シャガ

続けたい。

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クラクションは鳴らしたくも鳴らされたくもないけど

起き抜けから結構な雨音がする。 車通勤なので、雨の日は15分早く出ると決めている。 あ、コンビニに寄る用事もあった。じゃあさらに5分追加、20分早く出よう。 出発時間に…

シャガ
10時間前
5

秒で慢心を砕かれた

連休明け数日、いかがですか。ぼーっとしたりしてませんか。 私は連休の終盤、なるべく家でおとなしく過ごして休み明けに備えていたので、シームレスな気持ちで出勤日の朝…

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1日前
5

分厚い本が読みたい

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2日前
2

洗濯物がすぐに乾くのは、夏のいいところ。

ゴールデンウィークはちょくちょく出かけもしたけど、振り返るとこどもの日だけ、最低限の外出以外はなるべく家で過ごした。 母の出勤を見送って、まず洗濯。 一日晴れの…

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2日前
14

戦禍、震災、源氏物語、時薬

静岡の映画館シネ・ギャラリーさんが、また興味深い上映作品について発信しています。「フィリップ」という映画です。 私はこの筋書きを見て、源氏物語の朧月夜のくだりに…

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3日前
10

積ん読の棚から、次は何を読もうかと選ぶ時間

本を一冊読み切った。 手帳の巻末に、タイトルと読了日を記録する。 5月頭の時点で、今年は36冊読んでいる。 さて。次は何を読もうか。 積ん読の本を入れておく棚がある。…

シャガ
4日前
16

読める本が膨大すぎて、果てしない感覚がする

活字メインの本はなるべく紙で買っていたけれど、最近、電子書籍での購入が続いた。 少し古めの発行年で、行ける範囲の書店に在庫のなかった本がどうしても欲しかったのだ…

シャガ
5日前
12

新しいノートの使い始めは楽しい

note用のメモ帳に「煽風機」と書いてあった。 自分の筆跡なのに、やけに物々しい気がして目を凝らす。 誤字だった。正しくは「扇風機」、扇に火編が余計だった。 火(火編…

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6日前
12

ルームウェアの堆積地

昼から雨が降り出したので、引き出しに入れといた折り畳み傘を差して帰った。 傘を開いた状態のまま、窓辺に置いて乾かす。 雨が肌寒さを連れてきた。ちょっと前に扇風機を…

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7日前
6

積ん読、どのタイミングで補充(?)しますか?

母が棚を整理していたら、昔買った本が出てきたらしい。 本は年に一度買うか買わないかの母なので、執着がない。面白そうなタイトルを数冊譲ってもらった。 読む本が増える…

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8日前
13

小説に出てくる実在の本を、片っ端から読んでみる

読書の取り組みについて、個人的に懐かしいアイデアを思い出し、再度チャレンジしようと決めました。 まず、「九年目の魔法」という小説があります。 作者はジブリ映画「…

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9日前
21

とりあえず「耐える」というコマンド

さっきふと鼻をかんで、「あれっ鼻をかむの久しぶりでは?」と思った。 4月は猛烈な黄砂により、鼻がぐずぐずし続けてひたすらティッシュを消費していた。 1週間くらいの間…

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10日前
7

何であえて読書を趣味に選んだんですか?

通話アプリで、日々年齢も性別も職業もさまざまな人たちと話すことにハマっていた時期がある。 コロナ禍に差し掛かるかどうかという時期の頃だ。 ある日、30代の男性と話し…

シャガ
11日前
13

暦の上ではまだ春だけど、もう夏だ。

数年間一人暮らしをしたアパートを、退去前に父と掃除した。 ベランダのコンクリートに溜まった土埃も綺麗にする。 私がバケツで水を流し、父がブラシでしきりに擦る。 バ…

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12日前
15

本は一度に何冊読みますか?

読書する皆さん、本は一度に何冊読みますか? 一度に一冊のみ集中して読む方もいるだろうし、数冊並行して読む方もいるでしょう。私は普段2冊程度、こっちを読んだりあっち…

シャガ
13日前
19

残る桜も散る桜

車の運転中や、カフェの席からふと窓の外を見た時。 花びらがきらきらと光を散らしながら舞い落ちる時期。次々と、いくつもいくつも。 桜は断然、花びらが落ちていく光景が…

