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何を書いてもいいし、何を書かなくてもいい

SNSの類いとの適切な距離を取るコツは、「誰もそんなにあなたの生活や意見を気にしていないよ」という適切な感覚を持つことだと思う。(いい意味で。) 興味の湧く人の…

牧
11か月前
181

塩梅

※しおうめじゃないですよ? 大谷選手の元通訳者の違法賭博事件があったが、ギャンブルの金額が大きすぎて規模がよくわからなかった。なおのこと、大谷選手の年俸も破格で…

牧
4日前
24

木の匂い

連休中にやろうと思っていたことの一つは、高さ二メートル以上、床面積一メートル四方ほどの角柱型収納スペースに棚を取り付けることだった。ここに棚があれば便利だろうな…

牧
8日前
29

やさしいひとに

いつぞやの記事で「やさしいひとになってほしい」という願いの違和感について書いた。ふと、相方はどう思っているだろうかと聞いてみた。 「息子に、やさしいひとになって…

牧
2週間前
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窓と春キャベツ

20歳は若いなと思っている自分の感覚に気づいて、自分が年取ったと感じた……。 そして改めて、人生というのは自分が選んでいる道がほかの道と比較してどんな選択であるか…

牧
2週間前
36

ぽやぽやぽや

楽しいお話の時間だった。 ・なんとなく似ている二つの家族 二家族とお話しした。姉妹がいて、それぞれに旦那さんと、それぞれに一人娘がいる。娘達は今大学三年生。私は…

牧
2週間前
27

トップが目立つ仕事

トップが目立つ仕事は、なんとなくトップにならなきゃ負けたような勘違いを持つ人(子ども、親)がいるかもしれない。 大谷選手が活躍していると、大リーグで活躍しないと…

牧
3週間前
29

会話が途切れる時

会話が途切れた時の雰囲気が結構気になる性質(たち)である。ベストなのは、こちらもあちらも同じくらいの押し引きであること。無言になっても、気詰まりにならない関係が…

牧
3週間前
19

今の自分とは違う選択をした、別の世界線の自分と飲みながら話してみたい。たぶん楽しい。そっちを選ぶとそういう感性が育つからそんなふうに考えるんだね、面白~とか言って。

牧
3週間前
17

外したくない読書

私は割と効率厨である。ただ、何でもかんでも無駄が嫌いというのではない。遠回りをしなければ得られないこともあるから。 私が嫌なのは、これが得られるかもしれないと期…

牧
3週間前
28

はいはい

モジモジ、ぴょんぴょんしていたと思ったら急にはいはいを始めた。はいはいは這い這いと書く?一度修得したその能力は彼の世界を急激に広げたらしく、原野をひた走る装甲車…

牧
3週間前
22

むかしのひと

昔の人のことをなんとなく見下げていないか。自分のなかに過去よりも未来が優れているという啓蒙主義が潜んでいることにたまに気がつく。 江戸時代の人と、現代に生きる私…

牧
1か月前
25

デタッチメントの中にある主体性

村上さんのデタッチメントの反対はコミットメントらしい。アタッチメントではなかったのか。でも、両方とも同じ姿勢を描いていると言える。社会や活動への主体性はコミット…

牧
1か月前
18

愛の挨拶(エルガー)

00:00 | 00:00

春ですね。 エルガーの愛の挨拶を、チェロでどうぞ♪

牧
1か月前
19

楽しんで棚ぼた

がっかりの正体は、期待していたよりも現実が悪かったということ。期待すればするほどがっかりする確率はあがる。苦労して努力している人は期待値が高くなるので、結果的に…

牧
1か月前
36

機嫌が悪い時

誰しも機嫌が悪い時というのがある。例えば体調が悪い時。頭痛、花粉症、腰痛、肩こり、怪我で機嫌が悪くなることがある。あるいは、予定通りに物事が進まなかったとか、嫌…

牧
1か月前
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何を書いてもいいし、何を書かなくてもいい

何を書いてもいいし、何を書かなくてもいい

SNSの類いとの適切な距離を取るコツは、「誰もそんなにあなたの生活や意見を気にしていないよ」という適切な感覚を持つことだと思う。(いい意味で。)

興味の湧く人の投稿を意識して読むこともあるだろうけれども、だからといって仕事で投稿しているわけではないのだ。内容に一貫性が無くても問題ない。網羅性が無くてもいい。きのう書いたことと今日書いていることが矛盾していてもいい。書いている人が良いと思っているな

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塩梅

塩梅

※しおうめじゃないですよ?

大谷選手の元通訳者の違法賭博事件があったが、ギャンブルの金額が大きすぎて規模がよくわからなかった。なおのこと、大谷選手の年俸も破格である。

どうしてギャンブルにお金を使ってしまうのだろうね。冷静に考えれば、ギャンブルが大規模な商売になっている時点で、多くの利用者が莫大な損害を受けることで成り立つシステムになっているのは明白である。
負けたら大変だというスリルが楽しい

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木の匂い

木の匂い

連休中にやろうと思っていたことの一つは、高さ二メートル以上、床面積一メートル四方ほどの角柱型収納スペースに棚を取り付けることだった。ここに棚があれば便利だろうなと思いながらも後手後手になり数年経ってしまっていた。せっかくの収納も床から積み上げるように物を置いてしまうと上部空間が無駄になる。重ねられた下の物、後ろの物は見えなくなり忘れられて埃をかぶってしまう。妻より「連休中に棚つけて!私は草抜きする

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やさしいひとに

やさしいひとに

いつぞやの記事で「やさしいひとになってほしい」という願いの違和感について書いた。ふと、相方はどう思っているだろうかと聞いてみた。

「息子に、やさしいひとになってほしいって思う?」

「うーん、意地悪をしたり、悪口を言ったりするのを楽しんでいたら嫌だな。
でもやめなさいって注意するよりも、本人の気持ちとか、何があってそんなことを言っているのかを理解してあげようとするかな。」

