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400文字書き散らかし日報

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400字から、100文字単位で書き散らかす日記・日報・感想文のマガジン。よかったら投げ銭募集中。ぼくではなくリベルテの活動経費に充てさせていただきます。ありがとうございます!
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記事一覧

こわさとよわさ

こわさとよわさ

この半年内で2人から「こわい」と言われた。
1人は僕の容姿(禿げているので伸ばすと薄いのが目立ちダラシがない感じがして嫌なので割りと短めの坊主にしている)を指して(いたと思う。ジェスチャー的に)「こわいですね」と言われた。久々さの再会でもあったので、とある理由で身体もかなり緊張してしまっている状態で言われたので、「たしかに」と言ったような「そうですね」と返答したような、、、あまり記憶がない。
もう

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縁起のいいダジャレはミツバチが運ぶ

縁起のいいダジャレはミツバチが運ぶ

リベルテの3つあるアトリエのひとつは柳町通りにあります。
最近は 上田映劇 などに置かせてもらっているクッキーはこのアトリエでつくられています。
ぼくは普段、路地というアトリエで仕事していることが多いけど、このアトリエに来るごとにメンバーが絶妙な掛け合い(雑談)しながら自分の仕事に取り組んで充実していく様子を感じています。

障害者施設や、リベルテのような共同作業所的な施設の工賃を指し利用するメン

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自分のルーツ

自分のルーツ

自分の今の働き方のルーツにある祖父母の生きた時代。
ばあちゃんにとって、じいちゃんは、戦争とは、どう感じていたんだろう?関東大震災のとき、佐久の実家が揺れた話はよく話してたけど、満洲鉄道の話や日本への帰還前後の話は全くしてなかった。
それともぼくが聞き逃してたのか、理解できなかったのか。

祖母はぼくが二十歳の誕生日の3日後に亡くなっていて、祖父はぼくが生まれる半年前に亡くなったそうです。
一昨年

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ルックバック

ルックバック

『チェンソーマン』藤本タツキさんによる短編(と言っても130ページ以上)『ルックバック』が話題だ。というので、チェンソーマンもファイヤーパンチも好きだったし、読んでみて面白いなーと思ってスゴいなーと思い、主人公2人の物語に感動もしたし「ルックバック」のタイトルが読後、さらにこうぐっとくる意味になる。と、同時にさらっと(たぶん京アニ放火事件をモチーフとR.I.Pの敬意を込めての取り扱っているのだと思

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大事なこと

大事なこと

今年、コロナ禍と言われるような最中で、自分の法人の運営を考えるときに、前職のことをよく思い出す。なんでなんだろう。

先日も、発達障害についてスタッフが進めてくれた内部研修を受けている最中から、以前、それも自分がいちばん前職でモヤモヤしている当時の気持ちが蘇ってきた。それは、講師の方が特にそうだったのだと思うけど、いよいよこんなにも科学的に脳機能の障害として知的障害や広汎性発達障害のことを研修して

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大いなる無駄な時間

大いなる無駄な時間

写真とは関係ないけど、今日は無理だろーなーと朝から支援に向かい、やっぱりダメかーと肩をすくめてトボトボと歩いて、対応するスタッフに申し訳ないけど引き継いだ。
無駄足かー、と思ったけど、ふと、これは大いなる無駄とも言える時間ではないかと気づく。
昨日は車で45分かけて向かったケア会議がなくなっていて、それは単純にぼくの共有ミスだった。
現場へ戻る道すがら、その風景を撮りたくなるぐらい、気持ちの良いド

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日報200715

日報200715

あるまちづくり系の勉強会に月一で参加。
自分とは縁遠い話題かな?と思ったけど、興味もありスタッフからも誘ってもらってから何回目かの参加。
いつも興味深いのはテーマの中で距離や交通がキーになっているということ。
物理的な距離が生む価値は、今は変えられないものだけど、今から具体的なアクションに繋げないとその価値がある指標の上で下がってしまう。
まちづくりの話だけど、考え方は里山保全や自然環境にも通じる

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『精神0』を観ました(1ヶ月前に、の感想)

『精神0』を観ました(1ヶ月前に、の感想)

『精神0』を見ました。山本先生の引退前後(正確には引退途中から)を撮影した想田和弘監督の観察映画です。

冒頭、山本先生は治療方針について引き継ぎのことを患者さんと話します。とても真剣に、親密に、すこし諦めたような寂しさの交じる表情で。ある人は数枚にわたる手紙の中でお金をせびる。希望額4,000円の内、3,000円を渡します。励ますように肩を叩きならがら部屋から優しく押し出す。しかし同時に、入口横

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膜の向こうにある世界

膜の向こうにある世界

 今日は思いがけずリベルテへ来訪者も多く、昨日も1日ゆっくり話を聴いていただき、そして明日もイベントの打ち合わせ。来て下さる人は、マスクや距離感に、見えない心遣いを感じることも多いです。
 一方で、こわばったような見開いた瞳をサングラスで隠し、まくしたてるように小言を言いにくる人も。人のことをすごく心配して(文句も沢山)くれるのだけど、ぼくはその人のことが少し心配だから、招き入れていたのかも。
 

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日報200501

今、こうして日報を書こうとすると、どうしても「新型コロナウイルスの対応を・・・」という書き出しになってしまう。実際そうなのだけれど、ではそのことを書こうとしているのかといえば、そうでもない。むしろ日々の出来事について書きたいし、もっとこうした状況下で変化していくことや新しい出来事を残しておきたいと思っている。

ちなみに、何が変わったんだろう。人が少ない。それだけだ。消毒や清拭のような感染防止の対

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日報200430

日報200430

先々週まで朝すごい元気だなー!と思ったら昼過ぎに燃え尽きることが多かったメンバーが、今週はニコニコと嬉しそうに過ごしている。極端に至近距離に駆け寄ってきて勢いよく話しかけてくれるのだけれど滑舌が悪く何を言っているか聞き取れないということが続く。かと思ったら伏目がちで、と言うよりぼくに全く目を合わせてくれずスタッフに「あいつ(ぼくのこと)は社会経験ないんだ」と愚痴、いや悪口を言う。そんなことを繰り返

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【読書感想】自意識

ぼくは自意識の強い方だ。新型コロナウイルスの自粛期間のSNS上で「ブックチャレンジ」や「プッシュアップチャレンジ」のように、次の人を指名し本の紹介や腕立てなどして、人や特定の分野を応援したり連帯を表明する。回ってくることに羨ましさを感じつつ、実際回ってくると「こんなぼくにお願いされても嫌だろうな」と次を指名できない。チャレンジすることが嫌なのではなくて、自分からパスをすることにネガティブなのだ。職

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日報20200428

日報20200428

NPO法人、いや組織の代表らしからぬと言ってしまえばそうなのだけど、4月から始まった今年度の事業計画を今、書こうとしています。新型コロナウイルスの感染流行の対策を福祉施設として対応する必要があった。と、言えば格好がつく。けど、計画を立てることを後回しにしていたのだ。昨年はもう1月ぐらいには、来年はこんな感じだろうなという予測があって、文化事業としてはこうで、福祉事業ではこうでと、ある意味ルーティン

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