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”人生の美食家”。2020年に東京から京都へ移住。2022年に第一子を出産しました。 …

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”人生の美食家”。2020年に東京から京都へ移住。2022年に第一子を出産しました。 https://www.instagram.com/love_fromanna/ お仕事のご依頼などはこちら →candybell.anna@gmail.com

マガジン

  • ユダヤの民に教わる、人生を幸せにするお話 byジュリアス師匠

    よりよく生きたいと願うなら、1週間に1度でも、人生について考えてみる時間を持ってみよう〜ユダヤ人の成功哲学を直接、先祖代々資産家のビバリーヒルズの長老から受けて育ったRyu Julius (岩野竜, 陳 頌文) 氏(以下、ジュリアス師匠)によるお話会の記事です。

  • 病院じゃない場所で産んでみた

    妊娠がわかったら誰もがすることになるのが、「どこで産むかを決めること」。 そして「どこで産むか」と「どの病院で産むか」はイコールではありません。 実際、私は病院ではなく”助産院”という場所で赤ちゃんを産みました。 「病院ではない場所」で産むことにした経緯と、そのめずらしい選択の先に待っていたすばらしいお産体験について、綴ってみたいと思います。

  • 違和感を無視しないこと

    違和感を無視しなかった結果紡がれた言葉たちの置き場所です。♡

  • 新米マミーの産後エッセイ

    2022年に赤ちゃんが生まれてからの日々で感じたことを綴るエッセイです。

  • 京都妊娠&出産日記

    2020年にひとりで東京から京都に引っ越し→2022年に妊娠発覚&出産。東京から彼がやってきて、天から赤ちゃんがやってきて、移住当初は思いもよらなかった三人での京都暮らしが始まりました。妊娠期間に考えていたことの記録、心身の観察日記、出産体験記です。

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出産を経ると女性の身体はなんらかの変化を経験する、とは出産経験のない人でも聞いたことがあると思う。 私も自分が妊娠するはるか前から「産後太り」というワードは聞き…

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妊娠がわかったとき、私は彼と私との関係が変わってしまうのを心配した。 母になっても女性として見てもらえるのか、今まで通りラブラブでいつづけられるのか、と。 それ…

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京都で生まれた

先日、戸籍謄本を取得した。 パスポートをとるためで、苗字が変わりちょうど有効期限も切れるタイミングだった私のものと、人生初の海外旅行を控えたぼうやのものと。 戸…

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産後うつを防いだ、パートナーの6つの行動(後編)

この記事はこちらの続きです。 まだお読みでなければ、先にこちらをどうぞ^^↓ 4.「妻が一番」でいてくれる 妊娠がわかったときに私がまず恐れたこと。 それは彼との…

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産後うつを防いだ、パートナーの6つの行動(前編)

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いまさらの、カラコンデビュー

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妊娠日記78 コロナ感染とご先祖さま

前回の妊娠日記シリーズに妊娠後期で逆子になった話を書いたけれど、今日は妊娠中のちょっとしたエピソードをもう一つ。コロナ感染事件について書きたいと思う。 妊娠8ヶ…

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「結婚にこだわらない自由なオンナ」のつもりだったのに

「結婚にこだわらない自由なオンナ」のつもりだったのに

「絶対にいつか結婚したい」とか、「◯歳までには結婚」とつよく思ったことがない。

女性が感じる「結婚しなくては」というプレッシャーは、一昔前に比べればずいぶん軽くなったとはいえ、いまだに年を重ねるごとに焦りに駆られる女性はすくなくない。

そんななかでも私だけはそういった観念から自由だ、と思っていた。

「日本の結婚制度って明治時代から変わりばえしなくて必ずしも現代の環境や価値観にフィットしていな

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たった1つの癖をやめたら人生は変わる

たった1つの癖をやめたら人生は変わる

「チャレンジする」、とは日常的に・気軽に使う言葉でありながら、そこにこもった真剣度合いの濃淡はほんとうに千差万別だと思う。

たとえば苦手なパクチーを「今日はチャレンジしてみようかな」とかお洋服を買う際に「いつもは選ばない色にチャレンジしてみる」といった、ごくカジュアルな「チャレンジ」だって「チャレンジ」だ。

