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【ルイーズ・ハムリン】「実体験:メッセンジャーアプリに天国からメッセージが届いた - 新たな時代のグリーフ」(アレックス・フェラーリ対談動画・翻訳)

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
この洋書についての動画(翻訳)をご紹介しています、はろ/Halo🍀です。

本書はグリーフ(死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応)について、また、その後に起こった数々の驚くべき出来事や向こう側の世界からのサイン(合図)について書かれた本です(注:イギリスでは、グリーフ、米国では、ビリーブメントと言われることも多い)。
元・弁護士、ルイーズ・ハムリンは、グリーフについての個人的な経験を、あらゆる面から語り、グリーフの経験をしている読者の共感を呼ぶような方法で語っています。また、夫の死後、夫から受け取ったと思われる一連のサイン(合図)について、丁寧かつ正確な言葉で詳細に語っています。
当初、ルイーズ・ハムリンは、非常に懐疑的で、他のあらゆる説明を探しましたが、最終的には、メッセンジャーアプリWhatsApps*上や非物質化された「サイン」は、あの世にいる夫の魂から来たものに違いないと受け入れるようになったことを説明しています。彼女は、これらのサイン(合図)によって、生と死に対する理解が完全に変わったことを説明しています。本書は、大切な人を亡くしたご遺族に慰めを与え、残された方々が愛する人から送られてくるサイン(合図)に気づくその背中を後押ししてくれるはずです。

「WhatsApps from Heaven: Bereavement in the Twenty-first Century」Amazon.co.jp レビューより

*メッセンジャーアプリWhatsAppsは、LINEやFB Messengerのように、イギリスで最も普及しているメッセンジャーアプリ。

「GRIEF(グリーフ)とは死別や離別などの喪失体験による
悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)を言います。

  
大切な人や存在を失う経験は、人生に大きな影を落とすことがあります。
哀しみがやわらぐまでに時間がかかり、誰かの支えが必要なこともあります。
・・・」

一般社団法人 日本グリーフ専門士協会 哀しみが打ち明けやすい、あたたかい社会を広げる

オリジナル動画 ルイーズ・ハムリンと共に、向こう側にいる愛する人からメッセージを...


2023/02/10 公開(44分0秒)
アレックス・フェラーリ Next Level Soul ポッドキャスト YouTube
【オリジナル動画(英語音声)で聴きたい方はこちらの「オリジナル動画」からどうぞ】

ルイーズ・ハムリンはケンブリッジ大学の弁護士であり、その後ローフェローおよび講師を務めました。 2006年、彼女は新しい生活を始めるためにドーセットに引っ越しましたが、突然、予期せぬことに夫が亡くなりました。彼女の計り知れない悲しみの中で、彼女は、夫からとしか思えないサイン(合図)を向こう側にいる夫が送っていることに気付き始めました。彼女は現在、ドーセット州ビーミンスターにスパニエルと一緒に住んでいます。 ルイーズ・ハムリンの著書「WhatsApps from Heaven: Bereavement in the 21 Century」は、死別と、その後に続く向こう側の世界からの多くの不思議な出来事とサイン(合図)についての本です。ルイーズは、彼女の個人的な悲しみの経験について、あらゆる面で、大切な人を亡くしたご遺族の読者の共感の立場から語っています。 彼女はまた、慎重かつ正確な言葉で、明晰に夫の死後、彼女が受け取った一連のサインについて詳しく述べています。彼女は、最初は非常に懐疑的で、あらゆる種類の他の説明を探しましたが、最終的には、WhatsApps や非物質的ないろいろなサイン(合図)が、向こう側にいる夫の霊魂(スピリット)から来たに違いないと受け入れるようになりました。 彼女は、これらのサイン(合図)がいかに生と死に対する自分の理解を完全に変えてしまったかを説明しています。この本によって、大切な人を亡くした方々に慰めをもたらし、この世界に残された人々が愛する人から送られてくるサインを認識できる方法を提示しようとしています。ルイーズ・ハムリンとの会話をお楽しみください。

アレックス・フェラーリ Next Level Soul ポッドキャスト

【タイムスタンプ】オリジナル(英語)動画の該当部分にリンクしています
0:00 開始(導入部分) 
0:42 ルイーズと夫・パトリックの物語
4:33 ルイーズがグリーフ(死別)の悲しみに対処してきた方法
6:41 パトリックからサインをもらうルイーズ
10:17 ルイーズはWhatsAppアプリを取得 
15:15 ミディアム(霊媒師)に会うことを決める
20:08 ミディアム(霊媒師)の話
22:47 Maria 経由で WhatApps を取得
26:32 「チープ・トリック」
28:22 パトリックからルイーズへの合図(サイン)
35:02 本を書くというアイデア
37:59 死別の悲しみを乗り越えている人々へのメッセージ
40:40 良い人生を送る
41:13 神の定義
42:22 人生の究極の目的
43:14 ルイーズの仕事
44:00 最終メッセージ

アレックス・フェラーリ Next Level Soul ポッドキャスト:
オリジナル動画 ルイーズ・ハムリンと共に、向こう側にいる愛する人からメッセージを...



ルイーズ・ハムリン「スマホのWhatsAppがなぜだか勝手に開いてしまって、見てみると、Whatsappのそのメッセージボックスには、Mariaという人に送信するためのスレッドに全く意味のわからないメッセージが並んでいたんです。」

♪オープニングジングル♪

👨アレックス(以下、略):今日、番組にはルイーズ・ハムリンさんをお迎えしています。ルイーズ、ようこそいらっしゃいました。今日はいかがですか。

👩 ルイーズ(以下、略):とてもワクワクしています。お会いできて、この場に出演できて嬉しいわ。お招きいただきありがとうございます。

👨番組にお越しいただき、ありがとうございます。今日の番組ではあなたの素晴らしい本 "WhatsApps from Heaven" をご紹介しお話を進めたいと思います。

WhatsApps from Heaven(天国からスマホのメッセージアプリに届いたメッセージ)」とは、これまた素晴らしいタイトルですね。本当に美しい物語です。そして、胸が張り裂けるような物語です。そうしたあらゆるものが少しづつ詰まっている本です。私たちは、今日は、亡くなったルイーズさんの夫であるパトリックさんの話をするために登場していますが、旦那さんがどうやってあなたと会話することができたのか、コミュニケーションをとってきたのかという本題に入る前に、パトリックさんが亡くなる前のあなたとパトリックさんのお話を聞かせてください。

