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ポルトガル発、カレーライスのために生まれたスプーン
食の世界に限った話ではないのかもしれませんが、
道具が大好き!というタイプが、この世界の住人には本当に多いなぁと思います。
料理撮影の現場では、ふとした瞬間に
そういう道具好きな人の“情熱”が垣間見えちゃうことがよくありました。
ピカピカ黒光りする鉄の小さなフライパンがあまりに素敵なので聞いたら
「これは30年もの。柄が折れたので自分でカスタマイズした」とか、
「ゴーヤの芯を取り除く専用スプーン
知らない人のお金で、父とビールを飲んだ話
先週の日曜、父と私は、会ったことのない、知らない人のお金で、ビールを飲んだ。
すぐに答えを言ってしまうのだけど、これは、「小学1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話」を読んで下さった方々が、お礼としてくださった大切なお金。「キナリ杯」の準々優勝をいただいたことを機に、たくさんの人がSNSを通して、父のことを応援してくださった。
noteに、お礼をお金で届ける機能があるということにびっくりしたし
小学1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話
「お父さん、ヌードを撮ってくれませんか。」
もうすぐ30歳になる私が、父に送ったLINE。
「何言ってんだお前、女友達に撮ってもらいなさい!」
そう来るかなと思ったけど、返事はすぐに届いた。
「了解!前日、下着の跡形つかないように!」
正直、「父親」や「夫」としてはあまり自慢できないけれど、「人」としてはすごく面白い。そんな父の前で、小学1年生ぶりに真っ裸になり、ヌードを撮ってもらっ
ママを探す、お父さんとの冒険。
妻はぼくのことをお父さんとよび、ぼくは妻をお母さんと呼んでいる。
でも息子の生きる世界では、だれかにぼくたちのことをパパママと呼ばれることが圧倒的におおい。だから息子はぼくのことをおとーさん、妻のことをママと呼んでいる。
ぼくのことをパパと呼ばないのは、だれかにパパと呼ばれる回数よりも、妻が息子にぼくの話をしている回数がおおいからだとおもう。
この日は職場の食事会が夜にあり、18時す
女児誘拐の疑いで通報、そして真実へ。
昨日、娘と2人で新幹線に乗っていたら誘拐犯と勘違いされて通報される、というショッキング、ある種ユーモラスな出来事があった。
久々にTwitter的な出来事だなあと思ってその件を呟いたら、思いのほか反響があり、さらに妻がnoteに綴ったことも相まってネットニュースになり、今はテレビから取材の申し込みまでぼちぼちある。
そして、ある程度話が広がったということは、いまやインターネットと風物詩ともいえ
弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった
高校から帰ったら、母が大騒ぎしていた。
なんだなんだ、一体どうした。
「良太が万引きしたかも」
良太とは、私の3歳下の弟だ。
生まれつき、ダウン症という病気で、知的障害がある。
大人になった今も、良太の知能レベルは2歳児と同じだ。
ヒトの細胞の染色体が一本多いと、ダウン症になるらしい。
一本得してるはずなのに、不思議ね。
「良太が万引き?あるわけないやろ」
ヒヤリハットを、そういう帽子
あなたとまた手を繋ぐ
久しぶりの外食。子どもたちが成人してからというもの、夫婦二人だけでの食事が多くなってきた。
「いつものでええか」
『イカの鉄板焼き』これが夫の“いつもの”。スペインバルでは比較的どこにでもあって、調理が簡単だからこそ素材の良さやシェフの腕前がよく分かる一品。この料理にお店のオリジナル料理やら本日のお薦め品が追加されていく。
「久しぶりやね、二人で来るのん」
「やっと二人で来れるようになった
いつも小瓶をポケットに入れて
25年も前の話になる。人口8000人のバレンシアの片田舎で、私の外国人嫁としての苦難は予告なしにスタートした。
標準の日本語しか知らない外国人が、いきなり東北弁や沖縄弁でしか存在しない世界に飛び込んだ時を想像してほしい。大学や語学スクールで勉強したのは文法中心の標準スペイン語のみ。公的機関での標準語としてのスペイン語はもちろん存在しても、村での共通語はあくまでもバレンシアの地方言語。
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