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塩が有名なところ。研究職。

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    ユーラシア大陸を、バックパッカーで1ヶ月かけて横断した時の、紀行文です。

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    物理と数学の話を、日常に当てはめた記事です。

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記事一覧

固定された記事

人間関係の距離感について、物理で考えてみた

人間関係の距離感って、難しいですよね。 今回は、そんな物理とは関係なさそうなテーマを、物理の視点から考えてみることにしました。 結論から言うと、物理の世界でも、…

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1年前
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地球の歩き方 「モスクワ」

モスクワ ・ロシアの首都 ・人口は約1268万人 ・冬には最低気温で-40℃まで冷え込むことがある ケイスケホンダこと本田圭佑がその昔、CSKA(チェスカ)モスクワというク…

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8日前
14

2年間、内省していたので。

社会人になって2週間が経つ。 こんな記事を書くぐらい、新社会人としての生活を心配していたけど、フタを開けてみれば、そんなに臆する必要もなかった。まだ研修期間中な…

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3週間前
41

山にこもろうと思う。

この街からしばらく離れることを先に言っておく。 たぶん、入社して初めの頃は新生活でいっぱいいっぱいで、ネットに公開する用の文章を書く気持ちも起こらないことは、24…

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1か月前
39

長座体前屈時間軸

長期的な視点で物事を見ることは大事だと、つくづく思う。 就活をしていたとき、『科学的な適職』という本を書店で立ち読みしていたのだが、そこに10/10/10ルールというも…

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1か月前
18

他人との相対座標で人生の良し悪しを決めない。

自分の就職先がイジりの対象になることが何回かあった。イジられたというよりも、バカにされたと言ったほうが近いかもしれない。 たしかに、僕が入社する企業は知名度もな…

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1か月前
19

他者貢献はWin-Win

お正月に実家に帰省していた時、地元の市役所で働く兄から、絵を描いてほしいと頼まれた。 小学校の絵カルタに使う絵を、描いてほしいと頼まれたのだ。兄は、地元の大きな…

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1か月前
14

なぜ生活は豊かになったのに、メンタル不調に悩まされるのか?

人間の脳がどんな特徴を持っているのかを知ったのは、いつ頃だっただろうか。 物理学だけではなく人間のことも知りたいなと思い、脳科学の本を趣味で読んでいた。​​特に…

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1か月前
17

さよならじゃ、広島。

外の流れる景色を見ていた。窓をはさんで見ていた。 昨日は卒業式だった。同じ学科の子たちとのお別れ会も終わって、実家に帰省している新幹線の中で、この文章を書いてい…

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1か月前
27

人生のキャッチコピー

サントリーのCMが好きだ。天然水のCM。香取慎吾さんが出てて、曲は「きときと - 四本足の踊り」であり、これは映画『おおかみこどもの雨と雪』で使用されていたもの。 You…

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1か月前
28

理系は文章を書くことに向いていないのか?

一般的に、理系は国語が苦手だとされている。 数学や理科は得意だけど、言語能力を必要とする国語や英語が苦手。もちろん、理系でも、国語や英語を全く苦としない人はいる…

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1か月前
30

2周年記念と物理学会

今日はnote2周年記念日だ。 忘れもしない。2年前のこの日、アカウントを作ったこと。 朝noteを開いてみると、2周年記念日のバッジをもらえた。 よし、今日はその2周…

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1か月前
15

流体力学を熟知した元野球少年

野球少年だった。 意外かもしれないけど、小・中は野球をしていた。高校野球は勇気がなかったので、やらなかったけど。 大学に入ってから、友達とキャッチボールする機会…

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1か月前
18

誰かに文章をおすすめされるということ

誰かに自分の文章をおすすめされるというのは、このnoteをやってなかったら叶ってなかったと思う。 中学生の時に国語の先生に作文を褒められたことがあったが、それは僕と…

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1か月前
35

繊細ハラスメント

精神的タフさがない。 旅行に行った時などにそう思う。 卒業旅行で5日間、台湾を観光してきた。最終日は関西空港に夜に帰ってきて、その翌日は友達と大阪を少し観光して…

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1か月前
25

「そうっすよね」と思う記事

文章に関することを書いた記事は、読者からの反応がいい。過去の自分の記事の統計を見てみると、そのことがわかる。 このことについて、僕は「そうっすよね〜」と思う。 …

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1か月前
28
人間関係の距離感について、物理で考えてみた