ルイーズと夫・パトリックの物語

👩もちろんです。私たちは2005年に出会いました。二人とも中年に差しかかっており、二人とも離婚を経験していました。私の人生の中でも驚くべき特別な出来事でした。私たちはただ出会って、すぐに恋に落ちたんです。私は信じられないほど幸せでした。私たちは結婚しました。そして、のどかな穏やかな生活を送っていました。彼は法廷弁護士、バリスターでした。私も弁護士をしておりましたが、陶芸家になりました。私たちは田舎に住んでいました。結婚したその日から、ずっと二人で永遠に幸せな生活、物語が続くと思っていたんです。
ところが、2018年の秋に、前触れもなく突然、夫に体調が何かおかしい症状が出て、医者に行ったら、ステージ4の胆管がんでした。彼は全く気づいていませんでした。そして3カ月もしないうちに、死んでしまったのです。それ以前は、彼はいつもとても強く、健康で元気な人でした。71歳でした。

👨まだお若いですね。

👩そうですね。その通りです。つまり、そこで物語は想いもよらない方向に行ってしまった・・・私がそれまで味わったことのない、最も恐ろしい、酷いショックでした。だから、私は、私は、そうですね、、、かなり取り乱しましたね。

👨僕の方からお聞きしてもいいですか。

👩大切な人を失くす・死別というのは、起こる時には起こるんですよね・・・

👨そうですね、(大変な衝撃ですが)誰にでもいずれは起こることではありますね・・・。
お聞きしたいのですが、彼が亡くなる前、あなたはとてもスピリチュアルな人だったのですか?

👩 いいえ、特にスピリチュアルな人間ではありません。思い返しても、私たちは両方とも不可知論者(神の存在や物事の本質を知ることは不可能であるという立場を取る人)だったと思います。時には地元の教会を支援するために、教会に行ったりすることもありましたが、でも、キリスト教の神学については、あまり信じていませんでした。

実際、私たちは、彼が亡くなる前にも、そのことについて話をしたこともあるんです。彼の死期が近いかもしれないとわかってから、私たちは、死後の世界があるのかないのかについて話しましたが、彼の口からは、死後の世界はないと思うと聞きましたし、彼は、死は絶対的な消滅だと考えていました。さらに、彼は、そんなことは心配する必要はない、と言いました。死後の世界なんてものは何もないっていうことは、何も心配する必要がないからだとも言いました。でも、その上で、彼はこうも言いました。 私たちの霊魂(スピリット)が生き残ることは可能だと思う、 可能性は低いかもしれないが、あり得ると思うと言いました。そして、私もそう感じました。

👨 そのなんていうか死を迎え入れていく過程というか、最後の数日間の会話の中でも、これは僕が想像の範囲で申しているのですが、その時点でも、彼はまだ、「たぶん、そうではないかもしれない」というような態度だったんでしょうか、彼のエネルギーというのは「たぶん、そうではないかもしれないけれど、そうだろう」っていう態度でいらっしゃったということでしょうか。

👩 その通りです。彼は、死後のいのちなんてものが存在する可能性は「非常に低い」と考えていました。そう言いながら、彼は何度も「死自体は怖くない、だって何もないだろう」と言っています。でも、死んでいくことについては怖がっていて、死ぬまでの苦痛やあらゆる過程は怖がっていました。でも、死自体が怖いかと聞かれたら、「いや、全然、だって死というのは全く、その後何もないのだから怖くない」と答えていました。

ルイーズがグリーフ(死別)の悲しみに対処してきた方法

👨 彼がお亡くなりになってから、あなたはどのように、そのような死別・喪失体験によるグリーフの悲しみに対処(コーピング)し始めたのですか?今、これを見てくださったり、聴いてくださったりしていらっしゃる中に、同じような経験をしていらっしゃる方々もいらっしゃると思います、そうした深いグリーフの悲しみにどう対処していったかお聞かせくださいますか?

👩 よく聞いてくださいました、アレックス。私は、完全に、完全に打ちのめされていました。私は、パトリックと一緒であれば、そこで一緒に死んでしまったとしても幸せだというくらいに思っていました。私の世界のすべてが溶けてなくなってしまったような気がしていました。随分と長い間、私は、私は、何もできなかったのです。朝起きて、歯を磨くのが精一杯という日々が続きました。まるで自分の中に、巨大なグリーフの悲しみの湖があるようなそんな感じでした。そして、自分が境界のない不定形の塊であるかのように感じていました。それは、恐ろしいほど、本当に、本当に困難な状態でした。
そして、、、いくつかのことが私の助けになりました。私は、過去のことを思い出したり、考えられなくなりました。なぜなら、思い出してしまうと、失ったものを思い出してしまい、どうしようもなく辛くなるからです。前を向くことがもできませんでした。そこにパトリックのいない未来を想像するのは、これもまた、まったくもって苦しくて苦しくて苦痛でしかありませんでした。そういう気持ちを経て、「その瞬間その瞬間今を生きるしかない」という結論に達し、私はそう過ごすしかなかったんです。もちろん「今を生きなさい」と言うのはよく聞く言葉であり、実際、それを聞いたとしても、なかなかそれは難しいことです。でも、あのような出来事であまりにも本当に心にトラウマを背負ってしまった私には、できることといえば、その瞬間生きていることだけでした。だから、一日を細かく区切って、よし、昼食の時間までは生きなければならない。ランチタイムまで、今やっていることに集中しよう。そして、よし、今日の午後を生き延びなければならない。そうやって、時間をとても短く細かく区切って考えることが、本当に役に立ったんです。

パトリックからサインをもらうルイーズ


👨では、パトリックさんから最初のサイン(合図)を受け取ったのはいつ頃ですか?

