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第12回 社長が死去。そのとき会社はどうなる?【社長の相続論】
学生の方からメッセージをいただくことがあります。
みなさん真剣に、まじめに、重たいものを背負って懸命に悩まれていらっしゃいます。
本当に頭が下がります。
どうにか、行く先に光が見えることをお祈り申し上げます。
12回目の講義テーマは、社長の死去です。いわゆる相続問題です。
死について語るのはタブー視されがちですが、そのためにちゃんと問題と向き合うことができなければ本末転倒です。
ちまたでは、
第10回 いつまでも決断できない社長に足りていなかったものは?
講義を始めましょう。
今回のヤメ大は、みなさんの内面にフォーカスしてまいります。
もう学びに飽きてしまっていませんか?
あと少しですし、ここからが踏ん張りどころですよ。
理屈だけじゃ前に進めない
私のコンサルタントとしてのキャリアは、司法書士という法律系の資格からスタートしました。
だから初期のころは、法律の技を使った提案をたくさんしました。
もちろん、検討に検討を重ね、自分ではベストだと思っ
第5回 子供に会社を継がせたいならこれはNG【親族承継論】
学生の皆さん、こんにちは。
入学式から数えると、すでに5回の講義をお届けしていますが、ヤメ大はどうでしょうか?
いろいろな感想があることでしょう。
もしかしたら「話が回りくどい」「もっと簡素に書いてほしい」といったことを感じている方がいるかもしれません。この点については、あえてそうしている面もあり、弁解をさせてください。
今の世の中では、とにかく時間をかけないで済ませることが良いこととされてい
第2回 社長は自分でおわりを創らないとひどい結末が…【会社の着地論】
着陸する飛行場が見えない。
見ようともしていなかった・・・
あなたはパイロットだ。あなたは、着地点を見ることなく、なんとなく操縦桿を握ったまま飛び続けてきたのではないでしょうか。
「なんとなくとは、失礼な! ちゃんと目標をもってやってきた」と否定するかもしれない。
でもそれって、売上げ目標や会社の規模ではありませんか? 飛行機であれば、飛行高度や座席数にこだわってきたにすぎません。
ここで問うて