オンコリンカス

のんびり思い出や、忘れたくないこと、今思ったこと等を書いてます。

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記事一覧

やることが多すぎる時、なんも手につかなくなる癖が発動しちゃう。
やっぱ一つずつ片付けないとなぁ。

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浦桃金太郎

産業廃棄物で汚染された浜辺で、一機のカメ型潜水ポッドが打ち上げられている。近年普及した、個人用完全AI操縦の水中ポッドだ。 その周りでは、5人の汚い身なりの男たち…

赤染青狸

彼らはまだ気づいていないようだ。 というより、これに気づけと言う方が無理な話だ。 ぼくの作戦は完璧なんだよ。なんたって未来からやってきたんだからね。 ぼくは、未…

外界夜 夢中

あの顔は、見たことがある気がする。 これまでに、何万、何十万もの顔を見てきた私にとって、その顔はそんな中の一つに過ぎない。 大抵の顔の主は少年で、いつもこちらを…

不眠夜回顧録

「あぁもう、まただよ、最悪。」 深夜2時、冴え渡る感覚を持て余しながら、僕は横になっている。 真っ暗な中、わずかに見えるのは壁にかかったデジタル時計。 今日は、…

季節の匂い

季節には、それぞれ異なった匂いがあります。   というか、少なくとも私はそう感じています。 春は、ほんのり甘く暖かい、ほのかに香る匂い。 夏は、甘くて濃い、けれ…

初恋

初恋とは、 いったいどこの時点から言うのだろうか。 まだ恋が何かもわからなかった頃、 保育園で、あの人とした結婚の約束。 習い事で出会った、明るく気さくなあの人か…

満足のなぞ

満足:完全なこと。十分であること。不平不満のないこと     今の私は、この環境や生活、自分を取り巻く全てにおいて、満足しているのだろうか。 というか、満足とは…

一つ一つ

何かを頑張ろうとし始めると、今まで見てなかった他の頑張らなくちゃいけないものが、次から次へと出てきます。だけど、何も頑張っていないと、そんなものは出てきません。…

普通とは

色々忙しくて、投稿がつい後回しになってしまいました。つまらない話ですが、よければ、どうぞ。 普通  夏が、いつのまにか秋になって、そしてまた知らぬ間に冬になって…

生きてると、どうしても馬が合わない人って出てくる。だからといってあからさまに避けることはできないし、相手に指摘するのも気が引けるし、、。適当にかわそうとしても相手は馬が合わないとは思ってなさそうで、どんどんくるし、、。どうすれば正解なのだろう。

から元気とは

から元気とは、なんなのか。 から元気。、、、空元気。 それは、他人に対して、自分が元気だよというアピールでしかない? 本当にそうだろうか。僕は今日、とても元気な…

バイト先の後輩の恋愛話を聞いていたら、なんか自分も青春したいなって。でも、また傷つきたくはないなって。2つの狭間にいる今日であります。

良い人に限って、異性関係が破綻していたりすることがよくあるけど、
本当は「良い人に限って」だからじゃなくて、「良い人だからこそ」なのかもしれないと思った。

知らん間に惹きつけてる人。

 どもども、お久しぶりです。 失恋から少しは立ち直った大学生です。まぁ、少し、、笑。 さて、今日は僕が最近出会った女性の先輩について思うことがあったので書きたい…

匂いってすごい

大学へ向かう途中、ふと香った金木犀の匂いによって、なんだか一日元気に過ごせそうと感じた僕であります。 最近、匂いというものの重要さに気づいてきました。 匂いは、…

やることが多すぎる時、なんも手につかなくなる癖が発動しちゃう。
やっぱ一つずつ片付けないとなぁ。

浦桃金太郎

産業廃棄物で汚染された浜辺で、一機のカメ型潜水ポッドが打ち上げられている。近年普及した、個人用完全AI操縦の水中ポッドだ。

その周りでは、5人の汚い身なりの男たちが車に向かって落ちている金属片を投げつけている。

「おいおい、車が可哀想じゃないか。この美味すぎるきび団子をやるから、さっさと家に帰りな。」

浦桃金太郎はそう言うと、担いでいる斧の柄の端を捻り、そこからきび団子を取り出した。きびだん

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赤染青狸

彼らはまだ気づいていないようだ。
というより、これに気づけと言う方が無理な話だ。

ぼくの作戦は完璧なんだよ。なんたって未来からやってきたんだからね。

ぼくは、未来に生まれ、未来を見てきた。

完璧じゃないぼくは、どこへ行っても除け者扱い。なんてったって、ネジが外れているものね。行く宛なんてなかったさ。ただただ、世界を放浪していた。

時には過去を見たり、さらに未来を見に行ったりしたよ。もちろん

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外界夜 夢中

あの顔は、見たことがある気がする。

これまでに、何万、何十万もの顔を見てきた私にとって、その顔はそんな中の一つに過ぎない。

大抵の顔の主は少年で、いつもこちらをまじまじと見つめている。

だが今、目の前にいるのは、20を少し過ぎたくらいの男だ。

今、目の前に立っている男も、かつては少年であった。

かつての、希望に満ち煌めく瞳はそこには無い。

けれども、真剣な眼差しでこちらの世界を見ていた

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不眠夜回顧録

「あぁもう、まただよ、最悪。」

深夜2時、冴え渡る感覚を持て余しながら、僕は横になっている。
真っ暗な中、わずかに見えるのは壁にかかったデジタル時計。

今日は、年に数回ある、全く眠れない夜。

理由はなぜだかわからないけど、鼓動は休まることを知らないみたいに、大きく拍動する。
別に気温が高いとか、低いとか、そんなせいではない。ただ、眠りにつくことを、体が拒絶する。

