西 六弦

1948年生まれ。日本の大手総合電機メーカー勤務後、米国・フランスの企業の日本子会社で…

西 六弦

1948年生まれ。日本の大手総合電機メーカー勤務後、米国・フランスの企業の日本子会社で経営に携わる。1979~1985年の6年間London在住。現在の楽しみは山小屋での自然との関わり。

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固定された記事

能登半島地震の経験を教訓に

令和6年能登半島地震では被災者の救出や支援がなかなか進まないようです。その原因をいくつか考えてみると、今後太平洋沿岸で発生が予測されている大地震にも共通すること…

西 六弦
4か月前
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アート・才能

目の前に大きな白紙を置いてみる。そしてその白紙の上に、赤い色をつけた丸い厚紙を何枚も用意する。大きさは大小様々な方が良い。そしてこの赤丸の厚紙を白紙の上に並べて…

西 六弦
2日前

東京集中が日本を壊す

正確には大都市への人口集中というべきかもしれないが、顕著なのは東京への人口及び社会機能の集中である。 東京を攻撃して首都機能を麻痺させれば日本という国は崩壊して…

西 六弦
2日前

国別合計特殊出生率(人類はアフリカ大陸にだけ残る)

先進国の人口は海外からの流入を除けばどこも減少している。最も深刻なのは中国、韓国そして日本。総人口で中国を超えたインドも出生率は低下し続けておりかろうじて2を超…

西 六弦
4日前

少子化の動きは変えられるか?

政府は少子化対策として託児所・保育園の整備の他は経済的支援に重点を置いているように見える。これで果たして問題を解決する方向に動かせるだろうか? 社会学的考察 経…

西 六弦
4日前
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黒い幕ー富士山の見えるローソン前

いっそのことローソンの駐車場に2階建ての展望台(1階は駐車場のまま)を作り有料に見られるようにしたら良いのでは? 駐車場では低すぎるので向かいの建物前の歩道や車…

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6日前

男女平等の勘違い、女性解放運動

日本における女性の権利擁護、権利主張は大正時代に始まった。しかし相次ぐ戦争で世の中はそれどころではなくなった、そして戦後を迎える。 戦後に生まれた団塊の世代は米…

西 六弦
7日前
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「自治体消滅」の調査は半分の真実のみ

全国の多くの自治体で20〜30代の女性人口が30年で半減し自治体が消滅するとの報告がニュースで報道されている。 言うまでもなく人口問題である。しかしこれは問題の深…

西 六弦
7日前
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次の総理大臣は誰だろう?

自民党が補欠選挙で大敗。裏金疑惑を解明することができず、提案してきた法改正も抜け道だらけの無責任なもの。総選挙をすれば自民党は総崩れとなる可能性がある。 しかし…

西 六弦
8日前

報復と制裁

いわゆる報復は存在しない。制裁という名の攻撃は闇の世界の結びつきを強くするだけ。 イスラエルがイランの大規模攻撃に対しての報復としてイラン中部を攻撃したとの報道…

西 六弦
2週間前

子育て支援金

なんと馬鹿げたことだ!子供がいない人から徴収すべきなのになんで子供を育てている人や高齢者まで払うのか? 子供は社会の宝、子供を作らない人たちが費用を負担すべきだ…

西 六弦
3週間前
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子供のいない人から税金を

子供育成の支援補助金について、政府はなぜ国民全体から税金を取ろうとするのか?子供を現に育成している人から徴収するのは理に合わない。更に子供を育て終わった高齢者か…

西 六弦
3週間前

温暖化は怖くない?

なぜならその前に人類は消滅するかも知れないから・・・・。 “ペットは欲しいけど子供は欲しくない”。ある国では街で見かけるのはベビーカーよりもペットを乗せたカート…

西 六弦
3週間前
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独身税

筋からすると“子供育成税"というべきだが、敢えて非難が出そうな目を引くこのタイトルにした。内容は以前投稿したものをよりわかりやすくしたものです。 政府が“子供は…

西 六弦
3週間前
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依存症は病気なのか?

