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射手座×獅子座 の言葉紡ぎ。現実と脳内の行間。

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生きてる

気付けば随分と更新していなくて 更新していない間はほぼ毎日死にたかった。 死にたいと思った数より、 ほんの少しだけ多く 死んではダメだと思った数が多くて わたしは今…

amidosan
3年前
1

わたしのいとしい、かいじゅう16

わたしは誰にもわたしの創造を邪魔されたくない。 指図もされたくない。値札なんか貼られたくない。 魂の肉片を時間のピースを。 汚されたくない。 それが優しさでも、愛で…

amidosan
3年前
4

わたしのいとしい、かいじゅう15

自分の矛盾の正体がわかったんだ。 わかっていたんだ。 だけど、それを認めてしまうと そっくりなあんたとわたしの違いが はっきりと、くっきりとしてしまって もう 俺…

amidosan
3年前
3

わたしのいとしい、かいじゅう14

何者かになろうと必死だったから 自分を置き去りにした。 何者にもなれないのだと知って 何者になるのもやめた。 自分は置いてきたまんま。 ずっとそうしてろよ。 いつか…

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4年前
6

わたしのいとしい、かいじゅう13

死にたいは死にたいんじゃなくて わたしのままで生きたい、なのだ。 我慢して殺してる自分をやめたい、なのだ。 エネルギーを受けすぎる。 もらいすぎる。 敏感すぎる自…

amidosan
4年前
3

わたしのいとしい、かいじゅう12

全部無視できるくらい自分に夢中になりたい。 繊細だねと言われるのが大嫌いだった。 いや、今もかも知れん。 デリケートだねと言われるのは もっと嫌い。 弱いねって言…

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4年前
4

わたしのいとしい、かいじゅう11

自分だけが粉ふるいにしがみついてるような そんな感覚ってみんなあるんかな。 あるんやとしたら、どうしてそんなに 平気な顔して生きていけるん。 毎日体が重くて 寝る…

amidosan
4年前
5

わたしのいとしい、かいじゅう10

あまりに天気が良くて 1時間かけて歩いて実家に帰った。 買ったばかりのワイヤレスイヤホンで ランダムに流れてくる音楽のどれも 旦那の顔が浮かんだ。 制服を着てるとき …

amidosan
4年前
4

わたしのいとしい、かいじゅう 9

今日も出来ないことばかり数えて 落ち込んでたけど 少しだけ気持ちが上を向いた。 旦那が頼ってくれたこと。 いつもよりよく眠れたこと。 戦友が私に寄り添ってくれたこと…

amidosan
4年前
7

わたしのいとしい、かいじゅう 8

LINEを送るのが怖い。 SNSを開くのが怖い。 別に攻撃されたわけでもないのに。 情報に溺れる感じがして怖い。 自分の声を聴きたくて耳をすませてるのに なにも聞こえない…

amidosan
4年前
3

わたしのいとしい、かいじゅう 7

今日もわたしの中のかいじゅうは大忙しだ。 カーテンを開ける前にわかる。 今日は雨だ。 朝の心地よい冷たさは好きなのに 身体は動かなくて 晴れたら晴れたでまたしんどい…

amidosan
4年前
6

わたしのいとしい、かいじゅう 6

一日中感情ジェットコースター。 うんざりした顔は見せないで。 わたしが一番うんざりしてる。 その反応が怖くて 誰にも心の底から助けてなんて言えなくなった。 上がった…

amidosan
4年前
3

わたしのいとしい、かいじゅう 5

今日はいつもの死にたい日だ。 今日寝て起きて明日朝が来て仕事に行く。 何もない何気ない死にたい日だ。 情けなくてみっともなくて 寂しくていつも通りの死にたい日だ。 …

amidosan
4年前
3

わたしのいとしい、かいじゅう 4

なんて可愛らしい人なんだ。 自分の母親に対して初めてそんなこと思った。 父が今日の昼に一般病棟に移ったらしい。 よかったねと電話をかけると 分かり易すぎるほど母が…

amidosan
4年前
2

わたしのいとしい、かいじゅう 3

だから5月は嫌いよ。 そういって電話を切った母親の声が いつも通りだったことが わたしを不安にさせないでいてくれた。 昨日の仕事の疲れが残ったまま 目覚ましが鳴るよ…

amidosan
4年前
4

わたしのいとしい、かいじゅう 2

社会復帰は思いの外いつも通りで あれ?休んでたっけ? というくらい私を日常に ぽんっと落とした。 仕事が始まったら当たり前を大切にすると決めてた。 まずは挨拶から…

amidosan
4年前
5
生きてる

生きてる

気付けば随分と更新していなくて
更新していない間はほぼ毎日死にたかった。
死にたいと思った数より、
ほんの少しだけ多く
死んではダメだと思った数が多くて
わたしは今日も仕事へ向かう。