👩 最初は、私自身がパトリックからサイン(合図)を受け取らなかったわけじゃないんです。というか、私の友人たちがサインを受け取り始めました。

👨(笑って)彼は、本番に持ち込む前にテストしていたんですね。

👩 (笑って)実際、今思えば..、今振り返ると、私は死別の悲しみ(グリーフ)にそれはそれは沈んでいて、(彼がサインを送っていたとしても)何も受け取ることができなかったんです。でも、私たち夫婦の共通の友人で、ちょっと霊感の強い子がいましてね、その友人が、彼が亡くなって5日も経たないうちに、桁違いに大きなサイン(合図)を受け取ったんです。その女性の友人は、生前のパトリックとも非常に親しくて。彼女は、ある朝、宇宙というか、向こう側に向かって、問いを投げかけて、パトリックがそれに対してサイン(合図)を送ったのですが。向こう側の世界に「暖炉やキャンドルではなくて、今日、何か炎をサインとして見せてください」、と頼んだそうなんです。それで、彼女は仕事に行き、その事は忘れていたのですが、その夜、カーテンを閉めようとして窓のところに行くと、背の高い細い炎が近隣の家の庭から上がっているのが見えたんです。それで、急いで、スマホを取り出し、それで写真を撮ったのです。その途端、炎は消えました。
その友人は、その炎の画像を、私に送ってくれて、こう言ったのです。「ルイーズ、こんなこと、あなたに伝えて良いかわからないけれど、私、パトリックに大丈夫かどうか、私に知らせるサインを送ってほしいって、炎を見せてほしいって頼んだの。そしたら、見て!こんな炎が立ち上がっていて、写真を撮って、画像に収めることができたの。ほら、見て。偶然の一致かもしれないけれど、私はこれは偶然の一致ではないと信じている。」って。

でもね、アレックス、私は、パトリックが大丈夫だって、それがパトリックから送られているとそれは信じたかったけれど、その時の私は、偶然の一致ということの方を信じていたんですよ。だから、まあ、その時の私の反応は、「まあ、まあ、そう、かもしれないわね」っていう程度だったんです。

👨 (サインを送る側にしたら)あなたは手厳しいお客さんということになりますよね。あなたもご自分で言っているように、ルイーズさんの場合だと「私が(パトリックからのサインだと信じられるという)この壁を破るには、炎よりもっと確かなものが必要ね」と思われたのだと思いますよ。

👩 ええ、ええ、そうなんです。私はなんといっても、ずっと弁護士をやってきたのですからね(笑)。

👨そうですよ(笑)あなたの能力であれば、基本的に何でも論破、言い逃れ、できますよね。私ならあなたの見た炎がなぜそれが偶然の一致になるのか、五つの点から立証できますよ(笑)って。

👩 そうです。そうです。そうして、「偶然の一致」が本当にどんどん積み重なっていったんです。本当にたくさんの「偶然の一致」らしきことが続きました。ある友人がパトリックのことを考えていたら、羽を見かけたとか、その一方で、別の友人が、パトリックのことを考えたら、明かりがついたり消えたりしていたとか、ね。でも私は、パトリックから何も受け取ることができなかった・・・。

それで、最終的に、私はパトリックに電車の中で羽を見せてほしいとお願いすると決めたんです。というのも、その翌日、電車に乗る予定でした。そういった私たちの友人たちに起こっていることは聞いて知っていたし、その友人たちは、私に「パトリックからメッセージが来ているみたいなんだけど」と口々に連絡してきていたんです。

それで、私は、この電車の中で羽を見せてというお願いをし、次の日、電車に乗ったら、その車両がかなり混んでいたんです。でも、2、3つだけ向こうの端の方に空いた席が見えました。そこで、私は急いでその席の一つに座り、座れたことにホッとして、そして、横の空いている席にちらっと目をやったら、そこに小さな一枚の羽があったんです。そこでも今ひとつ確信ではなかったんですけどね。

👨そこでも、確信には至らなかったんですか!
「ああ、空いている席に、また、一枚羽がある。そうだね。まあ、その、可能性はあるかもしれないけど、また、偶然の一致だね」って感じですかね(笑)。

👩 そうなんですよ、そうなんですよ。それで、そんなことが色々続きました。それから、私はWhatsAppを入手しました。WhatsAppのスマホアプリを知らない人のために説明すると、WhatsAppはテキストアプリの一種です。

👨そう、世界共通のテキストを送受信するスマホアプリのようなものです。

👩 はい、その通りです。イギリスでは非常によく使われています。おそらく、一番人々が好んで使っているテキスト送受信アプリでしょう。そして、WhatsAppグループと呼ばれるグループを作成することができ、そのグループに投稿すれば、グループ内の全員がそのテキストを見ることができます。

というわけで、とにかく、私はこのWhatsAppsをダウンロードし、メッセージを受け取り始めました。

👨 誰から受信したんですか?

👩  えー、何が起こったかというと、ある日、私はスマホをキッチンに置いて 外に出ました。家には他には誰も何もいなくて、鍵がかかっていて、音もしないくらい静かだった。 ラジオとかそういったものも着いていませんでした。そして、私が帰宅して台所に行くと、スマホのWhatsAppがなぜだか勝手に開いてしまって、見てみると、Whatsappのそのメッセージボックスには、Mariaという人に送信するためのスレッドに全く意味のわからないメッセージが並んでいたんです。WhatsAppの表示では、私のスマホに勝手にアクセスされ、Maria宛のWhatsAppのスレッド、メッセージボックスは、たくさんの単語で埋め尽くされていました。きちんとわかる言葉もあったし、意味不明な言葉もあった。私はそれを見かけて、いったい何が起こっているのか全くもってわけがわからなかったのです。一体全体どうして、そうしたメッセージが、私のスマホのWhatsAppに存在しているのか、まったくわけがわかりませんでした。私は、わけがわからずとても混乱しました。
メッセージを削除しようかと思いました。

ただ、私は、そうだ、Mariaに送ってみようかとも思いました。なぜならMariaは、ミディアム(霊媒師)だからです。しかも、私はその少し前に、Mariaには会ったことがあったんです。
私は、Mariaをいわばポータル、入り口として、彼女の霊媒能力を通して、パトリックからのコミュニケーションを受け取ろうとしたことがあったんです。

だから、そこに残されていたメッセージをMariaに送信して、「Maria、どうやってこんなテキストがここにあるのか全く意味がわからないのだけれど、どう思いますか。」と尋ねました。Mariaもそのメッセージを見て返信をくださり、「ルイーズ、私もわからないわ」と言っていました。

