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Goodpatch Anywhereのすべて

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フルリモートのデザインチーム、Goodpatch Anywhereについてのnoteをまとめます。 面白いと思ったらメンバーに応募してみてください。フリーランス 、副業大歓迎!… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

「もっと時間があればなぁ」と一年を振り返ったあなたに送る、有効な時間を10倍にする方法。

「もっと時間があればなぁ」と一年を振り返ったあなたに送る、有効な時間を10倍にする方法。

はじめまして齋藤です。タイトルはほぼ釣りですが、テクノロジーを活用して、業務効率アップ!生産性の向上!とはあまりいいたくないタイプなので、あえて「削減」ではなく「増加」の目線で語りたいです。

私は5年前まで、終電までオフィスで働くごくごく普通のブラックビジネスパーソンでした。しかし、現在はGoodpatchにおいてリモートワークを中心とした事業を運営しながら、京都の大学で芸術教育のデジタル化を考

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UXライターとはなにか

UXライターとはなにか

UXライターです、というと「それはなに」と訊かれることが多い。「どうやったらなれるの」と相談されることも。概論的な日本語の資料は少ないし、自分のためにも書き留めておくことにした。

UXライターはどこにいるのか?

UXライターという職業の人は、日本ではまだそんなに多くない。協会とかもない。公式の資格もない。野良だ。みんな野生のUXライターだ。
デザインの現場と、ゲーム制作現場、スマートスピーカー

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カラーの選び方とパレットのつくりかた

カラーの選び方とパレットのつくりかた

フリーランス&Goodpatch AnywhereでUIデザイナーをやっておりますnomuraですー。_(:3 ⌒゙)_
GpAには2019年のはじめにjoinしました。日々忙しくも楽しく仕事させてもらってます感謝です。٩( ᐛ )و

さてみなさん。デザインしながらデザインシステムつくっていくとき、カラーの整理ってけっこう大変だったりしませんか?
カラーをじっくり選定してルール整理してる時間がな

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"わかりやすい”と“つかいやすい”その前から始まるUIデザイン for DERTA JAM vol.5

"わかりやすい”と“つかいやすい”その前から始まるUIデザイン for DERTA JAM vol.5

10/22にDERTA JAM w/ BEECL vol.5 feat. Goodpatch Anywhere というイベントでUIデザインについて話をする機会をいただきました。聞いてくださった皆様も楽しんでくれたようでなにより!(スライドは最後にあります)

ユーザーを中心に据えて「わかりやすさ」「使いやすさ」を追いかけるUXドリブンなサービサーだったとしても、そのプロダクト/サービスがわかりや

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たまにはアートにふれよう

たまにはアートにふれよう

最近美術館や博物館などでアートをじっと眺めた人、何人いるだろう。

コロナもあり、リモートワークが普及していく中で、外に出かけること自体が減りましたよね。最低限の行動しかできないなんて、生きづらさでしかない。働いて食べて寝ての繰り返しはあまりに無味すぎる。

時間がないんだよね〜アートに興味はあるんだけど、とこぼすあなたへ。
さぁ読んだらいく先は一つ、美術館へ。

アートを理解しようとしなくていい

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Figma Library外科手術

Figma Library外科手術

フリーランス&Goodpatch Anywhereで、グラフィックやUIデザインなど見た目周りを専門にデザインしているハマダナヲミと申します。文字とビールが好きです。(フェスではハイネケンに乾杯し、W杯では自宅からバドワイザーを応援し、ご飯を食べに行ったお店にモレッティがあれば迷わず注文します。)

みなさまFigma使ってますか!かつてPhotoshopと添い遂げるんやとばかり思っていたAdob

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大事なことは推しが教えてくれる。

大事なことは推しが教えてくれる。

みなさま、日本酒は好きですか?
私はだいすきです。
味が好きはもちろんですが、蔵人たちのこだわりなど本当に感動することが多く、もはや私にとっての日本酒とは推し活です。

自分の人生に推しは欠かせないので、Goodpatch Anywhere Advent Calender 2022 を利用して推しの話をすることにします。

私に、推しの世界に踏み入れる機会がやってきた…

私の住んでる十津川村では

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『未来洞察』大全

『未来洞察』大全

いきなりですが、

「2030年(8年後)の日本はどうなっていると思いますか?」

と聞かれたら、あなたはどう考え、どう答えますか?

