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業務量は筋肉で制圧。
独立して3ヶ月、法人設立から1ヶ月余りが経ちました。
有難いことに、予想だにしないほどお仕事の依頼を頂けており、業務量に圧倒されそうになっています。
元々突出した能力のあるわけでもない体育会系の私は、こうなると筋肉の力を借りて押し返そうという発想になってしまいます。
忙しい仕事の合間を縫って日課のトレーニングは、更に拍車をかけて追い込む日々でございます。
実際、運動生理学の書籍を貪り読んで
「実学」に学ぶ会計のキホン
ビジネス書はトレンドを追うよりも、読み返すとそのたびに身が清められるような名著を手元に置いておきたいタチです。
今回はそんな中の一冊から、スモールビジネスの経営者様にもご参考頂けるものをご紹介してみようと思います。
稲盛和夫の実学―経営と会計 https://amzn.asia/d/5NUHL43
著者は言わずと知れたかつての大物経営者ですが、著作に関して言えば晩年に書かれた「生き方」や「心。
「ロジカル」は大概、バッタもんである
ウィトゲンシュタイン入門を読んでいる中で、彼の代表作の一つである「論考」からの引用でグッとくるものがありました。
「配列が世界の事物の配列を写すことができないのであれば、それは”無意味”となる。」
難解極まりないとされる「論考」を直接読んだわけでもなく、また自分が理解できる頭脳を持ち合わせているとは到底思えないのですが、荘厳な論理で築かれる哲学は、辻褄の合わないことを過剰なまでに排除しようとす
中小企業診断士の勉強を進めてみて
来年に受験をしようと、今月に入ってからテキストを買い揃えて中小企業診断士の勉強を始めてみました。
これが中々面白い。これまで取得した他の資格の設問とは随分と異なる趣を感じるため、そのあたりについて書いてみようと思います。
ちなみに、「他の資格」を指しているのは私が直近で取っている無人航空機操縦士と宅建士であるため、比較対象としてはこの2つです。
まず、ビジネスシーンでの実用性が極めて高く、普段
習慣化には向き不向きがあるのか
偏執的な性質を持つアスペルガー症候群のような方は、「これをしないと気が済まない」というような何らかの強いこだわりを持つわけですが、それが本人の利益に貢献しているかどうかはさておき、これもれっきとした習慣なわけです。
となると、習慣を身につけることができるかどうかはかなりの割合、先天性の問題になるのではないかと踏みたくもなります。
実際、几帳面さの度合いは多少の波はあれど、人生を通じておおむね一貫
ネガティヴ・ケイパビリティ
本屋をぶらっとしていたら、平積みされている中の一冊に目が止まりました。
本全体というよりも「ネガティヴ・ケイパビリティ」という単語に注意を持って行かれた感じ。
「事実や理由をせっかちに求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力」という意味を持つこの言葉を以前「企業経営者に求められる能力」という文脈の中で読んだ気がして、久しぶりに再会した感覚を覚えました。
さて、定義を読み返してみる