33にもなって
仕事に行きたくないと泣いた日もあった

特別何かを言われたわけでもない
何かをされたわけでもない
役職にもついて
それなりに人間関係も悪くない。
とびきり愛してくれる旦那がいて
両親は生きていて

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わたしのいとしい、かいじゅう16

わたしのいとしい、かいじゅう16

わたしは誰にもわたしの創造を邪魔されたくない。
指図もされたくない。値札なんか貼られたくない。
魂の肉片を時間のピースを。
汚されたくない。
それが優しさでも、愛でも。

私1人戦っている気がしてた。

わたしも戦ってたんだね。
私が外側向いて社会性とか普通とかに
なんとか適応しようと必死になってる間も。
ずっとかいじゅうと2人ぼっち。
暴れん坊のかいじゅうを守ってたんだね。
噛みつかれながら、た

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わたしのいとしい、かいじゅう15

わたしのいとしい、かいじゅう15

自分の矛盾の正体がわかったんだ。

わかっていたんだ。

だけど、それを認めてしまうと
そっくりなあんたとわたしの違いが
はっきりと、くっきりとしてしまって
もう

俺たちは似たもの同士だから

とは言ってもらえなくなるのが
馬鹿みたいに怖かった。

懐かしい人を思い出すもんだ。

違うから出会えたのにね
その違和感を愛したはずなのにね
欲張って
なんとかあんたをわたしに溶かそうとした。

そんな

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わたしのいとしい、かいじゅう14

わたしのいとしい、かいじゅう14

何者かになろうと必死だったから
自分を置き去りにした。
何者にもなれないのだと知って
何者になるのもやめた。
自分は置いてきたまんま。

ずっとそうしてろよ。

いつか別れたあの人が言った言葉の通り
そのまんまになってしまった自分で
ようやく気付いた。
あの苛立ちはわたしに向けたものじゃなく
彼が彼自身に向けたものだったのに。
他者とのエネルギーの境目がわからずに
全てを飲み込んでしまった。

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わたしのいとしい、かいじゅう13

わたしのいとしい、かいじゅう13

死にたいは死にたいんじゃなくて
わたしのままで生きたい、なのだ。

我慢して殺してる自分をやめたい、なのだ。

エネルギーを受けすぎる。
もらいすぎる。
敏感すぎる自分が大嫌いだ。

大嫌いだったけど
この自分があったから
今のわたしがいるんだ。

怖いね、
傷つくのも傷つけるのも。
もう一度失うのも
あの寂しさも。

だけど怖いのは
手にしたことがあるからだ。

その暖かさを強さを優しさを
知っ

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わたしのいとしい、かいじゅう12

わたしのいとしい、かいじゅう12

全部無視できるくらい自分に夢中になりたい。

繊細だねと言われるのが大嫌いだった。
いや、今もかも知れん。
デリケートだねと言われるのは もっと嫌い。

弱いねって言われてるみたいで嫌。

気候に左右されまくるのも
他人のエネルギーを感じすぎるのも
言葉尻を読みすぎるのも
楽ではない。

だけどこれがなくなるのは
もっと嫌なんだ、たぶん。

わたしのかいじゅうは扱いづらい。
だからかいじゅうなんだ

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わたしのいとしい、かいじゅう11

わたしのいとしい、かいじゅう11

自分だけが粉ふるいにしがみついてるような
そんな感覚ってみんなあるんかな。
あるんやとしたら、どうしてそんなに
平気な顔して生きていけるん。

毎日体が重くて

寝る間も惜しんで
食べることも忘れて
夢中になれた仕事も
遊ぶより抱き合うより
わたしを幸せにしたお客様の笑顔が
つまらない毎日が楽しくなる
おまじないみたいなものづくりも

命をかけてでも守りたいと思っていた仲間を
裏切れるはずがないと

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わたしのいとしい、かいじゅう10

わたしのいとしい、かいじゅう10

あまりに天気が良くて
1時間かけて歩いて実家に帰った。
買ったばかりのワイヤレスイヤホンで
ランダムに流れてくる音楽のどれも
旦那の顔が浮かんだ。

制服を着てるとき
授業中寝てるとき
ケンカみたいになったとき
疎遠になったとき
再開したとき
付き合いはじめたとき
プロポーズしてくれたとき
昨日の寝顔
朝の見送り