人間関係の距離感について、物理で考えてみた

人間関係の距離感って、難しいですよね。

今回は、そんな物理とは関係なさそうなテーマを、物理の視点から考えてみることにしました。

結論から言うと、物理の世界でも、良い距離感というのはくっつき過ぎず、離れ過ぎないことなんです。

では、一緒に見ていきましょう。

できるだけ物理を知らない人にも分かるように、頑張ります。

原子を人間に見立てて考えてみた

今回の話は、簡単に言えば、原子と原子の間の

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地球の歩き方 「モスクワ」

地球の歩き方 「モスクワ」

モスクワ

・ロシアの首都
・人口は約1268万人
・冬には最低気温で-40℃まで冷え込むことがある

ケイスケホンダこと本田圭佑がその昔、CSKA(チェスカ)モスクワというクラブチームに所属しており、個人的に、モスクワといえば本田圭佑が頭に思い浮かぶ。

シベリア鉄道の終点であるモスクワ駅を降り、タクシーに乗って「赤の広場」へと向かった。

その道中、モスクワの中心都市を車窓からながめていたが、

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2年間、内省していたので。

2年間、内省していたので。

社会人になって2週間が経つ。

こんな記事を書くぐらい、新社会人としての生活を心配していたけど、フタを開けてみれば、そんなに臆する必要もなかった。まだ研修期間中なので、序の口だけど。

自分が予想していたよりも、スムーズに学生から社会人へと移行できたと思う。数学でいうところの「滑らかな関数」のように、接続できた。

気持ちが整理できたので、だから今こうして、文章を書いている。

働くことに対して期

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山にこもろうと思う。

山にこもろうと思う。

この街からしばらく離れることを先に言っておく。

たぶん、入社して初めの頃は新生活でいっぱいいっぱいで、ネットに公開する用の文章を書く気持ちも起こらないことは、24年も一緒にした自分ならなんとなく予想がつく。

ネットに公開する用に書く文章は、エネルギーを使う。

あとは、飽きてきたのも少しある。

文章を読みに、たまに来るかもだけど。

最後に連続投稿しまくっていたのは、残っていた下書きを消化し

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長座体前屈時間軸

長座体前屈時間軸

長期的な視点で物事を見ることは大事だと、つくづく思う。

就活をしていたとき、『科学的な適職』という本を書店で立ち読みしていたのだが、そこに10/10/10ルールというものがあった。

これは、何か決断をするときに、

・この選択をしたら、10分後はどう感じるだろう?
・この選択をしたら、10ヶ月後にはどう感じるだろう?
・この選択をしたら、10年後にはどう感じるだろう?

と想像する方法である。

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他人との相対座標で人生の良し悪しを決めない。

他人との相対座標で人生の良し悪しを決めない。

自分の就職先がイジりの対象になることが何回かあった。イジられたというよりも、バカにされたと言ったほうが近いかもしれない。

たしかに、僕が入社する企業は知名度もないし、規模も大きくない。有名企業に行く周りの人たちからイジられるのも、仕方がないことなのかもしれない。

けれど、この感情はなんていうのだろうか。

屈辱的。そう、それだ。屈辱的だ。

それと、自分がとった人生の選択への疑心。

だからど

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他者貢献はWin-Win

他者貢献はWin-Win

お正月に実家に帰省していた時、地元の市役所で働く兄から、絵を描いてほしいと頼まれた。

小学校の絵カルタに使う絵を、描いてほしいと頼まれたのだ。兄は、地元の大きな公園の絵をもうすでに描いていて、もうひとつ小学校の絵を描く必要があったのだが、「疲れたから代わりに描いてくれ」とのことだった。

正直なことをいうと、めんどくさかった。元日休みは、ぐうたら過ごしたかった。だけど、「どうせ暇だし、手伝うか」

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なぜ生活は豊かになったのに、メンタル不調に悩まされるのか?

なぜ生活は豊かになったのに、メンタル不調に悩まされるのか?