正直、その答え自体は今回メインテーマではありません。ごめんなさい。
むしろ、”どう考えたのか”に興味がありますし、それがこのエッセイのテーマです。

このエッセイは、世の中で、未来なんてものを語るときの多様なアプローチを整理して、新規事業開発、UXデザイン、組織の

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ユーザーの能力向上を目指したデザインアプローチ

ユーザーの能力向上を目指したデザインアプローチ

ロリポ卒業で消えてしまった2016年の年末ポエムをサルベージします。考えていることは6年前とさほど変わらない模様。

価値から考えるUXデザインプロセスUXデザインは大雑把に言うと「体験のリサーチ」を元に「ユーザーの具体化」をし「体験の設計」をするという手順を踏むデザイン手法です。

「体験のリサーチ」はユーザーが内包するペインとゲイン、その背景を可能な限り解像度高く捉える活動です。

「ユーザー

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UXデザインプロセスの解説!アイディエーションドリブンリサーチ(ドリーム会)

UXデザインプロセスの解説!アイディエーションドリブンリサーチ(ドリーム会)

この記事ではクライアントのインサイトから仮説を立案するためにGoodpatch Anywhereが実践している手法「アイディエーションドリブンリサーチ (通称ドリーム会)」について解説します。

何ができるのか?取り繕った回答ではなく、ユーザーやクライアントが持っている真の課題を引き出しやすくなります。

さまざまな関係者の考えている課題や仮説を解像度高く網羅性高く理解しやすくなります。

具体と

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デザイナーにむけた「阿部寛」のお話

デザイナーにむけた「阿部寛」のお話

最速のWebサービス「阿部寛」有名なネタとして、HTMLと画像のみで作られてる阿部寛さんのホームページがよく挙げられます。

バックエンドからデータを取得してきたり、Javascriptで要素を差し替えたりをブラウザの上でやるとWebは重くなります。

とはいえ世の中がみんな阿部さんのようにミニマリストやるわけにもいかないので、がんばって阿部さんっぽくなろうとしてるのが昨今のWeb開発です。

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We can go anywhere, I can go anywhere

We can go anywhere, I can go anywhere

年の瀬ということで毎年恒例の壮大な感想文を書く齋藤です。事業を総括するような役割ではないのですが、個人的には大きく壁にぶつかっていた一年だったなと感じています。しかし、上手くいかなかったことで今までの考えや動きの良かった部分を再認識することが出来た一年でもありました。毎年恒例ですが、アドベントカレンダーの締めくくりに一筆書き残しておこうと思います。(今年の記事はみんなかなりいいこと書いているのでぜ

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"体験価値を見える化" サービスを成長に導く「体験構造図」の勉強会内容を公開します

"体験価値を見える化" サービスを成長に導く「体験構造図」の勉強会内容を公開します

はじめにGoodpatch Anywhereでは、体験構造図というサービスを利用するユーザー体験をKPIやファネル数値と紐付ける考え方を用いて、クライアントとのスコープ確定、UXワークを効率良く行っています。

過去には、2020年のGoodpatch Anywhereアドベントカレンダーで @qnoub が体験構造図を発表し、昨年は@m11hが2021年のGoodpatch Anywhereアド

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画面の外へ出て、ワーケーションに行った話。

画面の外へ出て、ワーケーションに行った話。

初めまして、Goodpatch Anywhere UIデザイナーのむらちゃみです。
私は2022年の5月から全国でワーケーションをしています。
コロナ禍でワーケーションという言葉をよく聞く人が増え、外出しやすくなった今、ワーケーションしてみたいという方に向けた記事を書きました。

ワーケーションを始めたきっかけコロナ禍で在宅ワークに切り替わり、世間は会社じゃなくても働ける環境になったこと、また「ま

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