【雑記】今も心に残る1曲

こんにちは、もももと申します。

今日は私がまだ今の会社に入社したての20代前半の頃に出会った、今なお忘れられない思い出の1曲をご紹介させてください。


10数年前、まだ今ほど残業やハラスメントなどに対し、企業コンプライアンスがうるさく問われていなかった時代。


日々の過剰な無償残業や上司の精神的な圧力、自社商品の自己購入などなど、大企業のわりにブラックな要素がとても強かった入社当初。


定年まで無事会社に残れる人間は、ごく僅かだとか言われていました(^^;)


終電ギリギリか、終電を過ぎてタクシーで帰宅しては、翌朝7時には出社して、上司に毎朝売上ノルマについて電話越しに詰められる毎日。


とりあえず、日々売上が数字にならなければ翌日もまた電話越しにネチネチ詰められることは分かり切っており、寝る時間が確保できない肉体的疲労と上司による精神的疲労で、心身ともにボロボロでした。


背景も過程も、根拠も全て無視して掲げられる、やたら高い数値目標。


自分で自社製品を購入して数字さえ作れば、とりあえず上司に詰められるのは免れるから、もうそれでいいや・・・と数字を作るためだけに必要のないものを購入しては処分する日々。


何度も何のために働いているのかを見失い、辞めようかと悩んでは、母の言葉「今逃げたら一生逃げ続ける人生になる」の呪いにも縛られ、身動きが取れなくなっていたあの頃。


体も心も疲れすぎて、歩いていると突然縦揺れを感じて地震かと焦るものの、実際は揺れていなくて眩暈だったなんてこともよくありました(^^;)


いや、それを考えると現在はかなりまともな時代になりましたよね(ノД`)💦 


そんな辛かった20代前半、毎日出社するのが憂鬱だった頃ある1曲に出会い、この曲にとても支えられました。


名曲なので、ご存知の方が多いかもしれません。


今でもこの曲の歌詞とあの日々を思い出すと、様々な思いがこみ上げ胸が熱くなり、涙が出そうになります。


歌の力って本当に凄いですね。


ある冬の朝、いつも通り憂鬱な気持ちを抱えて出社するために歩いていた時、前日になんとなくダウンロードしていた曲の歌詞が耳に入り、大げさではなく私の目の前の世界の色が変わりました。


その曲がこちらです。


『終わりなき旅』Mr.Children


『J-Lyric.net』さんより引用させて頂きます。

歌:Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿


息を切らしてさ 駆け抜けた道を
振り返りはしないのさ
ただ未来だけを見据えながら 放つ願い
カンナみたいにね 命を削ってさ
情熱を灯しては
また光と影を連れて 進むんだ


大きな声で 声をからして
愛されたいと歌っているんだよ
「ガキじゃあるまいし」
自分に言い聞かすけど
また答え探してしまう


閉ざされたドアの向こうに
新しい何かが待っていて
きっと きっとって 僕を動かしてる
いいことばかりでは無いさ
でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す
終わりなき旅


誰と話しても 誰かと過ごしても
寂しさは募るけど
どこかに自分を必要としてる人がいる
憂鬱な恋に 胸が痛んで
愛されたいと泣いていたんだろう
心配ないぜ 時は無情な程に
全てを洗い流してくれる


難しく考え出すと
結局全てが嫌になって
そっと そっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が
登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ


時代は混乱し続け その代償を探す
人はつじつまを合わす様に
型にはまってく
誰の真似もすんな 君は君でいい
生きる為のレシピなんてない ないさ



息を切らしてさ 駆け抜けた道を
振り返りはしないのさ
ただ未来へと夢を乗せて


閉ざされたドアの向こうに
新しい何かが待っていて
きっと きっとって 君を動かしてる
いいことばかりでは無いさ
でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して


胸に抱え込んだ迷いが
プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ
さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す
終わりなき旅


毎日、本当に出社するのが辛くて憂鬱でした。


何度も辞めてやろうと、上司と大喧嘩したこともあったし、生意気にも上司に退職願を叩きつけたこともありました。


マジで上司の家燃えればいいのに・・・とか毎日思ってました(ノД`)💦


それでも、きっと会社を辞めずに今も働き続けていられるのは、間違いなくこの曲のこのフレーズに出会い支えられたからだと思っています。


『難しく考え出すと結局全てが嫌になって、そっとそっと逃げ出したくなるけど、高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな。』


確かに高ければ高い壁の方が登った時気持ち良いはずだし、自分は絶対にその壁を登れるはず!そう信じて乗り切ることが出来たのだと思います。


今となってはこの曲に頼らなくてはならないほど辛い局面に遭遇すること自体がそれほどありませんが、それでも私の中で心に残る1曲を挙げろと言われたら、間違いなくこの曲を挙げます。


今辛いことがあって身動きが取れなくなってしまっている方。なにか大変なことに向き合わなければならない方。


ぜひ、一度聴いてみて頂きたい曲です。とても、とても心に刺さる1曲です。


この曲をこの世に生み落としてくれた桜井さんに感謝ですね( ;∀;)


つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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