M L B大谷翔平選手の通訳をしていた水原一平氏のギャンブル問題でギャンブル依存症という言葉が頻繁に使われている。私は依存症というのを病気扱いすべきものか疑問に思っ…

西 六弦
3週間前
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人類の戦争

1. 人類の世界からから戦争は無くならない。 2. 獣の争いは食べ物の取り合いが殆どだが、人類は何でも原因になる。 3. 双方に言い分がありどちらも悪い。先に手を出した…

西 六弦
4週間前
1

能登半島地震の経験を教訓に

令和6年能登半島地震では被災者の救出や支援がなかなか進まないようです。その原因をいくつか考えてみると、今後太平洋沿岸で発生が予測されている大地震にも共通することと思われてきました。

障害:
1. 道路が何箇所も寸断されており車の通行が困難である。
2. 海岸が隆起して港が使えなくなっている場所がある。 #1については今までも想定していたことですが 、#2については想定されていたのでしょうか?

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アート・才能

目の前に大きな白紙を置いてみる。そしてその白紙の上に、赤い色をつけた丸い厚紙を何枚も用意する。大きさは大小様々な方が良い。そしてこの赤丸の厚紙を白紙の上に並べてアートを描く課題を出すことを想像して欲しい。

あなたはすぐに作業を開始できますか?

一般の人であればどんな配置にするか、サイズの組み合わせはどうするか色々迷うだろう。ではアートのセンスのある人はどうするか? しばし白紙と赤丸を睨んだ上で

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東京集中が日本を壊す

正確には大都市への人口集中というべきかもしれないが、顕著なのは東京への人口及び社会機能の集中である。

東京を攻撃して首都機能を麻痺させれば日本という国は崩壊してしまう。それはテロリストや仮想敵国による攻撃だけでなく、大きな自然災害(首都直下地震、南海トラフ地震、富士山噴火)が発災した場合も同じである。

そのような重大なリスクにあわなくとも、東京の人口密度は高くなり、地価の高騰、慢性的交通渋滞、

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国別合計特殊出生率(人類はアフリカ大陸にだけ残る)

先進国の人口は海外からの流入を除けばどこも減少している。最も深刻なのは中国、韓国そして日本。総人口で中国を超えたインドも出生率は低下し続けておりかろうじて2を超えている程度である。

アメリカ合衆国中央情報局(CIA)発表の「The World Factbook」によると2023年(推定)の合計特殊出生率は以下のとおり。気になる国だけの抜粋。

台湾 1.09
韓国 1.11
シンガポール 1.1

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少子化の動きは変えられるか?

政府は少子化対策として託児所・保育園の整備の他は経済的支援に重点を置いているように見える。これで果たして問題を解決する方向に動かせるだろうか?

社会学的考察
経済的側面
社会活動の円滑さ

1。社会学的考察
問題は二つある、
① 出生数が減り続けると人類がいつか消滅する。
② 出生数が減り、同時に寿命が伸びているということは年代別人口構成が変化し少子高齢化が進むこと。

日本で考えれば、国土面積

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黒い幕ー富士山の見えるローソン前

いっそのことローソンの駐車場に2階建ての展望台(1階は駐車場のまま)を作り有料に見られるようにしたら良いのでは?
駐車場では低すぎるので向かいの建物前の歩道や車道に人が溢れているのが問題。景色を楽しんでもらい、その分料金を貰えば建設費ぐらいは稼げるのでは?

男女平等の勘違い、女性解放運動

日本における女性の権利擁護、権利主張は大正時代に始まった。しかし相次ぐ戦争で世の中はそれどころではなくなった、そして戦後を迎える。

戦後に生まれた団塊の世代は米国文化の多大な影響を受けた。しかし、それは権利と義務の一方である権利だけを主張する勘違いの自由主義であり、何をするのも自由であるが如き風潮に流された。公徳心は失われ、個人の自由と利益を求めるのが当たり前となってしまった。

こうした中でア

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「自治体消滅」の調査は半分の真実のみ

全国の多くの自治体で20〜30代の女性人口が30年で半減し自治体が消滅するとの報告がニュースで報道されている。

言うまでもなく人口問題である。しかしこれは問題の深刻化についての半分しか指摘していない。

出生数の増減は次のように分解出来る。

1.20〜30代の女性の人数(出産可能女性数)の変化

2.この人たちの中で子供を欲しいと考える人の比率の変化

今回は#1についての指摘であるが、今社会

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次の総理大臣は誰だろう?

