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猫記事

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ほっこり笑える猫ちゃんたちの写真、漫画、イラスト記事です。猫記事は実際は200本以上あるのですが多すぎて更新が追いつかず、約130本だけここに収録しています。
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家出した飼猫を一晩中さがし回った

家出した飼猫を一晩中さがし回った

猫のヒメはこの夏で17歳。人間で言えば80歳以上だろうか。

もらわれてきた時から1度も外に出されたことがない。閉め忘れた掃き出し窓からうっかり庭に降りちゃったことは何度かあるが。若い頃は私と夫以外の人前にはけっして出てこなかったから、本来は野性味が強いのだろうが、野原を駆けずり回ったりネズミを捕まえたりすることは、これからもないだろう。

それって、しあわせ? それとも可哀想?

テレビが好きな

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欄干ねこ1本道をゆく

欄干ねこ1本道をゆく

欄干って言葉はもう化石化しているかしらん。ならば尚更使ってみたい、らんかん猫、またの名をレール猫と呼ぶ(私が勝手に。)

欄干猫は高くて細いスペースが好き。そこがたとえ宿敵ワンコの小屋の屋根であろうと。

欄干猫は直線の1本道を歩く。

きゃしゃな足を美しく寄せて瞬時に踏みかえながら。

基本よそ見はしないが途中で雨水をちょいと舐めてみる。

たまにストレッチ必要。

バランスよい体勢で昼寝モード

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世界のスーパーモデル猫(4)~ベンガル

世界のスーパーモデル猫(4)~ベンガル

エメラルドグリーンの目でじっと見つめるヘッダー画像は、ベンガル猫のトールくんです。

アジア南部の森林にいたベンガルヤマネコと家猫との交配を重ねてきたベンガル猫は、まだ野生のDNAがけっこう残っているため、独特の気質をしています。

ちなみに西表島に生息するわが国の天然記念物で絶滅危惧種の「イリオモテヤマネコ」は、ベンガルヤマネコの亜種だそうです。

昨年1月に同シリーズで世界の美猫記事を数回投稿

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熱しやすく冷めやすい情熱から救われたペットたち

熱しやすく冷めやすい情熱から救われたペットたち

やがてフランスからもペットショップがなくなりそうです。2024年から犬や猫の店舗での販売が禁止されることになりました。

これは人々の熱しやすく冷めやすいペットへの情熱に翻弄されてきた動物たちを守るため。衝動買いを防ぎ、飼われている動物が捨てられるのを防ぐためなんですね。

国内外あちこちのサイトから、保護した犬猫やら動物たちの保護経過記録が折々に発信されています。以下は先月分から拾いました。

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ジオラマ食堂の猫さん

ジオラマ食堂の猫さん

にゃん・にゃん・にゃんと続く2月22日は猫の日といわれていますが、今年の今日はさらに2022年の2月22日、100年に1回のほぼゾロ目。こうなったらふさわしい猫記事にしなくちゃね.。腕まくりしてネタを探しました。

ヘッダーに登場したのは巨大な猫ですか?いやいや、ここは大阪天王寺にある鉄道模型をテーマとする「ジオラマ食堂」。鉄道模型愛好家の寺岡直樹さんは2018年にラーメン屋をオープンしました。

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猫と暮らせば

猫と暮らせば

猫は時々あくびをして、自分以外の動物との対決を終わらせます。一説によると「これ以上オイラの時間をムダにするほどの価値はないにゃー」というわけらしいの--------生意気だわね。いや、賢いのか?

一説によると猫は肉食だから種族の繁栄のためには肉を食べなければならないんだ。でも犬はそうでもないらしい。犬にも肉は必要だけど、肉以外のモノを食べて生き残ることができる。猫はヴィーガンやベジタリアンの食事

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猫劇団の個性的な役者たち (1)

猫劇団の個性的な役者たち (1)

日本ではあまり知られていませんが、ロシア人のドミトリー・ククラチェフ氏が1990年に設立し、現在は世界で唯一の猫劇団ともいわれている「ククラチェフのキャット・シアター」。

