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芸能に於けるシャーマニズムの解体 〜解体から構築へ〜
北辰
雲海の霧立つ千種川で
元道という山伏が釣りをしていると
2人の老人が現れて
こんな早朝に釣れますかと尋ねてきた
二尾ほど釣れ申したと鮎を見せると
旅の方ですかとまた質問をされ
山伏修行のため、経納山へ向かう
道中でございますと応える
2人の老人はそれは嬉しやと
顔を見合わせて舞いを始めた
1人の老人が静かに消えてゆき
1人の老人が和歌を歌い始めた
我はこの河の神 秦
もう一つのワールドイズマイン
VVという本屋で働いていた20代の頃、漫画コーナーを任されたことがある。漫画の売り上げは落ち込んでいて、芳しくない状態だった。そんなタイミングで新井英樹のワールドイズマインという漫画が復刻されることが決まった。新井英樹は冊数をあまり刷らない、増刷も望まないタイプの作家であることは知っていて、復刻を待望するファンがいる伝説の漫画でもあったから、売れることは確信していた。一冊2500円ぐらいする漫画が
もっとみる赤穂ギャべ展示会/海と草原のあわいに 10月6日〜10月16日まで開催。
赤穂ギャベ展示会
海と草原のあわいに
赤穂ギャベは海の緞通といわれている赤穂緞通から生まれ、草原の絨毯であるギャベの手織り精神を引き継いでいます。赤穂御崎の海、ギャベの故郷の草原。そのはざまに飛ぶ日本の鳥たちを藍染めや草木染の日本の色で表現。
「海と草原のあわい」というタイトルが素敵で奥深く、展示会に来て頂くことで「あわい」空間が繋がって行くような会になりそうです。
会期中のイベントでは、ト
陰陽道の里にて、棚田で三番三、日本酒・宿神神力お田植え祭。とうとうたらり たらりらたらり
おおさけのおさけプロジェクト、能と農を繋げるお田植え祭、陰陽道の里として知られている佐用町桜山の棚田にて、三番三の奉納を行います。私にとっては念願の棚田で三番三です、素晴らしい出演者・伝統芸能者の皆様に支えられて遂に実現。棚田にステージを設置し、五穀豊穣・天下泰平を祈願します。
※「三番三」には百八つの習いがあります。 たとえば〔揉ノ段]では、天に向かって声を発して天の神様の恵みを受け、 [鈴ノ
酒米に神力使い「神の宿る酒造り」 能楽の祖、秦河勝にささげる日本酒「宿神」 赤穂・奥藤酒造で蔵出しへ
2023年3月26日(日)赤穂坂越の奥藤商事酒蔵で、伝統芸能の祖である秦河勝公に捧げる日本酒「 宿神」の蔵出しがされました。前日の25日(土)には、秦河勝公の墓所がある生島に渡り「宿神」の奉納をさせて頂きました。
生島でお酒を神様に奉納した後、一人一人少しづつお酒を頂いた。
奉納の安堵と共に「美味しい」と思わず言葉が溢れた、
胸の辺りにカッと火が着くような刺激があった。
佐用町桜山の棚田に湧き
芸能に於けるシャーマニズムの解体
1、シャーマニズムの解体
ルドルフ・シュタイナー博士のアントロポゾフィー医学から、能勢伊勢雄さんが手掛けられた、アントロポゾフィー形態学の作品が届く。シャーマニズムについての説明がしやすいので、引き用させて頂き、出来るだけサクッとシンプルに説明出来ればなと思います。
一番上に溶解力と書かれていて、一番下に凝縮力と書かれています。エーテル体から肉体への原子や分子の動き、液体へと溶けていく働き
芸能におけるシャーマニズムの解体
芸能の神と常世について
すずめの戸締まりの映画パンフレットに
災害装置としての『後ろ戸』は、 そもそもは古典能楽における概念であり、神や精霊の世界に繋がる扉のことである。日本古来の芸術表現は「後ろ戸の神」から授かる超常的な力が源泉と考えられていたそうだ。本作の 『後ろ戸』は「常世」 いわゆる霊界のような場所と繋がってしまったドアとして描いているが、その意味では『君の名は。』『天気の子』と同様に
映画「銀鏡(SHIROMI)」を見ると、生命の原郷への帰還、星宿廻流の旅がはじまる。
2020年、部屋の壁に飾っていたカレンダーは、銀鏡神楽のカレンダーだった。1年間ほぼ毎日無意識のうちに銀鏡神楽の写真を見ていたことになる。その頃から宿神は知っていたが、まさか『宿神』という名の、お酒造りをすることになるとは思っていなかった。
宿神というのは銀鏡神楽に出てくる重要な星の神様であり、日本の伝統芸能者が芸能神としている存在でもある。そして酒米を醸し、お酒にしてくれる奥藤酒造さんは赤