記事一覧
ハヌマーン→『西遊記』孫悟空?→『ドラゴンボール』孫悟空?
→『ONE PIECE』ニカルフィ?
【毒舌な履歴書】2/4の短篇
人生で何度も書く人もいれば、一度も書くことがなく生涯を終える人がいる書類。
それを履歴書という。
私事ながら、今回これを初めて書くことになった。
一枚書き上げて一通り書類に目を通す。
見る人によって、この履歴書はかなりの毒舌ではないか。
毒舌と言っても、私の経歴なので「おたくの会社は商品力が弱いよね」とか「給料少なっ」等とは当然書かない。
そうではなく、学歴から職歴に至るまで、華々しい経歴。そんな
【赤と黒は】1/31の短篇
赤、それは心に宿る灯火。
燃えたぎる炎もあれば、今に消え入りそうな灯火もある。
黒、それは邪な悪心。
自身の得の為に働くこともあれば、誰かを陥れようとすることもある。
二色が狙うのは、白。
赤、それは生命の源。
体内に赤い血が巡るから人は生きている。
黒、それは身体から出た排出物。
不要になったものを教えてくれる。
赤と黒はすぐに、人の白を染めたがる。
しかし、赤と黒にも色々とある。
黒は赤をも
【つかまり立ちの気配り】1/29の短篇
困っている人がいたらさり気なく声をかけてサポートする。
それは理想の気配りだろう。
私のそれは、まるで幼児がつかまり立ちするがごとくぎこちない。
第一声は「あ、あのう」。
なんともたどたどしい声掛けから始まる。
余りにもたどたどしいから、声をかけられた人はびっくりする。
大体「えっ」というリアクションが多いだろうか。
相手はその隙にこちらの行為が必要かどうか考えている様子。
つまり押し付けがましい
【心理的葛藤の濾過】1/26の短篇
心の濁り。
それをふるいにかけるプロセスが大事だ。
まるで不純物の混ざった水を濾過するかのごとくイメージしてみる。
茶色く濁って透明度が低かったその水は、濾過を経て透き通る水になる。
心の問題は厄介だ。
冷静に考えようとしても、思考のさなかで感情や脇にそれた考えが横槍を入れて邪魔をする。
そのような邪魔者に負けず時間をかけて濾過をする。
一滴一滴大切な水。
透明なそれは、当たり前にあるものでは
【生える努力】1/25の短篇
草花は、時に雑草のようなものは、勝手に生えると思われがちだ。
私は雑草協会会長。
この界隈の雑草の組合を取り仕切っている。
雑草には雑草の美学がある。
もちろん勝手に生えるなんてことはない。
皆さんにはおわかりいただけるだろうか?
雑草に生まれた者たちの不遇な境遇を。
すぐ近くに生えている花なんかは、時々見ず知らずの人が写真を撮ったり、きれいね〜なんて話しかけられて上機嫌だ。
しかしそんな扱いを
【砂雪】1/24の短篇
降り出したときはぼた雪だった。だから今日は積もらないのかと思った。暖かい部屋の中から、窓の外を見やる。降り始めに外が見えるように窓の結露をしっかりと拭いた。その窓がまた一面曇りガラスになる頃、砂雪に変わっていたようだった。
「砂雪」は私だけの呼び名。個人的な感覚的なものだけれど、粉雪という呼び方はしっくりこない。だから、みんなが粉雪と呼ぶ雪のことを私はずっと砂雪と呼んでいる。
砂雪という言葉に
【フラット風】1/23のショート
一見平坦にも見えるあの人だが、近づいてみないと本質はわからない。
「フラット風だけど、そんなことないよね」
仲の良いけいちゃんがよく言う。
「フラット風か、たしかにね。でもさ、そもそもフラット風ってなんなん?」
「そりゃ、感情の起伏がなさそーって意味よ」
「まぁなんとなくわかるけど」
「だからさ絶対人と揉めない。フラット風だから。そうかと思えば、誰とも揉めない形でチクリと毒を刺す物言いをするよね。
1/22のショート【飢えを凌いで渇望】
目の前に出されたものは好き嫌い関係なく食べるのが私の特技。さもないと、私は今すぐにでも飢えてしまう。
今の時代そんなことが存在するのだろうかと思われるかもしれない。しかし貴方が、知らない世界はすぐ隣りにあるのだ。
どんな物も美味しく頂く。それはあらゆる食べ物への平等な心とも言える。食べ物としてぅれてきたのに捨てられてしまう形の悪いもの味の悪いもの。どんなものでも、食べ物としての命をありがたくい
ネップリのコツ〜写実的な絵をプリントする方法
今年は家族の個展を手伝うことを目標に、色々と準備を進めています。
先日は、家にある油絵や水彩のアナログ画をいくつも引っ張り出してきて、ベランダでパシャパシャと写真撮影しました。
そしてネップリへGO!
今回は、ファミマ、ローソンのネップリに登録。
ここでオススメのプリント方法を発見!
家族は写実的な絵を描くのですが、これを敢えて写真プリントで印刷しました。
元の素材の発色が良かったこともある