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目に映すモノを大事にしない現代



◆有象無象の情報、多種多様な人々の生活が垣間見える現代




便利で分からないこと、気になる情報何でも手軽にネットで見れる現代。

一昔前のネットがあまり普及していない時代ならば、本やTVで知り得た情報も今はその場でスマホ1つで見れてしまう。

そしてインフルエンサーたる者たちが流す、その人の商業的スタイル。他人の生活を一部切り取ったSNSの投稿

真偽や内容の濃さは別にしても、普通に生活しているだけでも受動的にあらゆる情報に浸って生きている現代の私たち。

普通に生活していると慣れてしまって分からなくなるかも知れないが…

情報量の少ない場所で数ヶ月、生活を余儀なくされ、元の生活に帰って来て見ると、匂い、色、形、文字、人の話す声、あらゆる情報の多さで情報疲れ、情報酔いする。

それほどに私たちが普通に生活している環境というのは目に入る情報だけでなく、嗅覚、聴覚、あらゆる情報が多い。

ここで書きたいことは、あえて情報を遮断ことを軽んじてはいけないとことであり、情報を多く取り入れれば入れるほど良い。

という節操なく量を増やすこととは真逆の考えを皆さんにお伝えするつもりであります。



◇情報の取捨選択



何を取り、何を捨てるか?何でもかんでもタダだと思って取りに行くと、部屋の中が物で一杯で整理整頓が大変になり

必要なモノが不必要なモノに埋もれてしまい、余白部分が無くなっていけば精神的に窮屈さを感じてしまうように

受動的に流れて来るものを受け取り続ければ、知らず知らずのうちに脳が疲労して行ってしまします。

匂い、音はその環境下で完全遮断出来ないこともあるでしょうが、視覚情報というのは、自分で見ないようにすることが出来ますよね。

例えば、人間の目というのは漠然と見ている物体でさえ、形、色、名前、場所など、様々な情報を脳が処理しています。

なので、部屋がモノで一杯だとイライラしやすいという人は、目の入る数々のモノの情報を脳が処理しようとしてオーバーヒートしているのかも知れません。

SNSを見続け、自分と関係のない顔も知らない相手の投稿に憤慨してしまう方も、次々と流れて来る情報処理で脳がオーバーヒートし

脳へ危険信号が送られるから、怒り悲しみの感情が激しく巻き起こるのかもしれません。

元はと言えば人間、こんなに多くの情報を得て生き続けた訳ではなく、古来は自分のいる村などのコミュニティの中で情報を共有する程度が関の山で

更に車や電車がなかった時代は産まれた場所を離れずに人生終わる人も珍しくなかった。しかし、今は小さな画面を除けば

海外も宇宙も、ニュースから訳の分からない他人の主義主張(私の)まで何でも見ることが出来るが故に、自分の許容量を超えた情報を取り込まないよう

取捨選択し、不必要な情報を処理に余計なエネルギー、タイムコストを割かないようにしないと、求められるモノが増えている現代社会に置いて

不利に働くのと同時に、スマホの画面ばかり見て、奥さんや恋人の話しをちゃんと聞かないなど

今目の前の本当に大切にする人に使うはずであったエネルギー、時間を無意識に他に割り振ってしまうことで生じる軋轢を生みだします。

要は今、直接的に自分に関係する役立つ情報以外は1度大まかに知れば、後は続報は見ないか、有名人のスキャンダルやインフルエンサーのすったもんだなぞ

自分に関係ないから知らん!と見てしまっても投げ返して、自分の思考の外に追いやる。そして次から遮断する。

目に映る情報は勝手に増えやすいので、増やすよりも減らす方に意識を向ける方が、現代に置いて肝要だと考えます。




■周りの環境も大事なこと



目に映す情報を取捨選択することの肝要さを書いてきましたが、それは自分の周囲の環境や人たちでさえもそうです。

先ほど軽く触れましたが、部屋の中が物で溢れかえっていると、その1つ1つを認識することで脳が使われてしまい

脳疲労を起こしやすくなったり、散らかりやすくストレスに繋がるなど精神衛生上あまり良くなかったりもします。

もちろん何事にも例外はあるので、物に囲まれて生活することで幸福感を感じる方がいるのは重々承知ですが

それでも、自分のキャパシティーを超えない管理出来る物量に収めているハズです。

そして周囲を取り巻く人たちが出す情報も自分に大きく影響を及ぼします。

ミラーニューロン効果という、相手の体験が自分の脳にも伝染する効果が猿にも人間のもあるのをご存知でしょうか?

