おはようございます！
皆さん普段の朝食はどうされていますか？

朝から食卓をしっかり囲んで食べられている方も
いらっしゃれば、全くお昼まで食べずに抜くという
方もいらっしゃるかと思います。

私は食べない派です。

どちらがいいかはそれぞれのメリットがあります
ので、本日は両者のメリットデメリットを比較し
あなたにとって良い朝の過ごし方を実践してみて
ください。

朝食を食べるメリット

まずは、朝食を食べる派の人です。

朝食を食べる最大のメリットは「ブドウ糖」の
補給です。

人間は何をするにもエネルギーを消費します。
これは脳でブドウ糖を消費することを伴います。

そのため、朝食事を食べてブドウ糖を補給する
ことで、脳に栄養を与えエネルギーをしっかり
消費することができます。

これにより、集中力や記憶力が安定し、
1日のパフォーマンスが向上します。

このブドウ糖が不足していると、

・体がだるい
・頭がぼーっとする

このような倦怠感に繋がります。

また、朝食を食べることは「体内時計」の
調整効果もあります。
人間の体の中には体内時計が存在するため、
朝食を取ることで体が朝だと認識し、
睡眠モードから活動モードに体が切り替わります。

朝食を食べるデメリット

次に、朝食を食べるデメリットは、

内臓への負荷です。起床直後の内臓はまだ
活動モードではありません。
そこに、朝食をガッツリ投入すると内蔵は
びっくりします。
これにより内臓疲れが起こると、栄養の吸収が
正常に行えなかったり、老廃物の排出がうまく
いかなかったりします。

また、我々は「1日3食」という固定観念が
ありますが、3食取る必要はありません。
3食きっちり取ることにより、1日の総摂取
カロリーはとても高くなります。

朝食を食べないメリット

では、朝食を食べないことについて。

朝食を食べないことは食べるデメリットでも
ありました総摂取カロリーの抑制にもなります。

また、最大の効果は「内臓の疲れ」を取ること
です。

ほとんどの人は1日3食を食べるため、常に内臓
は何かを分解してフルタイム労働をしていること
になりますを

この内臓の働きを休憩させてあげることこそが
朝食抜きを行う理由でしょう。

これを促進させるもので、

『オートファジー』

という仕組みがあります。

オートファジーとは、ギリシャ語からきており、
「ファジー（食べる）」「オート（自ら）」を
組み合わせた言葉です。

このオートファジーの仕組みは、細胞内の古い
たんぱく質が除去され、新しい細胞に作り変え
られるというものです。

最後に食事をして10時間経過すると、肝臓に
蓄えられた糖がなくなり脂肪が分解され、
エネルギーとして消費され始めます。

そして16時間が経過すると、オートファジー
が発動します。

そのため、食事をしてから16時間を空け、
空腹の飢餓状態を作り出すことで、体は今ある
細胞を駆使して、生命活動を継続させようと
新しい細胞を作り出そうとします。

この新しい細胞に生まれ変わることが健康に
良いと言われています。

例えば以下のような効果があります。

・内臓機能が高まり、免疫力がアップ
・血糖値が下がり、インスリンの適正化
・脂肪が分解され、肥満防止
・細胞が生まれ変わり、老化防止

そのため、このオートファジーによる空腹時間
がもたらす健康効果はかなり期待できます。

青木厚さんの著書では、

「空腹」こそ最強のクスリ

とまで言われています。

朝食を食べないメリットはこのオートファジー
効果が得られる点が大きいでしょう。

朝食を食べないデメリット

それでは、最後に朝食を食べないことによる
デメリットです。

朝食を食べるメリットで挙げたブドウ糖が
不足することがまず1つ挙げられます。
これにより集中力が続かなかったり、ストレス
を溜めやすくなったりします。

また、最大のデメリットは血糖値にあります。
朝食を食べずに昼食を迎えると、体は低血糖
状態から一気に血糖値が上昇します。
これを「血糖値スパイク」と言います。

血糖値スパイクは糖尿病リスクを高めてしまう
ため、血糖値を緩やかに上昇させるためにも
朝食を取る事が必要となります。

いかがでしょうか。
それぞれのメリットデメリットがあるため、
朝食を取る取らない、どちらがいいのかなかなか
選びづらいですよね。

そんな中で私が取り入れているのは、
プチオートファジーです。

朝食は食べない派と申し上げましたが、
実際は少しだけ食べています。

健康のためにオートファジーは行いたいけど、
血糖値スパイクは避けたいし、空腹すぎて
エネルギーが湧かないのも嫌だという方に
おすすめです。

オートファジーの条件として、「16時間断食」
が必要ですが、その中でも食べていいものが
いくつかあります。

それは、素焼きアーモンドや無糖ヨーグルトなど
です。これらは、血糖値を上げないものであり、
低カロリーです。200kcalまでであれば食べても
大丈夫と言われています。
特に、アーモンドは不飽和脂肪酸やビタミン、
ミネラルも豊富なのでぴったりです。

そのため、私はオートファジーを行いつつ、
朝食としてアーモンドを15粒、無糖のプレーン
ヨーグルトを1つだけ食べています。

これにより、オートファジーは昼食までに
完了して、血糖値スパイクも抑えられます。

ぜひ、朝食を取るメリットと取らないメリット
の二重取りが出来るこの方法を試してみて
くださいね。

それでは。