なかなか治らない病気の苛立ちを
持て余してぶつけたとき

眠れないわたしが眠れたと

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わたしのいとしい、かいじゅう 9

わたしのいとしい、かいじゅう 9

今日も出来ないことばかり数えて
落ち込んでたけど
少しだけ気持ちが上を向いた。

旦那が頼ってくれたこと。
いつもよりよく眠れたこと。
戦友が私に寄り添ってくれたこと。
一緒に考えてくれたこと。
明日父が退院すること。
姪が上手におっぱいを飲めるようになったこと。
母と昼間にゴロゴロしながらドラマを見たこと。
洗濯をしたこと。
掃除をしたこと。
ご飯を作ったこと。

わたしが私をちゃんとかまってあ

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わたしのいとしい、かいじゅう 8

わたしのいとしい、かいじゅう 8

LINEを送るのが怖い。
SNSを開くのが怖い。
別に攻撃されたわけでもないのに。

情報に溺れる感じがして怖い。

自分の声を聴きたくて耳をすませてるのに
なにも聞こえない。

みんなどうやって普通の毎日を過ごしているの
みんなどうやって穏やかな時間を手に入れるの

今日は空が青い死にたい日だ。

わたしのいとしい、かいじゅう 7

わたしのいとしい、かいじゅう 7

今日もわたしの中のかいじゅうは大忙しだ。
カーテンを開ける前にわかる。
今日は雨だ。

朝の心地よい冷たさは好きなのに
身体は動かなくて
晴れたら晴れたでまたしんどい。

自分だけがこの世の中とミスマッチで
誰になにを言われたわけでもないのに
常に感じる疎外感はいつからわたしの中に
巣を作ってしまったんだろうか。
それともはじめからあったんだろうか。

わたしはものづくりの人だ。
誰かと繋がれるの

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わたしのいとしい、かいじゅう 6

わたしのいとしい、かいじゅう 6

一日中感情ジェットコースター。
うんざりした顔は見せないで。
わたしが一番うんざりしてる。
その反応が怖くて
誰にも心の底から助けてなんて言えなくなった。

上がったり落ちたり大忙し。
3分前までのテンションなんて
嘘みたいに急降下。

理由がわかればいいのにね。
そしたらちゃんと説明できるのにね。

手を繋いでハグして
約束のおやすみのキスをしてって
疲れてるあなたを起こしたりなんて出来なくて。

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わたしのいとしい、かいじゅう 5

わたしのいとしい、かいじゅう 5

今日はいつもの死にたい日だ。
今日寝て起きて明日朝が来て仕事に行く。
何もない何気ない死にたい日だ。
情けなくてみっともなくて
寂しくていつも通りの死にたい日だ。

こんな日は
焦らなくても私たちは平等に死を握っている。
焦らなくてもわたしはちゃんと死ぬ。
それが救いだったりする。

ミキサーに入れて
自分をハンバーグにしたい死にたい日だ。
湯船の中でバブみたいに消えたい死にたい日だ。

隣で眠る

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わたしのいとしい、かいじゅう 4

わたしのいとしい、かいじゅう 4

なんて可愛らしい人なんだ。

自分の母親に対して初めてそんなこと思った。
父が今日の昼に一般病棟に移ったらしい。
よかったねと電話をかけると
分かり易すぎるほど母が浮かれていた。
声が弾みまくっていて
笑ってしまった。

いつも眉間にシワを寄せて
小言ばかり言って
おせっかいで世話焼きで
困ってる人をほっとけない
気丈な母が
そんな母でいれるのは。

紛れもなく
親父ギャグばかりで
寝てるかゲーム

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わたしのいとしい、かいじゅう 3

わたしのいとしい、かいじゅう 3

だから5月は嫌いよ。

そういって電話を切った母親の声が
いつも通りだったことが
わたしを不安にさせないでいてくれた。

昨日の仕事の疲れが残ったまま
目覚ましが鳴るより先に目が覚めた。
スマホを見ると07:54
絵文字のないLINE通知がはっきりと見えた。

お父さんが入院しました。電話ください。
母より

頭が起きないまま電話をかけた。
集中治療室と同意書という単語
そして
母が5月が嫌いだと

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わたしのいとしい、かいじゅう 2

わたしのいとしい、かいじゅう 2

社会復帰は思いの外いつも通りで
あれ?休んでたっけ?
というくらい私を日常に
ぽんっと落とした。

仕事が始まったら当たり前を大切にすると決めてた。

まずは挨拶から。

エレーベーターに乗っても
ドアを開けても
ドアを開けてもらっても
おはようございます、お疲れ様です、
そのどれも一方通行だった。

マスクのせいで聞こえなかったかな。

ソーシャルディスタンスを守るべく
言葉は交わさないけど少し

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