ただ、その翌日、Mariaからメッセージが入り、「ルイーズ、私のスマホにも、あなたに宛てたメッセージが残っていたの、見てくれる?」と、そのテキストを送ってくれました。そこには、短い段落ではあって、言葉の数々は意味がわからないちんぷんかんぷんの単語もあったけれど、その段落の中には、3度も、Darlin, It's Me.(ダーリン、僕だよ)と書かれていて、他にはValentine's Day 2019とも書かれていて、Liliesとも書かれていました。

Mariaは「これはパトリックからに違いないわ」と言いました。
私も「そう、きっとそう。だって、パトリックは私のことを実際にDarlinと呼んでくれていたし。」と。
私は、こうした「Darlin, It's Me」とあるテキストメッセージを見て、本当に奇妙な感覚になりました。鳥肌が立ちました。
それから、WhatsAppを通して、Mariaを通して、私にメッセージが届けられるということが続いていったんです。
中には、私だからこそ理解できるというような内容だが、Mariaには全く理解できないような内容のものも含まれていて。

そこで、もしかしたら、(向こう側の)パトリックはWhatsAppを操作することができるんだと考え始めたのです。
あまりにも驚異的過ぎて、それはもちろん、私の中の、小さな私は、もしかしたらこれMariaが全部創作してでっち上げてやっていたらと思うこともあったり、いや、いや、そんなはずはないって。
私は、彼女がそんなことまでしなければならない理由を見つけることができませんでした。実際、彼女は本当に素敵な、分別のある、地に足の着いた女性でした。母であり、妻であり、彼女は生活のために霊媒をやっていたわけではありません。ただ、友人や友人の友人のために霊媒をやっていたのです。彼女は大したお金を取らず、小銭でやってくれていましたしね。

ミディアム(霊媒師)に会うことを決める


👨さて、ちょっとお話を戻してお聞きしてもいいでしょうか。今のお話をお聞きしていると、あなたがミディアム(霊媒師)のところへ行こうと思った部分のお話が抜けてしまっています。あなたがミディアム(霊媒師)に会いに行こうと思ったのはいつだったのでしょうか。あなたが「それにしても偶然の一致がたくさんある」というようなところから、「ミディアム(霊媒師)のところに行かなければならない」というようなところに話が飛びました。その(死後の存在を)信じていないところから、ミディアム(霊媒師)のところへ行くというお話に行くまで、その間のその決断に至るまでの意思決定の過程はどのようなものだったのでしょうか?何があなたを突き動かしたのでしょうか。何がきっかけで、友人であろうと、親族であろうと、そうした、ミディアム(霊媒師)を探すところに至ったのですか?何があなたをその時点でそこまで駆り立てたのでしょうか?
というのも、これを聴いている人、たった今、同じ(大切な人を亡くした)状況にいる多くの人は、これを聴いていて(かつてのあなたのように)信じていない可能性があります。そこに何かがあったのでしょう。(信じていなかった)あなたの考えをひっくり返し、ついに壁の隙間を少しばかり破りました。それはいったい何だったのでしょう?

👩 何が最終的に私の壁を打ち破ったかはっきりとはわかりませんが、実は、彼が死んでからというもの、私は彼が無事かどうか知りたくてたまらなくて必死でした。そうですね、そうですね、私たち二人の思考の大半は、「彼は亡くなったらもうどんな存在でもない、存在しない」でしたが、私の中に少しは彼が存在していることを願っていた部分がありました。そして、もし彼が存在するならば、私は彼が大丈夫であることを必死に知りたいと思ったこと。私はとても心配でした。心配でたまりませんでした。

それで、あるミディアム(霊媒師)のところへ行ったんですが、最初に行った霊媒師は、彼とはまったく繋がらなかったのです。そして、彼女は結局、私が「そんなはずはない」「いや、それは彼らしくない」「いや、違う」と言い続けたので、彼女と私は少し険悪な雰囲気になりました。そこでどうしたかというと私は別のミディアム(霊媒師)を試してみることにしました。これを聞いてくださっている視聴者の皆さまで、初めて会ったミディアム(霊媒師)に満足できなかったら、他のミディアム(霊媒師)を試してみることをお勧めします。馬の耳に念仏です。

そして、2番目に会ったミディアム(霊媒師)はそれこそ私の心を打ち砕きました。私はインターネット上で彼女を見つけ、彼女に電話をかけました。そして、「こんにちは、ルイーズと申します。夫のパトリックと繋がれるか話ができるかどうか、あなたにお会いしたいんです。」と伝えました。すると、彼女は「いいでしょう。旦那さんはいつお亡くなりになったの?」と聞いてきました。私が「2月」と答えると「ちょっと早すぎるかもしれないわ。でも、2月の半ばに亡くなったんでしょう?」と言うので、私は「はい」と答えました。すると「2月16日に亡くなったんでしょう?」と言うので、私は、「いいえ、夫は16日に意識を失いました」と言い、「でも、実際に死んだのは18日でした。48時間、昏睡状態だったんです。」と言いました。その時点で、彼女は私の名前と、夫の名前しか知りませんでした。そこで、彼女は言ったんです、「でも、奥様、ああ、彼は16日に死んだと言っているんですよ。そう書いておきますね。」と言いました。

私は、改めて、わあーと思いました。私であれば、彼が16日に死んだと考えた理由が私にはわかるからです。それに、2月は28日もあるんです。そのミディアム(霊媒師)が、彼が昏睡状態に入った日を知るわけもありませんでした。それで、翌週に彼女に会いに行ったんです。そして、彼女が言ったことは、驚くべきことがたくさんありました。
でもね、心理学者はこれを「認知的不協和」とも呼んでいます。2つの相反する考えが同時に頭の中にあって、その両方を信じてしまうような状態です。そうですね。その時点でも、私はミディアム(霊媒)と霊媒の言うことも信じましたが、彼の霊魂がもはや存在していないことも信じていました。

👨 それは、一種の防衛機制のためだとは思いませんか?私は、あなたの脳は、両方の側で、あなたを守ろうとしているというか、(甘くて美味しい)ケーキは目の前の前にあるぞ、(ダイエットするのは面倒くさい)食べたいとか、そういう類の脳の防御機制ではないんでしょうか。