シャガ
2週間前
10
クラクションは鳴らしたくも鳴らされたくもないけど

クラクションは鳴らしたくも鳴らされたくもないけど

起き抜けから結構な雨音がする。
車通勤なので、雨の日は15分早く出ると決めている。
あ、コンビニに寄る用事もあった。じゃあさらに5分追加、20分早く出よう。
出発時間に合わせて、朝時間の使い方を決めて動き出す。

早めに出ても、雨の日の車道は遅々としてなかなか進まない。
ワイパーがひっきりなしに動くフロントガラスが曇りまくるんだけど、こういう時にかけるべきは冷房か暖房かいまだに正解がよくわかってな

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秒で慢心を砕かれた

秒で慢心を砕かれた

連休明け数日、いかがですか。ぼーっとしたりしてませんか。
私は連休の終盤、なるべく家でおとなしく過ごして休み明けに備えていたので、シームレスな気持ちで出勤日の朝に起きられました。
億劫とか憂鬱とかもないな。ふふん、自己管理の賜物、などと鼻高々でいたところ、お弁当用の買い物がすっぽ抜けてたことに気づき秒で慢心を砕かれた次第です。
いかにも連休明けのうっかりという感じ。おにぎり握っていきました。

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分厚い本が読みたい

洗濯物がすぐに乾くのは、夏のいいところ。

洗濯物がすぐに乾くのは、夏のいいところ。

ゴールデンウィークはちょくちょく出かけもしたけど、振り返るとこどもの日だけ、最低限の外出以外はなるべく家で過ごした。

母の出勤を見送って、まず洗濯。
一日晴れの予報なので、庭の端から端に渡したロープに引っ掛けて干す。
ずらっと並んで風に揺れる洗濯物は壮観。好きな光景だ。

スーパーの開く時間に1時間ほどの外出。ものすごくいい日差し。
早めに買い物を済ませて帰ってきたら、さっき干した洗濯物を既に父

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戦禍、震災、源氏物語、時薬

戦禍、震災、源氏物語、時薬

静岡の映画館シネ・ギャラリーさんが、また興味深い上映作品について発信しています。「フィリップ」という映画です。

私はこの筋書きを見て、源氏物語の朧月夜のくだりに思い馳せました。
主人公の光源氏は、異母兄の朱雀帝に入内する運びとなっていた朧月夜と、そうと知らず契りを交わしてしまいます。
彼女の素性を、政治的にも微妙な間柄という事情を知っても、光源氏はそれからも朧月夜と危険な密会を続けました。
あた

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積ん読の棚から、次は何を読もうかと選ぶ時間

積ん読の棚から、次は何を読もうかと選ぶ時間

本を一冊読み切った。
手帳の巻末に、タイトルと読了日を記録する。
5月頭の時点で、今年は36冊読んでいる。
さて。次は何を読もうか。

積ん読の本を入れておく棚がある。幅25センチほどの入れ物。
読み切った本を別の棚に移しては、また買ってきた本を補充する。
この25センチに本が収まりきらないと、買うペースが早い(or読むペースが遅い)、とちょっと反省する。

その棚を、背表紙の並びを、次は何を読も

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読める本が膨大すぎて、果てしない感覚がする

読める本が膨大すぎて、果てしない感覚がする

活字メインの本はなるべく紙で買っていたけれど、最近、電子書籍での購入が続いた。
少し古めの発行年で、行ける範囲の書店に在庫のなかった本がどうしても欲しかったのだ。
結果的に電子書籍で買えたのは運が良かった、というだけの話ではあるんだけど。
その後も偶然に似たような経過だったり特売セールだったりで数冊ほど電子での購入が続き、改めて振り返ると一瞬、果てしないような感覚に取り巻かれた。

当方、都市にあ

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新しいノートの使い始めは楽しい

新しいノートの使い始めは楽しい

note用のメモ帳に「煽風機」と書いてあった。
自分の筆跡なのに、やけに物々しい気がして目を凝らす。
誤字だった。正しくは「扇風機」、扇に火編が余計だった。
火(火編)が入ると途端に物騒な印象になるから、字面とは不思議で面白い。

好きだけど、大好きだけど、だからこそあまり高い頻度で行かないようにしている場所が二つある。
本屋と文房具店です。なぜなら行くと絶対買ってしまうから。
積ん読と未使用の文

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ルームウェアの堆積地

ルームウェアの堆積地

昼から雨が降り出したので、引き出しに入れといた折り畳み傘を差して帰った。
傘を開いた状態のまま、窓辺に置いて乾かす。
雨が肌寒さを連れてきた。ちょっと前に扇風機を回した部屋で、ヒーターをつける。

パジャマ類は3〜4日に一度洗うのだけど、そのサイクルが崩れがちな時期。
昨日はハーフパンツで寝たとしても、今日は袖も丈も長い上にもう一枚羽織る、ということにもなりうる季節の変わり目。
部屋の隅が、1〜2

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積ん読、どのタイミングで補充(?)しますか?