人間の脳がどんな特徴を持っているのかを知ったのは、いつ頃だっただろうか。

物理学だけではなく人間のことも知りたいなと思い、脳科学の本を趣味で読んでいた。​​特にアンディッシュハンセンさんの本は、初学者でも読みやすくて、一気に読破してしまい、今でもたまに読み返している。

こんなに生活が豊かになったのに、なぜメンタル不調に悩む人が増えているのか。

なぜ人間の幸福は、長続きしないのか。

そういっ

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さよならじゃ、広島。

さよならじゃ、広島。

外の流れる景色を見ていた。窓をはさんで見ていた。

昨日は卒業式だった。同じ学科の子たちとのお別れ会も終わって、実家に帰省している新幹線の中で、この文章を書いている。

過ぎ去っていく風景をながめていると、広島で過ごした思い出が蘇ってくる。

そういえばまだ、僕はどの大学に通っていたかをこのnoteでは明言してなかったと思う。もう卒業したので、打ち明けていいかなと思う。

広島大学に通っていた。

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人生のキャッチコピー

人生のキャッチコピー

サントリーのCMが好きだ。天然水のCM。香取慎吾さんが出てて、曲は「きときと - 四本足の踊り」であり、これは映画『おおかみこどもの雨と雪』で使用されていたもの。

YouTubeは普段見ないようにしているんですけど、noteでリンクを貼る時だけYouTube使いますね。

このCMを見ると爽やかな気分になれるというか、清々しい気持ちになる。それで水を買う時、サントリーの天然水を選ぶことが多い。

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理系は文章を書くことに向いていないのか?

理系は文章を書くことに向いていないのか?

一般的に、理系は国語が苦手だとされている。

数学や理科は得意だけど、言語能力を必要とする国語や英語が苦手。もちろん、理系でも、国語や英語を全く苦としない人はいるだろうけど。

そして僕は理系だ。もうすぐ大学院の卒業式があるが、物理学を専攻していた。

僕のセンター試験の国語の点数は、200点中115点。つまり、5割5分だ。センター試験の正答率が7割~8割の点数を求められるなかで、国語が5割5分と

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2周年記念と物理学会

2周年記念と物理学会

今日はnote2周年記念日だ。

忘れもしない。2年前のこの日、アカウントを作ったこと。

朝noteを開いてみると、2周年記念日のバッジをもらえた。

よし、今日はその2周年にふさわしい記事を朝から書こう。

とはならなかった。

なぜか。

日本物理学会の発表が、午後に控えていたからだ。

春の物理学会はオンラインなので、実家から参加することにした。

自分の順番が回ってくるまでの間、note

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流体力学を熟知した元野球少年

流体力学を熟知した元野球少年

野球少年だった。

意外かもしれないけど、小・中は野球をしていた。高校野球は勇気がなかったので、やらなかったけど。

大学に入ってから、友達とキャッチボールする機会が何回かあった。大学の敷地内の芝生で軽くキャッチボール。

最後にやったのは、たしか2月の中旬だったと思う。

その中で僕だけが元野球部だったので、ボールを投げたときにそのボールの伸びに驚かれた。

「まって、すごい。めっちゃシューって

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誰かに文章をおすすめされるということ

誰かに文章をおすすめされるということ

誰かに自分の文章をおすすめされるというのは、このnoteをやってなかったら叶ってなかったと思う。

中学生の時に国語の先生に作文を褒められたことがあったが、それは僕と先生との間でのやりとりでのみだった。先生が僕の書いた文章について、クラスのみんなの前で説明するなんてことはなかった。

もしやられたとしたら、それはそれで恥ずかしかったのだけど。たぶん実際のところは、クラスのみんなに勧めるほどの文章で

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繊細ハラスメント

繊細ハラスメント

精神的タフさがない。

旅行に行った時などにそう思う。

卒業旅行で5日間、台湾を観光してきた。最終日は関西空港に夜に帰ってきて、その翌日は友達と大阪を少し観光して、実家の兵庫に帰った。

疲れもとてもたまっているのが自分でもわかる。

疲労が溜まっているときの反応は体に出る。

まず左目が二重になる。旅行先で緊張してしまうのか、あまりよく眠れない。普段慣れてない場所で寝ると脳が警戒して、「ここで

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「そうっすよね」と思う記事

「そうっすよね」と思う記事

文章に関することを書いた記事は、読者からの反応がいい。過去の自分の記事の統計を見てみると、そのことがわかる。

このことについて、僕は「そうっすよね〜」と思う。

文章を書くという行為は、誰にでもできる。道具もパソコンかスマホがあれば事足りる。一方で絵を描く、動画を撮る、音楽を作るといった活動は色々な道具を揃えたり、手間がかかる。

なのでこのnoteでは文章を読むだけという人は少なくて、自分も文

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