👩 それは思いつきませんでした!あなたの言うとおりだと思います。
私は彼がまだ存在していると思うことに必死でした。同時に、失望させられるのが、本当に本当に怖かった。だから、信じたくなかったんです。失望してしまうかもしれないので。

👨 つまり、あなたの脳は自分自身を守っていたんですね。いろいろな意味で、あなたを守ろうとしていたのです。脳はそういうものです。

でも、なんて興味深いお話でしょう。「私は霊媒を信じるけれど、同時に、この霊媒がうまくいかなかったときのために もう一つの信念が、それが私を支えてくれている」という状態です。なぜなら、もしどちらも、100%信じられなかったのであれば、そのまま進めば、全財産を賭けるようなものですから、少なくとも50%の確率でそれぞれを信じていれば、あるいはどちらにしても、何かしら前進し続けるために手に入れることができる ーーー これは、脳があなたに起こしている本当に興味深い心理的作用ですね。

ミディアム(霊媒師)の話

👨 ルイーズ、あなたはそうやって、何人かのミディアム(霊媒師)に会っていったんですね。それで、Mariaというのはどこに出てくるんですか。何人目のミディアム(霊媒師)なのですか。

👩 えーと、そうですね、考えてみると、私は全員で5人のミディアム(霊媒師)のところに行ったと思うんです。そのうち3人は最高でした。2人はそうでもなかった。でも、その最高だと思ったうちの1人は、特に驚異的な能力の見せてくれました。
この一番すごいミディアム(霊媒師)は、パトリックについてこう言ったんです。彼はここに立ってると言って、彼が見た目から、どんな人なのか、彼の性格を微に入り細に入り完璧に表現してくれたんです。
そして、さらに、「なぜ彼は私にヤグルマギクの花を見せているのかしら?」と言いました。私から何か言い出したり聞き出したりしたわけではありません。彼女の方から、ただ、「ヤグルマギク」という言葉が出てきました。

実際、パトリックと私が結婚したとき、ヤグルマギクは私たちの結婚式に使われた花でした。彼はジャケットのボタンホールにヤグルマギクをつけていたのです。彼女が一体どうしてヤグルマキクの花が私たちにとって特別なものだと知り得たでしょうか。
ヤグルマキクは、私たちにとって特別で、私たちにとってとても感情を揺さぶる重要な意味を持っていた花です。
それから、彼女は、「あらまあ、彼は自分の足を指差して見ているわ。彼は
スリッパを履いていて、笑っているんです。どうして笑っているんだろう?なぜスリッパを指差しているんだろう?」とも言いました。それも、私にはなぜかわかりました。
というのも、葬儀屋が棺桶の中の遺体に着せるための服をどうするか私に聞いて来まして、そこで、私は考えて、彼はアウトドアで働いているときが一番幸せだと思ったんです。だから、私は彼の遺体のために、アウトドアのカントリーウェアを送りました。でも、彼のそれに合わせるブーツを見た時、それは彼の足にはとても重いだろうし、気の毒だなと思いました。それで、屋外向けの衣服とスリッパを送りました。それは奇妙な組み合わせでしたね。だから、なぜ彼が笑ったのかがすぐにわかりました。

👨 (優しく笑いながら)そうですねー、本当になんて魅力的なお話なんでしょうか。というのも、この種のものに対して何の信念も持っていなかった方、言ってみれば、この手のことにあえて妄信的な信念を持っていなかった(クールエイドを飲んでいなかった)方の経験談なんです。非常に分析的な頭脳を持った人、それも弁護士の頭脳を持った人、つまり、その気になればどんな問題でも、それを解決するために論理的に話し合い解決しようとする、工学や科学の世界にいる人のように、よりもさらに分析的な人と言ってもいいかもしれません。では、ルイーズさんは、どのあたりからゆっくりと確実に「これは現実だ」「パトリックとのコミュニケーションが現実」と感じ始めたのでしょうか。最初にミディアム(霊媒師)に会った後ですか?

👩 いいえ、アレックス、私はそれがいつどの時点なのかをはっきりと特定することができます。
それは、8月6日です。そして、私は先ほどお話したように、WhatsAppsをMaria経由でやりとりしていて、信じたいけれど、一方でちょっと怪しいと思っていたんです。その日、ロンドンのトゥーティング・コモンで犬の散歩をしていて、ポケットにはスマホを入れて、帰って来たんです。帰ってきて、その日は息子も一緒にいたんですが、 帰ってきて、ポケットからスマホを取り出すと取り出したら、WhatsAppの知らせには、その朝、11時6分に、私が、2つのWhatsAppグループを作成したと履歴が残っていたんです。グループの1つはパトリックと私、もう1つはパトリックと彼の娘、そして私で構成されていました。しかも、WhatsAppのグループを作るのはまあまあ複雑なんです。1つのグループ名はハムリンズ(ハムリン夫妻)という名前だった 、もう一つのグループにはハムリン家という名前がついていました。私は画面を凝視しました。だって、その朝、11時6分にはスマホはポケットの中にあったし、私はグループを作成していませんでした。正直なところ、当時の私は、WhatsAppのグループの作り方さえ知りませんでした。私は何度も何度もじっと画面を見つめました。そして、「あ、これは!」と思いました。

「パトリックだ。パトリックがやってくれたに違いない。」と。そこで、私は息子に話したんです。息子は弁護士で、ロンドンの中心街に住んでいます。その息子は、それはそれは、長い時間をかけてなんとか超自然的な要素がないとして、いったいどうしたらこんなことが可能なのかを、ずっとずっと分析し考えていました。最終的に、息子は「お母さん、考えに考えてみたけれど、やっぱりそれはパトリックに間違いない。そうでなければ、こんなことが起こり得るわけがないんだ」 と言いました。息子も、その目でこれらのWhatsAppグループを実際に見たことで、パトリックがどうにかしてコミュニケーションを取りたいとWhatsAppを操作していたことに気づいたのでしょう。さらに、パトリックの娘、彼女も私が彼女の父親と私のWhatsAppグループを、私が作成したという通知を受け取り、私に連絡してきました。
「ルイーズ、いったいどうしてこのグループを作ったの?」私はこう返しました。「聞いて、私は何もしていないんです。誓って言うわ、信じて。私が作成したわけじゃないのよ。」と言い、どんな風にそれが起こったのかを説明したんです。その日は、パトリックの娘、彼女の誕生日だったんです。だから、私は、パトリックは娘に誕生日プレゼントを送ったと思うんです。「ダーリン、 僕はあなたのそばで見守っているよ」って伝えることで。

