種のエンジン設計の傍ら、母校 京都大学 の出身学科(機械工学科)で

「エンジン設計の演習講義を担当する」

という

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「発明工場」の作り方~「知財開発」の現場を見る

こんにちは。楠浦です。企業内「発明塾」参加者の方含め、楠浦の経歴についていろいろ知りたい方が増えてきましたので、多少古い話も含め、参考になりそうなことは、note に UP することにしました。

以下、「過去発明紹介」も、その一つです。

今日は、2008年、つまり、

「弊社設立当初」

の、仕事の様子を振り返ってみます。

以下の本に、少し紹介されています。タイトルがおどろおどろしいのは、例

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「武器としての決断思考」と「インベストメント」~瀧本哲史さんに感謝

「武器としての決断思考」と「インベストメント」~瀧本哲史さんに感謝

瀧本哲史さんの訃報を聞き、少し驚き、また、ここ数日は、いろいろなことを思い出していました。

同年代ですが、雲の上の方という感じで私は捉えておりました。

まさかという感じでした。

ご縁があって、京都大学での講演会で一度だけ、講演者としてご一緒したことがあります。

また、発明塾の学生さんの大半が京都大学の学生ということで、彼らが、瀧本さんの授業を受けた、こんな話だった、というようなことを、よく

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「本」がつなぐ「縁」~第2回「本を語る会」ご報告

「本」がつなぐ「縁」~第2回「本を語る会」ご報告

8月6日(火)に、第2回 「本を語る会」 を開催いたしました。

(8月6日@東京&オンライン)発明塾 xイーパテント「本を語る会」

発案者であり共催の イーパテント 野崎さん には、いつもながら、大変お世話になりました。

今回紹介した本、しそびれた本について、以下、簡単にご紹介しておきます。

● 「意思決定の理論と技法」

この本は、実は、ある塾生さんが探してくれた本です。

楠浦は、20

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