何その優しい回答。悪

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窓と春キャベツ

窓と春キャベツ

20歳は若いなと思っている自分の感覚に気づいて、自分が年取ったと感じた……。

そして改めて、人生というのは自分が選んでいる道がほかの道と比較してどんな選択であるか、本人はよく分からないまま進まねばならぬものなのだな、と感じた。

どの仕事が景気がいいかとか、その世界で食いつないでいくためにはどんな力が必要かとか、そういうことは業界に十年以上いて何となく見えてくる。いや、分からないまま苦しむことも

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ぽやぽやぽや

ぽやぽやぽや

楽しいお話の時間だった。

・なんとなく似ている二つの家族
二家族とお話しした。姉妹がいて、それぞれに旦那さんと、それぞれに一人娘がいる。娘達は今大学三年生。私は妹の旦那さん、そしてお姉さんと割と仲がいい。

その中では私が一番年若いのだけれど、とても心地良い空気が生まれるのだ。お姉さんはチャキチャキしていてもてなし上手で明るい。妹の旦那さんは人懐っこくて物おじせず、昔はやんちゃしていたのが今は落

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トップが目立つ仕事

トップが目立つ仕事

トップが目立つ仕事は、なんとなくトップにならなきゃ負けたような勘違いを持つ人(子ども、親)がいるかもしれない。

大谷選手が活躍していると、大リーグで活躍しないと自分は惨めだと卑下する人がいるかもしれない。
野球を仕事にするとなると、プロ選手を目指すのも1つだけれど、学校の部活動で教えたり地域のチームコーチをしたりすることも出来るだろう。仕事は別にして、草野球を楽しんでもいい。

大谷選手になれな

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会話が途切れる時

会話が途切れる時

会話が途切れた時の雰囲気が結構気になる性質(たち)である。ベストなのは、こちらもあちらも同じくらいの押し引きであること。無言になっても、気詰まりにならない関係が良い。

踏み込む速度と踏み込む深さが同じ感じの人だと気が合うなと思う。

踏み込まれるのが速すぎると拒絶したくなる。良い大人はそのあたりの塩梅が分かっていて、当たり障りのないところをくるくる回りながら時々すすっと懐に入ってくる。こちらも「

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今の自分とは違う選択をした、別の世界線の自分と飲みながら話してみたい。たぶん楽しい。そっちを選ぶとそういう感性が育つからそんなふうに考えるんだね、面白~とか言って。

外したくない読書

外したくない読書

私は割と効率厨である。ただ、何でもかんでも無駄が嫌いというのではない。遠回りをしなければ得られないこともあるから。

私が嫌なのは、これが得られるかもしれないと期待して時間と労力を注いだ結果、あれ、得られた結果はこれなの??という期待外れ感。これが嫌なのだ。

読書の場合、実用書は大体判断ができる。どのくらいのレベルで、買って良いか無駄になるかが分かる。背伸びして、読める日を楽しみにするのもまた良

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はいはい

はいはい

モジモジ、ぴょんぴょんしていたと思ったら急にはいはいを始めた。はいはいは這い這いと書く?一度修得したその能力は彼の世界を急激に広げたらしく、原野をひた走る装甲車の如く部屋中を這い回っている。

私の肉体という障害物をものともせず乗り越えていく。部屋の端から端へ、目ざとく標的物を見つけては一直線で進んでゆく。

つかまり立ちも急に始めた。自分で立って、すっ転んで大泣きを繰り返している。

身長も体重

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むかしのひと

むかしのひと

昔の人のことをなんとなく見下げていないか。自分のなかに過去よりも未来が優れているという啓蒙主義が潜んでいることにたまに気がつく。

江戸時代の人と、現代に生きる私とどちらが賢いのか。富んでいるか。自由であるか。

昔の人も江戸時代の人も主語が大きすぎますが、学問や芸術の世界だと、昔より今の人の方が優れているとは思えない。もちろん知識が前進しているのは間違いない。過去に対する積み重ねがあるから。しか

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デタッチメントの中にある主体性

デタッチメントの中にある主体性

村上さんのデタッチメントの反対はコミットメントらしい。アタッチメントではなかったのか。でも、両方とも同じ姿勢を描いていると言える。社会や活動への主体性はコミットメントで、人間関係における主体性はアタッチメントだ。

主人公が受け身に見えると言われるけれど、そうじゃないと思う。ただ彼は現実の物事に無邪気に夢をもてないだけ。現実にしっくりとハマる歯車が持てないだけ。

夢を持つというのは、アンパンマン

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楽しんで棚ぼた

楽しんで棚ぼた

がっかりの正体は、期待していたよりも現実が悪かったということ。期待すればするほどがっかりする確率はあがる。苦労して努力している人は期待値が高くなるので、結果的にがっかり回数も増てしまうのだ。

苦しんでる間に気持ちは結果にフォーカスしてしまうので、特にがっかり回数が増える。そうならないようにするには、取り組んでいることを洗練させ、それに取り組んでいる自分を好きになり、その作業に没頭すること。この状

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機嫌が悪い時

機嫌が悪い時

誰しも機嫌が悪い時というのがある。例えば体調が悪い時。頭痛、花粉症、腰痛、肩こり、怪我で機嫌が悪くなることがある。あるいは、予定通りに物事が進まなかったとか、嫌なことを言われた、心配なことがある、不安だから機嫌が悪くなることもあるだろう。

機嫌が悪いからと、ふてくされて過ごすのはその人の自由だ。人に当たるも、物に当たるも、その人の選ぶ自由と受け取る結果がある。

または、バッティングセンターに行

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