👨 そうやって最終的に、あなたが、そうやって完全に信じられるようになった時、ああ、"彼はここにいる "と確信した時 どんな気持ちになりましたか?
あなたの心中はどんな気持ちでしたか。僕はただ好奇心からお聞きしているんです。だって、全く信じてないところから、片足はこちら、もう片足はあちらを突っ込んでいるような状態だったのに、突然、ああ、これは現実なんだ、と確信できるようになったんでしょう?その時は、どんな気持ちになりましたか?

👩 ああ、アレックス、どれだけ慰められ安らかな気持ちになったか言葉にできません。こういった確信を得たことは、私にとって、とても救いになりました。それまでは、とてもとても気がかりで心配でしたから、パトリックの霊魂は存在としてまだ残っていると思うと、 そして、彼は完全に世界から失われてはいなかったのだと知り、私との関係においても、彼が全く失われたなきものでないと知ることは・・・ 彼は、まだ私と死後もコミュニケーションを取っていたのです。それを知ることで、本当に気が安らかになりました。本当に本当に心から安心しました。本当にそうでした。

チープ・トリック

👨 ルイーズさん、あなたの本の中に「The Cheap Trick」(チープ・トリック)という章がありますね。そのチープ・トリックというのも、パトリックさんがあなたに仕掛けたものなのでしょうか?

👩えーと、えーと、アレックスが言っているのは、音楽の話を指しているのかしら?

👨 それだと思います。

👩 それですね。先ほどお話した、炎を見たと言っていた友人が、パトリックの葬儀から家に帰る途中、車の中でラジオを聞いていたんですが、そこで彼女は、(向こう側に行った)パトリックに何かしらのサイン(合図)を求めようと思ったんです。そこで、彼女は、ラジオで チープ・トリックというバンドの「甘い罠(I Want You To Want Me)」 を聞かせてくださいと頼んだんです。1980年代の曲で、彼女が好きな曲だから、その曲を選んだんですが、彼女はそれまでイギリスにいて、一度もラジオから流れてくるのを聞いたことがなかったんです。

そして、とにかく、彼女は車で、家路につきましたが、家に着くまでにその曲は流れてこなかったし、家に着いた時、彼女はラジオを消しました。

そして、翌朝、彼女は家に泊まりにくることになっていた両親を迎えに駅に行きました。そして、ホームでその両親が乗ってくる電車が入ってくるのを待っていたんです。すると、突然、スピーカーから何が流れてきたと思いますか?それは、とても信じられないほど驚くべきものでした!本当にそうでした。

パトリックからルイーズへの合図(サイン)

👨 それは、信じられないような驚きでしたでしょうね!
(パトリックさんからの)そういったサインはどれくらいの頻度で来ていましたか?また、今も来ているのでしょうか?

👩 亡くなって最初の1年間はかなり頻繁に来て、2年目はあまり来なくなりました。2年目からは少なくなりました。そして、ここしばらくの間、サインは来ていません。私が思うに、彼は私にいくつものサインを与えてくれました。それは本当に驚異的で、驚くべきものばかりでした。そして、私に彼がそばにいて、私に愛を送ろうとしてくれていることに何の疑いも抱かせないまでになりました。

そして、それは、私が予想するに、彼にとって本当に厄介で大変なことだったのだと思います。ある時、彼はこう思ったと思うんです。よかった、ルイーズは自分自身で(私が亡くなった直後よりも)もっと心地よい場所まで辿り着けるようになった。私がいることも知っているし、それを知ったら、ルイーズは他のことにも専念できる、そう思ったと思うんです。とにかく、私はそう考えています。

👨 (笑顔で)(パトリックさんは)天国にあるリゾートに出かけていって、自分を待ち受けているものを楽しまなくてはいけないですしね。

👩 そう、そうなんです。でも、本当に、彼は、私がこの直後の2年間を乗り越えられるように、本当によくやってくれました。

👨 そうですね、まあ、つまり、ある時点で、もしこうした合図(サイン)が毎日来続けるのであるなら、毎日毎日、その合図が現れ続ければ、その合図(サイン)にまつわる、それを取り巻く人生になってしまうだろうし、それでは、あなたは自分の人生が、あなた自身の人生を生きるのではなく、こうした合図(サイン)に関する人生ということになってしまいますよね。

だから、私の見地からすると、少なくとも、ある時点から、そのようなことはないように、それはルイーズさんがそこを離れて、いわば赤ちゃんが「離乳」できるようにするようなものじゃないかと。というのも、そういったサインのほとんど、遺されたルイーズさんにとったら、本当に安心できるものだろうと思うからです。もしもあなたがそういった中毒になってしまったら......「ああ、パトリックが今日も私を愛の言葉を囁いてきた、今日はそれがない、今日は何があったのか、 メールしてこないの」そんな風に、だから、ある時点から、まるで母が子に離乳を促すように、「僕は大丈夫。僕はあなたとここにいます。あなたは前に進み、自分の人生を生きていくのです、それが重要なんです。」とあなたに思っていらっしゃるのではないかと。

