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ピンっとくるスポーツの話

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「プロレスと音楽」
#1【デスマッチのカリスマ】葛西純 入場曲

「プロレスと音楽」 #1【デスマッチのカリスマ】葛西純 入場曲

「プロレスと音楽」というテーマで、まず最初に思い浮かぶのは「入場曲」ではないでしょうか。
試合前の期待感を飲み込むように、静かになる会場。そこに鳴り響くテーマソング! イントロが流れ、ついに花道に姿を現したプロレスラーに観客は声の限りにコールを送り、拍手と共にリングに迎え入れる…という一連の“儀式”は、プロレス興行の中の、ある種のクライマックスといえる場面かも知れません。 
コロナ禍となった現在で

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8月6日のこと(2023年)

8月6日のこと(2023年)

毎年この日に記事を書こうと決めたのは、元・広島東洋カープの四番、栗原健太選手がそうしてくれていたからで、カープを退団してからもそうしてくれていて、2018年の8月6日で更新は止まっているのですが、毎年この日だけ更新されるすごく誠実に筆不精なブログが大好きでした。

去年からこの日に記事を書くようになって、栗原選手が毎年どれだけ苦しんで(もしかするとあの過酷なリハビリ以上に)気を吐くように言葉を捻り

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レジェンド北別府さんの追悼試合に燃えた。広島・床田投手が今季初完封。味方打線のソロ2発で「2-0」。レジェンドの背番号「20」と重なった

レジェンド北別府さんの追悼試合に燃えた。広島・床田投手が今季初完封。味方打線のソロ2発で「2-0」。レジェンドの背番号「20」と重なった

広島のレジェンド投手だった北別府学さんが65歳で16日に亡くなった。この日、追悼試合となった一戦を広島がものにした。左腕床田寛樹投手(28)が今季初完封、打線はソロ2発。「2-0」のスコアは奇しくも、北別府さんの現役時代の背番号「20」と重なった。天国へ旅立つレジェンドへ素敵な餞別となった。

北別府さんは1975年に宮崎・都城農高からドラフト1位で広島入り。19年の現役生活で「精密機械」と言われ

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発信者の心得

発信者の心得

2年前から小中学校の算数・数学の先生に向けた『math connect』という教育誌を制作しています。これは全国の小中学校に配布される媒体であり、一般販売はされていません。媒体の性質上、仕事で関わらなければ目にすることはなかったと思うので、貴重な機会をいただけてありがたい限りです。

コンセプトは「頑張る先生たちを応援する」こと。いろいろお話を聞いていると、やれパワハラだ、やれセクハラだ、行きすぎ

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#今週のおすすめnote をご紹介!-生命力イラスト#82 -追悼・アントニオ猪木編

#今週のおすすめnote をご紹介!-生命力イラスト#82 -追悼・アントニオ猪木編

どうも、プロレス“ザ・モンスター”ハラダです。

以前から不定期でやっていた人様のnoteを、勝手にお勧めする記事だけマガジン化してみました。マガジン化したといっても無料なのは変わらないですし、不定期更新なのも変わらないのですが(あくまで「今週のおすすめ」なんで毎週やるとはいってません)、気が向いたらご本人の許可なしで取り上げていこうと思います。

2022年10月1日。燃える闘魂・アントニオ猪木

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青山学院「サブ組」の貢献と「心理的安全性」 〜箱根駅伝2022

青山学院「サブ組」の貢献と「心理的安全性」 〜箱根駅伝2022

箱根駅伝2022、TV中継は青学優勝のゴールの後、原監督の胴上げを2回めまでたっぷりと映してから、2位以下を映さずCMに、CMあけも2位順天堂はレース中で、TVは10位のシード権争いを映しはじめた(※僕の記憶による)。10分以上の差とは、これくらい大きい。

この圧勝劇の主因は「層の厚さ」と報道される。このnoteでは、その厚い層の下側、華やかなTV画面の10名に入れなかったサブチームについて注目

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