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ネット・知識・情報・メディア・教養・教育を考えるマガジン

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#生き方

「人気者を目指す」のは魔境への第一歩…

「人気者になりたい!」と目指し憧れる人は多いけれど、そのリスクや危険性を理解している人はどれくらいいるのでしょうね。たくさんの人に知られて、有名になって、ファンができたり褒められたりして承認欲求は満たされるし、お金も入ってくる…富と名声というメリットは確かにあると思います。しかしそれ以上にアンチや誹謗中傷対応など辛く大変なことも多いし、何より発言や行動に制限が加わり、プライベートな時空間やあらゆる

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場の空気で悪に加担できる「人材」が求められる方便の世界

今も昔も酒に溺れたイキリ大学生による迷惑行為というのは何度も問題になってきているし、むしろ「最近の大学生はおとなしくなった」などと言われることも多い昨今ですが、先日(2024年3月)某大学のサークルによる旅館破壊事件というのが世間の注目を集めていました。事件自体はよくわからないことも多く、メディアでも大きく話題になっていることから、また何か裏があるきな臭い事件なのかなぁと感じていたりもします。学生

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メディア情報だけで国際情勢を語る愚

私が今も昔もとても苦手なもの(分野)、国際情勢…。横文字の地名や人名を覚えるのも難しいし、あらゆる地域の地理、歴史、文化、宗教などを把握していないと、到底理解し語ることなどできないなぁと感じています。もちろんどの分野においても完全に把握している人などいないので、わかる範囲でということにはなるのですが、それにしても国際情勢については迂闊に何か言えないなぁと思っているところです(だからnoteネタにな

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フィクションは 闇が深いほど 美化されて…

例によって五七調のタイトルですが…。前回、楽しみが「与えられた娯楽」だけなのはさみしいという記事で、昨今の推し活ブームや人々の娯楽依存傾向に疑問を投げかけるようなことを書いてみました。私があまり推しや娯楽にのめり込まない方がいいと思っている理由の一つとして、フィクション(テレビ、映画、演劇、小説、漫画、アニメ、ゲーム等)というのは基本的に支配層の息のかかった洗脳工作のツールであり、プロパガンダだか

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楽しみが「与えられた娯楽」だけなのはさみしい

一般的に人々が楽しみなことって何だろうと考えると、だいたいなんらかの娯楽に関係したものが思い浮かんできて、テーマパーク、推し活のイベントやライブ、コミケ、ゲームやアニメ、スポーツ観戦、おいしい食べ物、旅行…あたりが多いのかなと思います。娯楽については、苦しい家計と過剰な娯楽依存の謎という記事にも書いていますが、この頃(と言っても2019年)から状況は変わらず、どころかどんどんその傾向が増してきてい

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子どもの純粋な夢、残酷な現実、何も言えない大人…

世の中のしくみを知るようになってから、子どもの純粋な夢やピュアな思いに対して、モヤモヤした気持ちを感じることが多くなりました。「貧困をなくすために国連(機関)で働きたい」「病気の人を助けるために医者になりたい」「人々に夢を与えるようなアイドルになりたい」…といったような類のものです。私は普段子どもと関わることはないのですが、テレビでそういうようなことを言う子を見聞きしたり、そういう思いで何かに向か

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「知らなければ良かった…」を乗り越える

この世には「知らなければ良かった」ということがあるのかな、とたまに考えることがあります。私は世間的に「陰謀論者」と言われるような物の見方で生きている人間なので、ついつい「この世の闇」とか「裏側」「真実」みたいなものを追求してしまうのですが、知ってショックを受けたり、「こんなこと知らなければ良かった」と思うことは一度や二度ではありませんでした。ただ、そう思うのはやはり一瞬で、一度受け入れてしまうとそ

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「投資・ポイ活・ピル」煽りに注意…

私は以前から、メディアや政府等の体制側が持ち上げ推奨するものを疑い、どういった方向に人々を誘導しようとしているのかを察知するのが好き、というかそういう習慣になっています。私がここ数年気になっているのが、主に雑誌記事を中心とした、投資、ポイ活(ポイントをためる活動)、ピルへの誘導でした。雑誌のサブスクを契約しているので、気に入った雑誌や気になる記事をタブレットで読むことが多いのですが、私が読むような

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方便と対症療法まみれの表面的な世界

私は以前から勉強、学問、試験、大学などについて色々と語ることが多いのですが、世に言う「勉強」≒「試験勉強」や大学という存在そのものについて、まさに「方便」だなぁと思うことが多いです。過去にも試験勉強は作業、本当の勉強は独学という記事に似たようなことを書きました。ある目的のために便宜上行うこと、便宜上の存在、というようなニュアンスです。本質的ではなく、中身がない、中身が問われない。また、「試験」とい

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正直に「わからない」と言う誠実さ

コロナ禍でこれまで以上に「デマ」という言葉を主流メディアからたくさん目に、耳にしたなぁと感じています。政府、マスコミ、アカデミズム(御用学者)というのは、本当に「デマ」という言葉が好きなようで、自分たちに都合の悪い情報はすべて「デマ」と言っているように見えます。ワクチンに関する都合の悪い情報など、ことごとくデマ扱いされていますし、それを真に受け鵜呑みにして信じてしまう人が多いことにも驚いています。

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過激になると良い内容も伝わらない

コロナ騒動が起きてから、これまでより一層、他人の人生にどこまで介入できるんだろう?と考えてきた数年間。noteにも日々考えたことを綴ってきましたが、いつまでもぐるぐる考えてしまっています。特にワクチン接種の是非については意見が真っ二つと言っていいほど分かれており、推奨派も否定派もどちらも身体のことを思っているのですが(一部の推奨派は確信犯かも)、前提となる世界観が違いすぎて常に議論は平行線となり、

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「忙しい、忙しい」という現代の退屈

他人は自分を映す鏡と言いますが、コロナ禍で親が在宅で仕事をするようになり、「忙しい、忙しい」と常に愚痴りながら、仕事以外の時間はスクリーン中毒になっている姿を見て、「忙しいと言いながらも本当に退屈な人生なんだろうな…」と思いつつ、そう思ってしまう私も人生に退屈している側面があるんだよなぁ…などと考えていました。自分で選んだ人生なのに、やらされ感ばかり、主体性がなく、愚痴多し。最近、『退屈とポスト・

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「週5」に縛られすぎな学校、仕事、保育園

今年は大学や教育について考えていきたいと昨年末に宣言した通り、教育関係の本などを読んだり調べたりすることが多いです。先日はオランダの教育システムって良いかも、と思い、『オランダの共生教育 学校が〈公共心〉を育てる』(リヒテルズ直子著)という本を読んでいました。ただ、今回書きたいのはオランダの教育システムについてではなく、働き方についてです。この本を読んで、オランダではより柔軟に働けるシステムが整っ

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持ち上げられ、推進されるものの裏を読む

この世の支配のしくみに気づいてからというもの、世の中的に持ち上げられていたり、推進されていたりするもの(事象、人、思想等含む)に非常に敏感になり、警戒するようになりました。どうしても背後にある思惑が気になってしまうんですよね。やたらと推されているタレントやミュージシャン、映画、アニメ、本などもそうですし、「女性の社会進出」や「SDGs」といった思想やムーブメント的なものそうですし、もっと広く言うと

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