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エッセイ

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感じたことをとりとめもなく。
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鍋コミュニケーションのすゝめ

飲みニケーションとかタバコミュニケーションとかいろいろるあるが、僕が今日提言したいのは『鍋コミュニケーションのすすめ』だ。

厳しい寒さが続くここ数日だが、最近どんな場面で誰と鍋を囲んだだろうか。思い出してみると、初めて繋がった人たちと一緒に寄せ鍋をしたり、恋人と一緒に坦々ごま鍋をしたりした。

鍋は、人と人との繋がりに華を添える、すんばらしいコンテンである。鍋を一緒に囲むことは、人と人との間にコ

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文章が熟成されていく

文章が熟成されていく

毎日noteを62日間くらい続けて、途絶えてしまってからはや半年くらい経ってしまった。

最近めっきりnoteを見ていなかったのだが、ふと思い立ってnoteを開いてみた。

自分の記事を読んてみる。

結構面白いこと書いてんじゃんという感じである。

半年くらい経つと、そういえばそんなタイトルで文章書いたなぁということは覚えていても、どんな文章を書いたか、どんな言葉のチョイスをしたか、結構覚えてい

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白石島レポ3 〜島の人々・コミュニティ〜

白石島レポ3 〜島の人々・コミュニティ〜

白石島を訪れて感じたことは、島民同士の距離がとても近いことだった。島民は400人ほどということで、多くの島民同士が顔見知りなのであろう。至る所で井戸端会議が開催され、夜になると飲み屋に人が集まりお酒を飲み交わしている。

島全体が一つの家族であり、一つのコミュニティを形成しているという側面を間近で見た気がした。

そして、島の人々は初めて島に来た私たちにもフランクに温かく接してくれた。まるでおばぁ

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白石島レポ2 〜星降るサウナ/海ほたる光る小宇宙〜

白石島レポ2 〜星降るサウナ/海ほたる光る小宇宙〜

夜空には2つの種類がある。

都会の光に遮られてまばらにしか星が見えない夜空と、宇宙にあるあらゆる恒星の光を目視でほとんど捉えることができるほど透き通った満点の夜空。

白石島の夜空はというと、言うまでもない。

都会に住んでいると、こんなにも輝かしい満点の星空など、すっかり忘れていた。というかほとんど見たことがなかったかもしれない。幼き頃に北海道旅行で見た深夜の夜空の記憶と、もしくは絵本の世界か

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白石島レポ 1 〜離島の日常に赴く〜

白石島レポ 1 〜離島の日常に赴く〜

いわゆる「離島」に赴いたのは、かれこれ26年生きてきて初めての機会であったかもしれない。

岡山県は笠岡市白石島。

瀬戸内海に浮かぶ周囲約10キロの島であり、離島といっても笠岡陸地部で一番近い港である神島港から15分程度で着いてしまう程、そこまで遠くない場所にあるというのもまた興味深い。(もっとも便利な陸地部の笠岡港からは普通船で35分)

私にとっては小型船への乗船だけでも物珍しさから一大イベ

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習慣がつくには21日、noteの毎日連続更新途絶えて。

習慣がつくには21日、noteの毎日連続更新途絶えて。

5月末からnoteの毎日更新をしていましたが、先週の日曜日に更新ができず、57日で連続記録が途絶えてしまいました。無念。

記事の更新は1週間ぶりになります。

何か特別なことがあったわけではありません。日曜日の夜に、記事を更新しないままうっかり寝落ちてしまい、目が覚めたら0時32分。日を跨いでいました。

元々できるところまでやってみようと何となく始めたもので、57日続いたのはまずまずかなとは思

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そこにあったものがなくなる切なさ

そこにあったものがなくなる切なさ

とても細かな話を書く。何にもならない話だが何か心に来るかもしれない話しだ。

会社に個人用の小さなロッカーがある。同期5人分かたまってある。入社以来、ロッカーの扉には付箋で名前が貼ってあった。仮で貼られた付箋だ。仮なのでほっそいボールペンで雑に名前が書かれているだけだ。それが今日ちゃんとしたネームシールに張り替えられた。付箋がはられてからおよそ2年半越しにだ。