所属する多数の芸達者な猫たちの中にはCMや映画で活躍するスターもいます。

ヘッダー以下の画像は、昨年末に2人の写真家がこの劇団で1週間を共に過ごしながら、カリスマ性を感じた魅力ある面々を撮影したものです。

カメラを正面から

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猫劇団の個性的な役者たち (2)

猫劇団の個性的な役者たち (2)

ロシア猫劇団の役者たちを撮影した2人の写真家、アレックスさんとベロニカさんは、それ以前は犬の写真ばかりをたくさん撮っていました。

ところが猫の撮影は、犬とは全く勝手が違いました。

猫は犬ほど感情をオモテに出さず、長い間じっと座ってもいられず、カメラには目も向けてくれない。チューチュー、ギシギシ、ピョコピョコと魅力的なノイズをたてても効き目なし。

しかし写真家である以上は、動物たちそれぞれの個

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猫劇団の個性的な役者たち (3)

猫劇団の個性的な役者たち (3)

ククレチェフ猫劇団の猫たちを撮影した写真家さんは、そのあとで劇団から公演に招待され、家族みんなで観てとても楽しかったそうです。

それもそのはず、この劇場はモスクワではすでにレジェンド。子供たちにとって必見の場所らしいですから。

でも、写真家さん一家は今まで一度も見に行ったことがありませんでした。

公演は2時間もあって猫たちはもちろんセリフを一言も発することがなかったのに、少しも退屈することは

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変な猫〜いつだってNO

変な猫〜いつだってNO

この猫の体の模様はちょっと変わっているでしょう?

「なんとなくそんな気はするけど、いったいどこがちがうのかしら」と首をかしげるあなた、よ〜く見ると「NO」をマルで大きく囲んでありませんか。(ヘンなところはこれだけです、スミマセン)

何かと言いづらい「NO」を、最初から体に貼り付けているネコさん。

からだの片側にYESとあればもっと希少価値が上がるかも、惜しいです。

一昨日、相互フォロワーの

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変な猫 2 ~ キメラ

変な猫 2 ~ キメラ

キメラ(chimera)という遺伝変異の元々の語源は、頭がライオン、胴体がヤギ、しっぽが蛇というギリシア神話に登場する怪物でした。

ふつうは1つの受精卵が分裂を繰り返しながら体を形成していくので、細胞の数がどんなに多くなっても中に含まれる遺伝情報は同じなのですが

キメラの場合は、異なる遺伝情報をもつ細胞が1つの体の中に共存しているので、ちょうど接ぎ木をしたような状態になります。https://

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変な猫 3 ~ でかい

変な猫 3 ~ でかい

たいていの人が、この猫を見た時に最初は犬かと思います。

とあるロシア人女性の一家と暮らしているケフィアという大猫は、撮影時に1歳9ヶ月で体重は約12キロでした。

こんなに大きいのが走り回ったら家のなか壊れるでしょ、でもぜったい野放しにはできない、動物園から逃げ出したネコ科獣にも見えるよ、囲って遊ばせる広い庭が必要だな・・とか、大食いにちがいない、トイレの始末もたいへんだろな・・・とか、私なら頭

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変な猫 4 ~ 耳が4つ

変な猫 4 ~ 耳が4つ

突然変異によるキメラ猫の記事を先日載せましたが、今回も神話かファンタジーにでてきそうです。「変な猫」シリーズがたまたま4話目ということに気がついたのだけれど、耳が4つある生後4ヶ月の猫です!

青白い灰色の毛と神秘的な緑色の目を持つロシアンブルーの雑種。「ミダス」という名の子猫は突然変異により、なんと4つの耳を持っています!

耳が大小2セットあるからといって他の猫より聴力が良いわけではなく、何ら

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変な猫 5 〜 きゅうりを食べる

変な猫 5 〜 きゅうりを食べる

猫のマウリは子猫の頃から飼主さんが食べる物をそばから欲しがり、チーズや肉をもらいました。

そのうち、サンドイッチの上にいつも載っている胡瓜のスライスも食べたがりました。

きゅうりは猫が食べても安全だってことなので、少しずつもらいました。

マウリはシャキシャキする食感のものが好きみたい。玉レタスも時々パリパリ噛むけれど、キュウリほど好きでないことは明らかです。

キュウリに似た他の野菜にも反応

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