👩 まさにその通りだと思います、本当に。そして本当に、その通りのことが起こったんだと思います。私はそう思います。彼がある時に送ってきたサイン(合図)がとてもとても感動的で、心動かされました。
私は3人の友人とトランプをしていました。ブリッジというゲームをしていました。ブリッジでは2つのカードセットを持っていて、交互に手札を出すんです。赤いカードで手札を作り、青いカードでプレイし、また赤いカードでプレイするんです。その時、赤いカードを配った人は、最後にカードが1枚足りないということになりました。そこで私たちは、彼女が取りこぼしたのだと考えました。それで、再度、私たちはカードを数えてみました。しかし、彼女は見逃していなかった。おかしい、そこで、私たちは、カードが何らかの方法でテーブルから落ちたのだと考えました。そこで、私たちは床に落ちているカードを探しました、でも、カードは落ちていません。おかしいわね、不思議なことでした。そこで私たちは立ち上がり、座っていた椅子の上にないか、あるいは膝の上にないかとカードを探したのですが、カードはありませんでした。
そこで、私たちはますますこのカードを探さなくてはという気になったのですが、どこを探しても見つからないのです。で、結局、友人の一人が「きっとパトリックだ、予想するに、ハートだろう」と言いました。それで、どのカードか探してみたんです。すると、それはハートの9でした。
それで、二人は私に、「これは何か意味があるの?」と聞いてきました。私は、「いや、違うわ。何の意味もないわよね。ハートのエースとかハートのクイーンとかならわかるけど。でもハートの9なんて...」その場では、よくわかりませんでした。2、3日後、私はこのことを友人に話しました。その友人はタロットをやっているので、「あー、ルイーズ、ハートの9ね。カップの9のようなものね。それは、深く、深く、永遠に続く、素晴らしい愛を表しているのよ。」

👨 素晴らしい愛、素敵!

👩 そうなんです!私もそう思いました。そして、私はその当時、そういった気持ちが持ち上がることが必要だったのです。でも、実は、今は必要ないんです。なぜなら、私はただ...私の中で、パトリックに愛されていると感じることができたから。そして今、私は新しい人生を送ることができています。

👨 夢の中や、瞑想している中で、パトリックさんを見たり、会ったりすることはありますか?

👩ええ、瞑想はしますよ。瞑想は本当に役に立ちました。パトリックを失った死別の悲しみ(グリーフ)に打ちひしがれていた時、瞑想をしている時だけは、心がザワザワするのを静めてくれました。 そうそう、私は、パトリックがとても鮮明に現れる夢を2、3回は見ました。多くの人が夢に見るということはあると思うんです。その中には、気になる夢もあれば、つらい夢もあります。ある夢には、パトリックが出てきました。でも、連絡が取れないという夢でした。しかし、別の夢では、私は彼と一緒にいました。目が覚めたとき、幸せな気分にりました。本当にこの上ない幸せな気分だったのを覚えています。そしてもちろん、それが夢であったことに気づきました。それで、少しがっかりしましたね。

👨落ち込みますよね。そうですね、それで、お聞きしたいのですが、答えはわかっていますが、とにかく聞いてみましょう。あなたは、もう死を恐れていないのですか。

👩 一切怖くないです。絶対に怖くない!

👨 熱意を込めて、ワクワクして言ってますね。

👩 それでね、彼が亡くなってからもう4年近くになるんです。
最初の2年間はとてもとてもそれはつらかった。パトリックとの死別に対する私の悲しみ、グリーフは、今の私が存在している一部になっているんです。だから、ここから、グリーフを感じること、悲しむことを止めることはないと思うんです。ただ、グリーフは、それがその人の自分の人生の一部となるのです。そして、それでも、新しい人生を切り開いていくんだと、新しい人生を楽しむこともできるようになるんです、そして、再び幸せになることもできるのです。私も、そんなことができるとは決して思いもできませんでした。そうやって、グリーフの悲しみを、そうやって、自分の一部として、自分の中に抱え込むのです。というのも、きっと、大切な人を、愛する人を亡くしたばかりの頃は、そんなこと、想像することはできないということも、私はよくわかります。死別を経験したばかりの人は、もう二度と二度と幸せになれないと思うでしょう。しかし、実際には、あなたはそうなることもできるんです。あなたが望んだ通りの人生ではなく、違う人生を歩むことになるのですが、それでも、あなたは、新しいものを創造することができるのです。

本を書くというアイデア


👨では、「WhatsApps from Heven」を書こうと思ったのはいつ頃でしょうか?というのも、友人や家族の間に起こったこの驚くべき物語を、あなたは世間に公表することにしました。そして、私がどうしても想像してしまうのは、あなたは元・弁護士でもあり、この情報を知らなかった同僚や友人たちは、あなたを少し違った目で見ていたかもしれませんね。この本が出版された後はなおさら。

👩 そうそう、そうですね、同僚や友人たちは、まったく、そうなんです。そして、私は、あえて批判を招くようなことをしていることに気づいていました。ある朝、目が覚めて、1月だったと思いますが、突然、これを書き留めたいと思いました。まるでパトリックが「書き留めろ」と言っているような気がしたんです。そうしたら、すらすらと書けるようになったんです。私は、死後も霊魂が生存していることを、世界中の人に知ってほしかったからです。そして、私は、そうしたことが、通常の一般的の人たちの話として語れるようになったらいいのにと思うようになりました。

また、さらに、他のグリーフ・死別の悲しみにある人たちと話をしていて、気づいたことは、「あなたも何かサインを感じ取ったりしたことがありましたか?」というと、ほとんどの人が「ある、あると思う、でも誰にも言っていない。頭がおかしいと思われるのが嫌で、誰にも話したことがないんです」とおっしゃるんです。そして、このような皆さんからの反応が何度も何度も受け取りました。だからこそ、私は本を書こうと思ったんです。そうすれば、遺された方達が、もしかしたら自分にも亡くなった方からサイン(合図)があったかもしれないと思った時、そうなんだ、とその経験を検証することができるかもしれない、それを知ることができるかもしれない。そうなんです、実際、サイン(合図)を受け取ることができるのです。

👨 僕(にもあります)、僕が受け取った(向こう側からの)サイン(合図)をお話してもいいですか。実は、私の叔母からのサインがあったんです。まあまあ親しい距離の関係でしたが、私は彼女が大好きで、心から愛していました。
そして、彼女は亡くなりました。彼女が亡くなって2、3日後、私は古いVHSの幾つにも積み重なった列を調べていました。あるプロジェクトに取りかかっていたんです。そしてこのVHSの1つを入れて早送りして見ていると、なんと、高校か大学の時に撮った2分間のビデオを見つけたんです。その叔母もいて、家族全員で感謝祭の夕食を取っているビデオでした。撮影したことさえ忘れていました。30年ぶりに日の目を見たんです!