本来はすぐそうされるべきだったもの

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気ままにエッセイを書きたい週間(毎日note55日目)

気ままにエッセイを書きたい週間(毎日note55日目)

そういう週間もある。

言語化のトレーニングを意識して、考察チックになにかテーマを決めて書くときと、気ままにエッセイを書くときと、その時の気分に従いながら毎日noteを書いてきた。この記事で55日目。

考察とエッセイの割合は、本当にちょうど五分五分くらいだ。そう考えるとわりとバランスの良い気分屋なのかもしれない。

ここ最近、気ままにエッセイを書きたい気分の方にやや偏りが出てきた。そんな週間もあ

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前提

前提

「前提」という言葉を、みなさんよく使っている前提でお話を進めたいと思う。

辞書の定義を調べてみると、「ある物事が成り立つための、前置きとなる条件」とか書かれている。

反対に言うと、前置きとなる条件(=前提)がないと、ある物事が成り立たないということである。この状態をもう少し解像度を上げて考えてみると、”ある物事が成り立たない”という最終的な結末が決まっているにも関わらず、そのことに本人たちが気

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猛烈なカレーMonday

猛烈なカレーMonday

今日も今日とて、深い考察をする余力が残っていないので、カレーMondayな話でもさせていただければと思う。カレーを作ったのは昨日の話。

”カレーMonday”という言葉をご存知だろうか?え、知らないって?

毎週月曜日はカレーを食べようという習慣のことで、カレー好きの間では結構常識となているワードでもある。私は生粋のカレー好きなので、毎日でもカレーを食べたいと思うくらいだ。

そもそもこの”カレ

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カフェは本とか読んでる人の方が粋だよななんて

カフェは本とか読んでる人の方が粋だよななんて

土日はカフェに行くことがよくある。

カフェにもいくつか種類があるが、お気に入りはプロントあたりか。スタバはコーヒーは安定に美味しいが、客層がちょっと何だか落ち着かない。若者すぎるか、ガチでPCで作業している人が多い印象。コメダは座席がふかふかしていて悪くないがコーヒーがちょっとお高いので、ふらっと入るにはちょっと躊躇う。プロントは客層がなんというか、ちょうど良い。あまり気張らずいられるのは、適度

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”内”と”外”に曖昧さを創り出す「縁側」を愛でる

”内”と”外”に曖昧さを創り出す「縁側」を愛でる

「縁側」について思いを巡らせたことはあるだろうか?

以前の日本家屋には必ずといっていいほど組み込まれていたのが縁側であり、今回私も古民家に泊まる機会があり、縁側についてなんとも言えない”興味深さ”を感じたので、少し縁側とは何か、縁側が持つ意味を調べてみることにした。

私が”興味深さ”を感じたのは、縁側が「内」と「外」の両面を持っている不思議な空間のように感じたからである。

調べてみるとやはり

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脳内のメモリ

脳内のメモリ

最近PCが重たいことがある。重たいアプリや使わないブラウザーは閉じてみるものの、なかなか仕事上いくつかのアプリを同時に立ち上げてる時、もっさりとする。

コンピュータにはメモリというものがあり多くの場合は8GBで、動画編集などする人は16GBなどだろう。イメージとしてはメモリは机や作業台に例えられる。作業台が大きいほど作業がしやすいのと同様に、メモリが大きい方が処理が速くなるらしい。

私の頭脳の

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1週間が"秒"で終わったわ

1週間が"秒"で終わったわ

三連休前夜の金曜夜、周囲の人達は結構早めに切り上げて帰っていった。オフィスに残っているのは私含め数名。

22時半に何とか仕事を切り上げPCを閉じる。

先週の日曜日は山に登ったんだったな。あれからもう1週間が立つのか。土日が"秒"で過ぎ去るのはもはや言わずもがなだが、ここ数週間は平日の5日間も"秒"で過ぎる。

月曜の日中から「早く次の土曜日が来ないかなぁ」と平日の5日間を長々と待つよりは良いの

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