猿が同じ猿が食物を取った動きを見た際に、自分も食物を取ったかのように脳が反応を示したという実験から来ているミラーニューロン効果ですが

人間の場合は共感性や同調性など、猿よりも高度に相手の体験を自分に取り入れてしまうのが、集団で生きる上で良い所でもあり

それが悪く働くことさえもある。

例えば、泣いている人を見るともらい泣きする。怒っている人、機嫌の悪い人を見るとこっちまで機嫌が悪くなって来る。

あとは集団浅慮という集団の方針やスタイルが自分にも伝染してしまう。

昔の言葉で言う”朱に交われば赤くなる”のように、人は相手の思考、感情が伝染しやすい生き物であり

個体差があるにせよ、大なり小なり他人が出す言動、集団の雰囲気、様々な自分を取り巻く情報に浸ると自分もそれに順応して染まって行きやすいものです。

自分がこういう人間になりたいと思う理想があった場合、その理想と真逆の人間に囲まれ、反面教師的に学んで理想を追求できるか?というと

出来る人もいると想いますが、実際の所は難しいと想います。、

人それぞれ、事情があってその場所に居るので、簡単に環境を変えることは難しいかもしれませんが、自分が得る情報(人や場所)を選ぶことが出来る立場や能力になることが出来れば

嫌な相手や環境も情報を得ずに済みますし、感情伝染し、嫌な言動もなるべくしないで済みます。

それほど人の今、身を置く場所、取り巻く人たちの出す情報というのが自分の今後を左右するほどに大事だということを努々忘れないで欲しいです。




▢一回取り入れたことを厳選して行く方が自分への負荷は減る


買ったあとに使わないけど、いつか使うかもしれないから取って置くというタイプの方もいると想いますが

情報もいちいち取り入れ、自分の中に残し続ければ余計な負荷に繋がります。

部屋が散らかるという例えもそうですが、PCも余計なデータがあると動きが重くなるなどの不調が発生するように

何かする上で、必要最小限の情報に絞って後は捨てても良いと私は思います。

例えば筋トレユーチューバーがみんな言うことが違ってて、どれを信じて良いか?分からないなんてことが…私にはしょっちゅうあるのですが… (;^ω^)

いちいち鵜呑みにし、全てを情報を残していたら相反する理論で迷いが生まれ、動きが悪くなるという

なので、全部取り入れ続けるよりも、これは今の自分には必要ないなと思ったら、極力その情報を一回捨てて見る!という作業も大切かなと

これは筋トレに限らず全てに置いてそうです。

自分の中で、1つ1つの良い所を組み合わせてまとめることが出来ればベストなのですが、そうも上手く行かない場合は同じ事柄の情報の総量を絞って行く

厳選して減らして行くことのが大事であり、また必要になればまたその情報を取りに行けばいいだけですので

要らね=と思えばガンガン断捨離して厳選して行っても良いと考えます。

ただ肝なのが、あえて一回取り入れて不必要と感じたものを捨てて行くという所です。


☆最後に


ニュース、ネットの記事やSNSや様々なコンテンツ、周囲の環境など、自分の目に映すものを厳選し、不必要なものは遮断する。

それは自分が視覚として見る情報がいかに、エネルギーや思考に影響を与えるか?を体感するほど、減らすことの重要性が理解出来ると想います。

誰しも時間と一日の活動量は有限であり、忙しい方は特にそれらをいかに有意義に使っていくか?意識的に分配する必要に迫られると考えます。

という所で今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

そんな優しい真面目な皆さんがより幸せになれますように☆またねー(*^^*)




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