👩なんて素敵なお話でしょう。

👨そして、それをiPhoneでその動画を撮影して、家族とかみんなに送ったんですが。文字通り、亡くなって2日後にそういうことがあったんです。偶然の一致ですかね(爆笑)。ただ、叔母のケニスがそんな風にしてくれたなんて、想像するだけで本当にワクワクして素晴らしいことです。

死別の悲しみを乗り越えている人々へのメッセージ


👨あなたがしてくださったお話はとても素晴らしいです。本当にありがとうございます。ここで分かち合うだけでなく、勇気を出して書き留めてくれたことに感謝します。そして、あなたが言ったように、おそらく批判を招くようなことをして、言うなれば、烈火の中に自分を差し出して、こうしたことを世界に発信することで、同じような悲しみを経験されている他の人たちを助けることができているのだと思います。
もうひとつルイーズさんに質問ですが、このような状態の中、誰かを亡くした人に、あなたは何を伝えたいでしょうか?今まさに誰か大切な人を亡くして、その悲しみを乗り越えようとしている人たちに伝えたいことはありますか?

👩 私は、その瞬間その瞬間今を生きることが助けになることを発見しました。瞑想が助けになりました。ゆっくりと、ゆっくりと。時間が経つにつれ、私は少しばかりではありますが、癒されていきました。そして、私が思うには、あなたも、ただ、大切な人を失った悲しみ(グリーフ)を感じて経験する必要というのはあるのだと思います。その悲しみに打ち勝ち、閉じ込めて、普段通りに過ごそうとすることは、普段通りに過ごそうとするのは決して良いことではありません。なぜなら、そうすると、感情をただ自分の内側に瓶詰めにしているようなもので、将来、それがかえってあなたを苦しめることになると思うからです。
だから、死別の悲しみ(グリーフ)を経験すること、それ自体は、決して、医学的な病気や症状ではないことを知ることが大事です。それは、自然な感情反応なんです。そして、悲しめば悲しむほど、ある意味、その人をより愛せるということでもあります。そして、そんなに愛した人がいるというのは幸運なことでもあります。時間が経てば、良くなっていくこともあるのです。本当にそうなんです。

私は本で、自分が何をし、どのように自分の道を切り開いたかについて書きました。他の人はもっと違うことが役に立つと思うかもしれません。でも、私の経験を知ってもらうことは、死別・喪失による悲しみを経験している人たちにとって有益だと思いました。

なぜなら、多くの死別(グリーフ/ビリーブメント)について書かれた本は、専門家と呼ばれる人たちが、外側の視線から書いているからです。そこで、私だったら、実際に読みたかった本、つまり、誰かの個人的な経験について書かれた本を、書いてみたかったのです。私自身が、そういった本を通して、そのビリーブメントのプロセスが終わるころには、きっとより良い場所にいるのだということを知り得たかったのです。

👨 本当に素晴らしいですね、ルイーズさん、ありがとうございます。(最後に)いくつか質問をさせてください。これは、僕のゲストの皆さんにお聞きしています。
あなたにとって、「良い人生を送る」とはどういった定義になりますか?

👩 親切であること。私は優しさだと思います。優しさと愛が、人生にとって
最も重要なものだと思います。そして、もしあなたが親切であれば、そして愛から行動すれば、あなたはその10倍もの実を人生に刈り取ることができるのです。

神の定義

👨あなたの考える「神」とは何ですか?

👩 その答えはわからないんです、アレックス、本当に知らないんです。その答えは、私にはわからないんです。

👨 この新しいスピリチュアリティ(神性・霊性)にまつわる経験、パトリックからのサイン(合図)とかその他もろもろを経て、あなたは、スピリチュアリティをより深く掘り下げることができましたか?

👩 ええ。量子物理学も学びました。この世界、人生のすべてを理解しようとしました。ただ今の私が言えることは、人生とは信じられないほど複雑で非凡なものだということです。そして、私たちがまったく不可能だと思っていることが、量子レベルでは、起こるのです。つまり、絶対不可能なことが起こりうるし、実際に起こっているのです。そして、これらのことが不可能であると考えることは、私たちの視野の狭さや理解力について、より多くのことを物語っていると思います。

人生の究極の目的

👨 最後の質問ですが、人生の究極の目的とは何でしょうか?

👩 私にはわかりません。でも、私は知っています。もしあなたが親切なら、もしあなたが愛しているなら、もしあなたが他人のために努力するなら、
そして他の人を助けるなら、そして惜しみなく与えるなら、あなたは、生きる価値のある人生を送っているのです。それが目的かどうかはそれはわかりません。人生の目的は、様々な感情や経験をすることだという説がありますよね。多分そうかもしれませんね。でも、わかりません。

ルイーズ・ハムリンの仕事

👨 あなたのことをもっと知るにはどうしたらいいのでしょう?どこであなたが書いた「What'sApps from Heaven」を購入することができますか?

👩  私には、Louisehamlin.comというウェブサイトがあります。また、私の本はAmazonやBarnes and Noble、その他どんな書店でも注文できます。この本は、大切な人、愛する人を亡くしたご遺族のために書きました。私自身に何が役に立ち、何が役に立たなかったかを話しています。また、死後の生命の可能性や確率に興味がある人たちにも読んでいただきたいです。

最後に視聴者へメッセージ


👨 最後に一言お願いします。

👩 私が経験したことは、私のこれまでの信念に全く反するものでしたので、そのことをお伝えするしかありません。私たちは死んでも、私たちの霊魂は生き残るのです。そして、それは私たち誰しもにとって重要なことだと思います。ですから、もし私たちが間違った選択をしたとしても、もし私たちの人生が思うようにいかなかったり、幸せでなかったとしても、この地上での肉体の生活は、永遠の人生のほんの一部に過ぎないことを理解する必要があります。
そうすることで、物事を前向きにとらえることができます。小さなことを気にしないことです。

👨 その通りだと思います。ルイーズさん、僕の番組に出演してくれてありがとうございます。ここでの対話が、あなたが経験したことを経験している、多くの人々の助けになることを僕も願っています。

👩 ありがとう、アレックス。


もし、あなたの魂を次のレベルに持っていきたいのであれば、(アレックス・フェラーリがホストを務める)スピリチュアリティ関連の無料マスタークラスをチェックしてください。
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