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本を読んで。思った・考えた・やってみたこと。

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#毎日更新

10/30 年齢を追い抜く

 『池袋ウエストゲートパーク』シリーズの最新刊『絶望スクール』を読んでいたら、主人公のマコトの年齢がわかるような描写に出合った。20代後半、アラサー。マコトやキングがそれくらいの年齢だってことは大体わかっていたけれど、実際に年齢がわかる描写が出てきて、それでほとんど無意識のうちに頭の中でちゃちゃっと計算してしまって、でてきた数字に「あー……いつのまにか10歳近く年下になっている……」と(ちっちゃく

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10/22 本の思わぬ相乗効果

 季節の変わり目のせいか、ここ最近ずっと頭皮が乾燥して荒れて、頭皮というかかさぶたみたいなのが剥けるひどい状態になっていた。それが、昨日ヘアサロンに行って、担当の美容師さんが地肌の状態を見て「お疲れなんですかね」と、血行のよくなるシャンプーを使って髪を洗ってくれたりヘッドマッサージしてくれたり地肌の鎮静効果があるというトリートメントを使ってくれたり仕上げに頭の付け根から肩回りをマッサージしてくれた

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8/25 きゅん成分を欲している

 恋愛もののマンガで好きなシーン。

 無自覚だった自分の恋心に気がつくシーン。

 気がついて慌てるのも、やわらかく受け入れてふんわりあたたかな気持ちになるのも、どっちのパターンも好き。

 そんなわけで、数日前に更新された『ヲタクに恋は難しい』の最新話を読んで、ひとりできゅんきゅんにやにやしている(以下、ネタばれするので、楽しみに待っている人はご注意くださいませ。でも、早く読んでほしい……!)

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8/11 『ありえない』が『ありえるかも』に変わった出来事

 『きのう何食べた?』というマンガ&ドラマで、主人公のシロさんには、佳代子さんというご近所主婦(主夫)友達がいる。シロさんと佳代子さんは、同じスーパーに通っていて、ひと家族では食べきれない量の食材、例えば3玉売りのキャベツや箱入りの桃をいっしょに買って分け合いっこしたり、おいしい料理のレシピを教え合ったりする仲だ。そもそも出会いのきっかけがスーパーのスイカの大玉を買って分け合うことだった、はず(確

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8/8 歌詞はまっすぐなラブレター

 あゆ、こと浜崎あゆみの過去の恋愛が暴露されているとして話題の『M 愛すべき人がいて』(小松成美著)を読んだ。

 わたしが一番あゆの曲を聴いていた1998-1999年、ちょうどその頃のことが書いてあった。あの頃のあゆの曲、好きな曲がいくつかあるのだけれど、それらは全部、あゆが愛する人に向けて書いた、ひたすらにまっすぐなラブレターだった。その頃のふたりの物語を知ると、歌詞は、もうなんというか感情も

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8/6 蜜蜂と遠雷

 今日に日付が変わって数時間経った深夜、遅ればせながら『蜜蜂と遠雷』(恩田陸著)を読み終わった。

 『蜜蜂と遠雷』、直木賞にノミネートされたときからピアノものだと知って興味を持っていたのに、直木賞を獲って、さらには本屋大賞まで獲って、おもしろさは保証付きになっているのに、ハードカバーの厚み(500ページ超)に怯んで後回しにしていたら、そのうちにもう上下分冊の文庫がでてしまって、なんなら映画化も決

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5/16 「趣味は読書です」

 以前は、「休日、何して過ごしてるの?」と聞かれるのが苦手だった。ゆっくり寝るのは好きだけれど、「寝てたら一日終わります~あははは」では会話がそれ以上ふくらまないし、もうちょっと余暇を楽しんでいる感を出したい、という見栄っ張りなところもある。趣味で余暇も充実しています、みたいな返しをして、そこから話も広げて盛り上がりたいと思っていた。でも、堂々と人に言えるような趣味もなく。なので、これ系の会話が始

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7/2 たったの3日

 twitterのタイムラインを眺めていたら、2歳11か月の子供を放置して死なせたというニュースが流れてきた。一昨日の夜、眠れずに読んでいた小説が、小さい子供を放置して死なせてしまった母親と、その死んでいった子供たちと、子供を放置して死なせてしまった母親の実母、三者の目線から語られる小説(『つみびと』(山田詠美著))だった。読み終わってまだそんなに時間も経っていなくて、気持ちが物語に引き寄せられて

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6/26 憧れるけれどなりたくはない(なれない?)

 今日は、起きてからずっと、左側の肩から肩甲骨、首にかけてに違和感がある。どうやら、夜の寝ている間中、肩を内側に巻き込んでいたらしい。こういうとき、なるべく痛みを感じないように、肩を内側に巻き込むような姿勢をとっていた方がいいのか、それとも、縮こまっている筋肉をなるべく伸ばすべく、胸を開いた姿勢をとった方がいいのか、判断がつかず、困っている。とはいえ、どっちの姿勢をとっても結局つらくて、両方の姿勢

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6/10 マンガレシピの再現

 昨日の夜ごはんは、ひやむぎにした。

 買い物に出たら、旦那さん共々なんだかひどく疲れてしまって、帰ってきてから台所に立ってあれやらこれやらする元気がなかった。し、昼ごはんを3時のおやつみたいな遅い時間にとってしまったのもあって、21時過ぎの時点でもまだそんなにおなかがすいていなかったので、夜は軽めにすませよう、ということになった。それでも、しばらくぐだぐだと過ごしていたら、23時頃、やっとおな

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