でも今日私が書きたいのはそういった、淡いチャレンジのことではない。

挑むのが怖いよう

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気づいたら勝手に始まっていた人生を楽しむには

気づいたら勝手に始まっていた人生を楽しむには

私たちのなかに、自分の意思でこの世に生まれた人はいないと思います。

「私はこの世に生を受けて人生を謳歌したい、だから生まれるぞ!」って思って誕生した人はきっといないと思う。

(魂レベルでは生まれることを望んでいた、という話はあるかもしれないけれど、それはいったん置いておきます)

私たちにとって人生とは「気づいたら始まっていたもの」と言えると思うのです。

だから
「あなたはなぜ自分に人生が与

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わが子に伝えたい「幸せな人」のなりかた

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子どもの自殺が過去最多となってしまったそうです。子どもの数そのものは減っているのに……

食べるものも着るものもあり、温かいお家にお布団、十分な教育環境、世界最高レベルの衛生環境と医療の整った国で、それでも死を選ぶ子が増えているなんて。

2020年にユニセフが発表した子どもの「精神的幸福度」でも、日本は38カ国中37位だったといいます。

「いかに物質的に恵まれているか」が幸せを決めるものではな

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「幸せ」という感情は存在しない

「幸せ」という感情は存在しない

冷え込む日の晩にお風呂に浸かったら、しあわせ。

愛するパートナーと子どもとのんびり過ごす休日、しあわせ。

好物のお鮨に舌鼓を打つ、最高にしあわせ。

「はあ~幸せ」と思ったり、よく口にも出すけれど、それは幸せという感情を感じたから、「幸せだなあ」と思ったり言ったりするものだと、私は思っていました。

ところが幸せは感情ではない、のだそう。

「幸せ」という感情は存在しないカルフォルニア大学の研

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「早く成功したい」と思わない

「早く成功したい」と思わない

「自分と他人を比べないで」と言われても

誰だって一度ならず、いえ、百度くらいあると思うのです。

SNS上のカラフルに彩られた人生を生きている人たちを見ては、自分の人生が無彩色でつまらないものに思えてしまった経験が。

20代、あるいはもっと若くして人気と影響力とお金を手にして、”充実”という言葉がぴったりの日々を送る人たちが、わんさか目に入ってくる時代です。

「早くなにかしらで成功しなければ

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無自覚に受け入れたルールを書き換える

無自覚に受け入れたルールを書き換える

もしも私にYouTubeを見る習慣もなく、定期的に書店に行って売れ筋の新刊を目にする習慣もなかったなら。

「成功している人」=「稼いでいる人」、という価値観を無自覚に自分のものとすることもなかったののだろうな、と思います。

たとえばYouTubeの「〇〇さんに聞く成功の秘訣」みたいな動画に出てくる人。
本屋さんで平積みになっている売れ行きのいいビジネス書の著者。

そういう人は大体すごく“稼い

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「自立した女性になろう」と言わないで

「自立した女性になろう」と言わないで

いつからか、「自立した女性」とか「女性の自立」といった言葉を目にすると、どことなくもやっと感じるようになった。

「自立した女性を目指しましょう」
「今の時代、女性もしっかり自立を」
という内容を説くコンテンツを見聞きすると、なぜだか自分でもわからないのだけど、かすかな引っかかりを感じるのだ。

このときに使われる「自立」とはもちろん経済的自立のことで、親や夫、パートナーに金銭的に依存せずに生きら

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意外に少ない?「産後の身体の変化」私の場合

意外に少ない?「産後の身体の変化」私の場合

出産を経ると女性の身体はなんらかの変化を経験する、とは出産経験のない人でも聞いたことがあると思う。

私も自分が妊娠するはるか前から「産後太り」というワードは聞き知っていたし、
ほかにも
「出産してから骨盤がぐらぐらになって……」
「産後の抜け毛がひどくて……」
「つねに疲れている……」
などなど、出産するといかなる身体の変化(それも、おもによくない変化)があるかを知人から直接聞いたり、あるいはメ

