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踏み出す一歩がここで見つかる。「星や宇宙を仕事に!」イベント開催にかける想い-対談(前編)イワシロアヤカ/risa
「星や宇宙を仕事にする。」宇宙好きなら、一度は夢見ることかもしれない。
10年ほど前まで、その実現の方法は研究職や関連企業への就職が主なルートだった。でも今はもっと選択肢がある。宇宙を扱う業界も増えたし、Youtuberや星空ガイドとして個人起業する道もある。
しかし一方で、仕事にすることへの不安を抱える人が多いのも事実。そんな人のために、ビジネスとして成り立たせる方法を探り、仲間同士の交流を図る
6年で宇宙探査はどれだけ進んだか?②月編・その2-小野雅裕
6年で人類の宇宙探査はどれほど前進したか。
前回の「月編その1」では、アポロ以来忘れられていた月面探査が、6年前の2018年に始まったCLPSとHLSプログラムにより、民間企業の力を活用して再び盛り上がってきた経緯を書いた。その続きをお送りする。
なお、本シリーズは4月末に「火星編」、その後に「地球外生命探査編」と続く予定である。
日本の挑戦〜OMOTENASHI、HAKUTO-R、SLIM
エイハブの六分儀-西香織
【今月の星空案内】
星空の模様替え、進んでいますね。主張強めの冬の星座は西へ、南の空には眠たげでひかえめな印象の春の星々がのんびりと高く昇ってきています。
宵時の南西の空の冬の大三角は、オリオン座のベテルギウスとおおいぬ座のシリウスそして、こいぬ座のプロキオンで形づくられています。その上にならんだ2つの星はふたご座の右からカストルとポルックスです。オリオン座のかたむき加減に、冬の終わりを実感し
6年で宇宙探査はどれだけ進んだか?①月編・その1 -小野雅裕
6年で赤ちゃんは小学生になり、小学生は中学生に、中学生は大学生に、大学生は社会人になる。人の一生の時間軸で、短いようで長い一区切り。それが6年だ。
6年前の2018年、拙著『宇宙に命はあるのか』が上梓され、読者の皆さんの熱い応援のおかげで5万部のヒットとなった。200年前のSFから話を起こし、宇宙探査の最前線から、人類が「ホモ・アストロルム」に進化する数千・数万年後までを描いた本だ。
その「最
宇宙とは何か vol.10「量子論と宇宙論」松原隆彦
高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(KEK素核研)で宇宙論の研究にあたる松原隆彦教授による、「宇宙とは何か」の講義をお届けします。最終回となる今回は、現代の宇宙論を理解するうえでは避けては通れない、量子論(量子力学)の紹介です。
※この原稿は、2024年1月7日発売の『宇宙とは何か』(松原隆彦/SB新書)を元に抜粋しています。
量子力学の登場宇宙とは何かを探るのに、避けて通れないの
宇宙とは何か vol.09「宇宙の構造」松原隆彦
高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(KEK素核研)で宇宙論の研究にあたる松原隆彦教授による、「宇宙とは何か」の講義をお届けします。今回は第9回(全10回予定)。宇宙はどういう構造をしているのか、そしてそれは、どの程度確からしいのか……?
※この原稿は、2024年1月7日発売の『宇宙とは何か』(松原隆彦/SB新書)を元に抜粋しています。
星の欠片でできている恒星は核融合で光っているわ
エイハブの六分儀-西香織
【今月の星空案内】
鶯もハクションと鳴く春の夢
花粉センサーが起動し始めました。まずは、今が旬の冬から春の星座をご案内しましょう。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結んでできる大きな冬の大三角は少しずつ西に傾きつつあります。
冬の大三角の真上で、ちょこちょこんと仲良くならんでいる2つの星はふたご座の星です。右(西)の星がお兄さんのカストル、左(東)の星が弟
宇宙とは何か vol.08「星と銀河の運命」松原隆彦
高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(KEK素核研)で宇宙論の研究にあたる松原隆彦教授による、「宇宙とは何か」の講義をお届けします。
今回は第8回。星と銀河、銀河団、そして超銀河団。その運命を握るダークマターとダークエネルギーとは?
※この原稿は、2024年1月7日発売の『宇宙とは何か』(松原隆彦/SB新書)を元に抜粋しています。
星はどのようにできたのか?宇宙が生まれたばかりの頃は
【スターバックの本棚】心ってどこにあるのでしょう? こんのひとみ 文・いもとようこ 絵 / 金の星社発刊 / 隆祥館書店 二村知子
こんのひとみ さんと& いもとようこさんの あたたかい文と絵でおくる“心のえほん”
心ってどこにあるとおもう?むねかな…?
すきなひとのまえだったりはずかしくなったりするとあかくなるのはどこ?
赤くなるのは、ほっぺだからほっぺ? ドキドキするから胸? いやなことがあると痛くなるからおなかかな。犬の心はしっぽかもしれない。いろんな涙があるから目かも…。
いやなことがあるといたくなるのは?
いった
幸運をもたらすもの(いっかくじゅう座)-ミツマチヨシコ
今年はうるう年。一日多い二月ですね。
4年に一度の日、と言われると特別な感じがして少しそわそわします。
そして現在別な意味でそわそわしているのですが…
…先日、電車内でお財布を落としてしまい、気づいてすぐ戻ったものの
まだ見つからず、あああだれか拾ったならすぐ届けてー!!と内心悲鳴を上げております。
今はちょっとした幸運も欲しい。
そんな気持ちを込めて、空を見上げればすぐに手に入りそうな幸運を捕
宇宙とは何か vol.07「温度ゆらぎ」松原隆彦
高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(KEK素核研)で宇宙論の研究にあたる松原隆彦教授による、「宇宙とは何か」の講義をお届けします。今回は第7回。松原先生を宇宙論の研究に突き動かした、「宇宙マイクロ波背景放射」とは?
※この原稿は、2024年1月7日発売の『宇宙とは何か』(松原隆彦/SB新書)を元に抜粋しています。
宇宙の「晴れ上がり」さて、少し話を戻しましょう。宇宙に「始まり」があ