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「アリスとテレスのまぼろし工場」は、虚構を創造してきた岡田麿里の最終回答である。
先日、配信された岡田麿里監督最新作「アリスとテレスのまぼろし工場」を遅ればせながら、拝見した。そして、非常に後悔した。
「なぜ、劇場で見なかったのだろう。」と。
配信で見れば、聞き逃した台詞を巻き戻して見ることができるので、それなりのメリットもあるが、大スクリーンと大音響でこの作品を観るべきだったと、配信で見終わった今も後悔している。
さて、後悔の念を振り払うが如く、本作についてガンガン語ってい
絵コンテを読み解けない人の多くは
「クリティカルリーディング」が出来ない、または知らないのだと思う。
無理もない。欧米では、当たり前のように教育されるそれを日本国は全く教えていない。代わりに教えているといったら答えは模範回答の一つのみでそれ以外の解釈に✖︎を付けるものだ。愚民教育。
ヒット作には元ネタがあるが本当に大事なのは元ネタ探しではなくアップデートできているかだ!
面白かった点
2024年春アニメが始まった途端に面白い作品を二つ観たので、雑感というか感じたことを素直に書こうと思う。
一つ目は、ガルパンやSHIROBAKOでお馴染み水島努監督のオリジナルアニメ『終末トレインどこへいく』。
二つ目は、前作が放送されてからかなりの時間が経ってからのリメイクということで話題になった『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』だ。
私的2023年度優秀絵コンテ賞発表!!!
企画内容
2023年度、米アカデミー賞では、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を獲得。また宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞を獲得するという嬉しいニュースもありました。
それに便乗するわけではないですが、私的なアカデミー賞というか、私が2023年に放送されたTVアニメの中で非常に絵コンテが優れていたと評価するものをここに列挙し、自己満足でしかないですが、ささやかな
JAZZが『アニメ』を喰らっても、青くは輝けない。
はじめに
上映されることは知っていたものの、劇場へ足を運べず、ずっと気になっていた『BLUE GIANT』が配信開始されたので、遅ればせながら観ました。
端的に評価すると、映画としては、75点。しかし、アニメーションとしては、65点。総合して、70点ぐらいの出来だと思う。
映画.comにかなり的を得たレビューがあったので、ここで参照しておく。
私は、かなりのアニメ党であるにも関わらず、
愛とロマンで人は救われるか?否。我々は『イデ』によって浄化されるべきである。
はじめに、言っておく!
まず、本稿を読む前に下記の記事を読んでみてほしい。
かなりのスキが付いているこの文章。読んでみて如何でしたか?
私はこの記事のタイトルを見た時、「かなり大きく出たな!」と思いました。だって「大人の目線」ですよ。「どのような体験を齎してくれるのか」という期待を胸にいざ文章を読み始めてみたところ…。
何ですかこれ?
どの辺が「大人の目線」何ですか?
本文開始早々、ネ