自民党が補欠選挙で大敗。裏金疑惑を解明することができず、提案してきた法改正も抜け道だらけの無責任なもの。総選挙をすれば自民党は総崩れとなる可能性がある。

しかし、過去の民主党政権の悪夢を思い出すと野党への政権移管は極めて心配である。こうなると自民党内で村八分になっている石破茂氏、堅実なところで林芳正氏あたりに総理大臣になってもらうしかないのでは?

場合によっては公明党の山口那津男代表になっても

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報復と制裁

いわゆる報復は存在しない。制裁という名の攻撃は闇の世界の結びつきを強くするだけ。

イスラエルがイランの大規模攻撃に対しての報復としてイラン中部を攻撃したとの報道がある。イランがイスラエルを大規模攻撃した時はイランの大使館がイスラエルに爆撃された報復だと報道された。

時系列で並べると、
1.イスラエルによる在シリアのイラン大使館爆撃
2.イランによるイスラエルの大規模攻撃
3.イスラエルによるイ

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子育て支援金

なんと馬鹿げたことだ!子供がいない人から徴収すべきなのになんで子供を育てている人や高齢者まで払うのか?
子供は社会の宝、子供を作らない人たちが費用を負担すべきだろう。結婚しない自由、子供を作らない自由との交換だ。

子供のいない人から税金を

子供育成の支援補助金について、政府はなぜ国民全体から税金を取ろうとするのか?子供を現に育成している人から徴収するのは理に合わない。更に子供を育て終わった高齢者からまで徴収するのもおかしい。

40歳(仮に)を過ぎても子供を養育していない人たちから徴収するのが公平であり、“社会で子供を育てる”という考えに合致すると思う。

結婚しない、結婚しても子供を持たない人たちは、“種の保存”をしない代わりに子

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温暖化は怖くない?

なぜならその前に人類は消滅するかも知れないから・・・・。

“ペットは欲しいけど子供は欲しくない”。ある国では街で見かけるのはベビーカーよりもペットを乗せたカートの方が多くなっているとか・・・TVの報道でちらっと見かけた。いいとこ取りで責任に背を向ける姿勢である。そのために人類は消滅に向かっている。

現在世界の人口は増加しているが、これは発展途上国の人口増によるものであり、先進国では移民を除けば

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独身税

筋からすると“子供育成税"というべきだが、敢えて非難が出そうな目を引くこのタイトルにした。内容は以前投稿したものをよりわかりやすくしたものです。

政府が“子供は社会の宝、社会で育てる”と言って久しいが遅々として進まずである。人口増減の方向を健全な方向に変え、人類の消滅を避けるためには子供を社会で育てるための施策を実行するためには明確な目的税で財源を確保する必要がある。

社会の変化を振り返ると、

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依存症は病気なのか?

M L B大谷翔平選手の通訳をしていた水原一平氏のギャンブル問題でギャンブル依存症という言葉が頻繁に使われている。私は依存症というのを病気扱いすべきものか疑問に思っている。

依存症と言われるものにはギャンブル以外に薬物依存症、アルコール依存症、万引き依存症等がある。又性犯罪者の多くが犯罪を繰り返すことからこれも依存症と言っても良いのだろう。

“行為を反復し止めることができなくなること”と定義す

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人類の戦争

1. 人類の世界からから戦争は無くならない。

2. 獣の争いは食べ物の取り合いが殆どだが、人類は何でも原因になる。

3. 双方に言い分がありどちらも悪い。先に手を出した方が悪いとは言えない、敢えて先手を打たせるのは戦争の常道。

4. 戦争は殺し合いであり、殺されないために相手を殺そうとするもの。

5. 殺し合いにルールはない、ルールは戦争していない人が勝手に作るもの。

6. 勝つためには

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