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夫に「楽してずるい」と思ってしまう

夫に「楽してずるい」と思ってしまう

先日noteの記事にこんなことを書きました。

(↑こちらの記事より引用)

これを読んで

「休みなき赤ちゃん育児に新米ママとして奮闘しながらも、『私ばっかり大変』なんて愚痴はこぼさず、夫がしてくれていることにもちゃんと公平に目を向けているのね…」

と思ってくださった読者の方がいるかはわからないけれど、もしそう見てくださった方がいたらここで正直に言います。

あの記事は、気分がだいぶいい時に書

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可愛くいたい妻の鬼嫁日記。

可愛くいたい妻の鬼嫁日記。

妊娠がわかったとき、私は彼と私との関係が変わってしまうのを心配した。

母になっても女性として見てもらえるのか、今まで通りラブラブでいつづけられるのか、と。

それはどちらかというと「彼の私への愛情や接し方の変化」をおそれるものだった。

だけど私はいま、変わったのはむしろ私の方だと認めざるを得ないような気がしている。

ああ、以前なら彼が体調を崩せば「大丈夫?」と心配して声をかけ、甲斐甲斐しく世

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京都で生まれた

京都で生まれた

先日、戸籍謄本を取得した。

パスポートをとるためで、苗字が変わりちょうど有効期限も切れるタイミングだった私のものと、人生初の海外旅行を控えたぼうやのものと。

戸籍謄本には家族3人の出生地がそれぞれ記載されている。
ぼうやの出生地欄の「京都市左京区」という記載を見て唐突に、「ああ、この子はこの場所で生まれることを選んだんだ」という感慨が湧いてきた。

東京で育ち、もともと京都には縁もゆかりもなか

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産後うつを防いだ、パートナーの6つの行動(後編)

産後うつを防いだ、パートナーの6つの行動(後編)

この記事はこちらの続きです。
まだお読みでなければ、先にこちらをどうぞ^^↓

4.「妻が一番」でいてくれる

妊娠がわかったときに私がまず恐れたこと。

それは彼との関係が変わってしまうことであり、
具体的に言うならば「彼から女性として見られなくなるんじゃないか」とか「なんでも子どもが第一優先になって、私なんて顧みられなくなるのではないか」といったことを心配しては、さみしさに胸を痛めていました。

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産後うつを防いだ、パートナーの6つの行動(前編)

産後うつを防いだ、パートナーの6つの行動(前編)

先日、わが家のぼうやがついに1歳となりました。

およそ1年前に始まった赤ちゃんとの暮らし。
それはやさしい甘い匂いのする果樹園に家族3人で住まっているような、そこで黄金の果実を摘み取るような、たとえるならそんな日々でしょうか。
とにかくしあわせだった。

「もう0歳のぼうやには会えないの……」と感傷に浸りたい私をよそに、赤ちゃんはどんどん前へ前へ進んで成長してゆく、
その一瞬一瞬を逃すまいと、心

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いまさらの、カラコンデビュー

いまさらの、カラコンデビュー

「もう手放せない」「〇〇なしの生活はもう考えられない」。
そんなふうに思えるモノとの出会いはそう滅多にあるものではない。
この先一生ともにしたいと思えるモノとのめぐりあいはまぎれもなく貴重で、大きな喜びだと思う。

だけど同時に「これなしでは暮らせない」と思うアイテムが増えるたび、人生という旅にともなう荷物がひとつ増えたような、ほんのすこし、また身軽さから遠ざかってしまったような気にもなる。

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妊娠日記78 コロナ感染とご先祖さま

妊娠日記78 コロナ感染とご先祖さま

前回の妊娠日記シリーズに妊娠後期で逆子になった話を書いたけれど、今日は妊娠中のちょっとしたエピソードをもう一つ。コロナ感染事件について書きたいと思う。

妊娠8ヶ月に入ってから、私は動けるうちに1人で福島の和子ちゃん(祖母)の家に行くことにした。

産後に赤ちゃんを連れて京都から東北までの大移動は大変だろうし、産む前に行っておきたいと思ったのだ。

大のおばあちゃん子で、幼いころから夏休みには毎年

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