「明日は早いんだから、さっ

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季節の匂い

季節には、それぞれ異なった匂いがあります。  

というか、少なくとも私はそう感じています。

春は、ほんのり甘く暖かい、ほのかに香る匂い。

夏は、甘くて濃い、けれどすっきりとした匂い。

秋は、何か少し足りない気持ちになる、のんびりとした深い匂い。

冬は、さっぱりと、さらさらとした心地の良い匂い。

最近では、夕暮れ時の匂いを感じると、昔のことをよく思い出します。

一日中何も考えず野山を走

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初恋

初恋とは、
いったいどこの時点から言うのだろうか。

まだ恋が何かもわからなかった頃、
保育園で、あの人とした結婚の約束。

習い事で出会った、明るく気さくなあの人からの、バレンタインチョコ。

幼馴染から呼び出され、ドキドキの中、告白された日。

そのどれも、相手の名前から、場所はどこだったのかまで、今でもはっきりと覚えている。

ふとした時に、その人たちのことを思い出す。

ふとした時に、その

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満足のなぞ

満足:完全なこと。十分であること。不平不満のないこと   

 今の私は、この環境や生活、自分を取り巻く全てにおいて、満足しているのだろうか。
というか、満足とはなんぞや。

唐突に浮かんだこの疑問の答えが気になってしようがない。

「満ちる」+「足りる」
から成るこの熟語は、その片方の漢字からも容易に想像できるような意味しか持たない。となると、この疑問の答えを出すのは簡単だと思われる。

そう、

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一つ一つ

何かを頑張ろうとし始めると、今まで見てなかった他の頑張らなくちゃいけないものが、次から次へと出てきます。だけど、何も頑張っていないと、そんなものは出てきません。おそらく見えていないだけで、やるべきことは徐々に積もっていっているのでしょう。だからやる気がでた時にすぐに頑張らないと、後々めんどくさくなります。

と、言う事にテスト1週間前に気付きました

普通とは

普通とは

色々忙しくて、投稿がつい後回しになってしまいました。つまらない話ですが、よければ、どうぞ。

普通

 夏が、いつのまにか秋になって、そしてまた知らぬ間に冬になっていた。
2021年はあっという間に終わろうとしている。

そして、ついに私には成人式がやってくる。
いつのまに20歳になっていたのだろうか。ボケっと過ごしていたら、もうこんな歳なのか。

20歳は、もう立派な大人である。子供の頃のように

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生きてると、どうしても馬が合わない人って出てくる。だからといってあからさまに避けることはできないし、相手に指摘するのも気が引けるし、、。適当にかわそうとしても相手は馬が合わないとは思ってなさそうで、どんどんくるし、、。どうすれば正解なのだろう。

から元気とは

から元気とは

から元気とは、なんなのか。

から元気。、、、空元気。
それは、他人に対して、自分が元気だよというアピールでしかない?

本当にそうだろうか。僕は今日、とても元気な方にお会いした。僕より一回りくらい年齢が上の人だ。何事も楽しそうに話したり、行動している。

何があったからとか、詳しいことは言わないが、その人は、今日泣いていた。

別に格別親しいわけでもなく、でも心配になった。

なぜ泣いていたのか

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バイト先の後輩の恋愛話を聞いていたら、なんか自分も青春したいなって。でも、また傷つきたくはないなって。2つの狭間にいる今日であります。

良い人に限って、異性関係が破綻していたりすることがよくあるけど、
本当は「良い人に限って」だからじゃなくて、「良い人だからこそ」なのかもしれないと思った。

知らん間に惹きつけてる人。

 どもども、お久しぶりです。
失恋から少しは立ち直った大学生です。まぁ、少し、、笑。

さて、今日は僕が最近出会った女性の先輩について思うことがあったので書きたいと思います。

彼女は姉御肌な雰囲気で、とても気さくに話しかけてくれる頼れる先輩であります。
先日、彼女と一緒に帰り道を歩いていた際、恋愛関係の話をしました。
僕は、同性の人と恋愛話をするのが恥ずかしく、今まで異性とばかりそういう話をして

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匂いってすごい

匂いってすごい

大学へ向かう途中、ふと香った金木犀の匂いによって、なんだか一日元気に過ごせそうと感じた僕であります。

最近、匂いというものの重要さに気づいてきました。
匂いは、それだけで過去の記憶や思い出を想起させる事ができます。

匂いというものは、自分たちが思っている以上にとても意味のあるものなのかも知れません。

そんな僕には、大好きな匂いが3つあります。 

①金木犀の匂い
②母親の服の匂い
③大好きな

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