積ん読、どのタイミングで補充(?)しますか?

母が棚を整理していたら、昔買った本が出てきたらしい。
本は年に一度買うか買わないかの母なので、執着がない。面白そうなタイトルを数冊譲ってもらった。
読む本が増えると嬉しい。

この2冊を足した上で数えてみると、残りの積ん読がちょうど10冊。
「そろそろ本屋に仕入れに行くか?」となる自分の思考に、「10冊あれば十分だろ」「“仕入れる”って何だよ」と理性の声が呆れたように嗜める。そ、そうだけど。

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小説に出てくる実在の本を、片っ端から読んでみる

小説に出てくる実在の本を、片っ端から読んでみる

読書の取り組みについて、個人的に懐かしいアイデアを思い出し、再度チャレンジしようと決めました。

まず、「九年目の魔法」という小説があります。
作者はジブリ映画「ハウルの動く城」の原作、「魔法使いハウルと火の悪魔」を書いたダイアナ・ウィン・ジョーンズ。イギリスの児童文学作家の女性です。
「指輪物語」を書いたトールキンや「ナルニア国物語」のルイスに師事したそうです。

「九年目の魔法」は、初読当時の

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とりあえず「耐える」というコマンド

とりあえず「耐える」というコマンド

さっきふと鼻をかんで、「あれっ鼻をかむの久しぶりでは?」と思った。
4月は猛烈な黄砂により、鼻がぐずぐずし続けてひたすらティッシュを消費していた。
1週間くらいの間、夜中に一度は鼻詰まりで目が覚めた。鼻炎ってこんなにつらいのか、と初めて思い知る。
とりあえず「耐える」というコマンドのまま収まるまで待ってしまったものの、普段皮膚科でアレルギーの飲み薬を処方されているので、薬の量を増やしていいか先生に

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何であえて読書を趣味に選んだんですか?

何であえて読書を趣味に選んだんですか?

通話アプリで、日々年齢も性別も職業もさまざまな人たちと話すことにハマっていた時期がある。
コロナ禍に差し掛かるかどうかという時期の頃だ。
ある日、30代の男性と話した。私は自己紹介ついでに読書が趣味だというと、タイトルのことを言われたのだ。何であえて読書を趣味に選んだんですか?

その場で彼に何と答えたかは覚えてない。
ただ単に幼少期に本を読み始めて、その習慣が今でも続いてるだけなんだけどな、とい

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暦の上ではまだ春だけど、もう夏だ。

暦の上ではまだ春だけど、もう夏だ。

数年間一人暮らしをしたアパートを、退去前に父と掃除した。
ベランダのコンクリートに溜まった土埃も綺麗にする。
私がバケツで水を流し、父がブラシでしきりに擦る。
バケツ5杯分の水を流したコンクリートの表面を、ものの数十分で乾かす日差し。

暦の上ではまだ春だけど、もう夏だ。

日中、アパートから引き上げてきた荷物をひたすら整理していたものの、あまりに暑いので試運転の名目で初めてのクーラーを入れた。

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本は一度に何冊読みますか?

本は一度に何冊読みますか?

読書する皆さん、本は一度に何冊読みますか?
一度に一冊のみ集中して読む方もいるだろうし、数冊並行して読む方もいるでしょう。私は普段2冊程度、こっちを読んだりあっちを読んだりしてページを進めるのだけれど。
最近は「どうしても今、この本を!」という状況が重なって、数えてみたら4冊同時進行してる。
(私にしてはイレギュラーだけど、それくらいが標準という方ももちろんいるはず。)

同時進行する冊数が増える

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残る桜も散る桜

残る桜も散る桜

車の運転中や、カフェの席からふと窓の外を見た時。
花びらがきらきらと光を散らしながら舞い落ちる時期。次々と、いくつもいくつも。
桜は断然、花びらが落ちていく光景が好き。
満開の状態も、咲く直前の真っ赤っかな枝ぶりも好きだけど、花びらがひらひら落ちるところに一番趣がある、と思う。
散る桜、残る桜も散る桜、と自然に口をついて出る。誰だっけな、と検索したら、詠み手は良寛さんでした。うん、らしい。

朝に

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