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目標だったはずのキャリアがズレ始めた話
子どもが産まれる前、仕事が大好きだった。
この仕事に就くために、また、社内のいろんな課題を解決するために、私なりに努力してきた。
現職を選んだ決め手は、子育て支援制度が充実していたことだった。
子どもが産まれたら、十分な育休を取り、しばらくは時短で働きたい。
あれから十数年。
しっかり機能している子育て支援制度のもと、会社にも、周囲の理解にも感謝する毎日を送ってきた。
しかし、子どもが産まれ
表現することと、自信
立場上、種々の文書の確認を依頼されることがある。
計画書や報告書、議事録…あらゆる文書を見ていると、たまに思うことがある。
"粗い"ということだ。
誤字脱字よりも、作成者の考えやポリシーが伝わってこないことがとても気になってしまう。
とても表層的だから、こちらも表面的な内容の指摘で終わる。
なんだか、とてももったいないと感じるのだ。
作成者本人へ、意図を直接確認することもある。
しかし、大抵の
”時間がない”は社会の課題-「ケアの倫理」を読んで思うこと-
働く時間、子育てする時間、家事をする時間、自分をいたわる時間…
その全てが、私たちには欠けている。
この文脈でいう”私たち”とは、”ワーキングマザー”に限らない。
日本では、働く人全員が抱える大問題らしい。
大学時代の恩師の勧めで「ケアの倫理」を読んだ。
副題には”フェミニズム”の文字。
あぁ、女性の活躍を!とか、男女共同参画社会を!を謳っている本なのだろうなと思っていたが、誤解だった。
特
子どもの“ケア”は外注できない。登園拒否が10ヶ月続いた話
とにかく忙しい毎日を過ごしていると「誰かにやってほしい!」と思うことがいくつかある。
ワーキングマザーとして早6年。
これまで試行錯誤が功を奏し、お掃除は家事代行サービス(タスカジ)とロボット掃除機に任せ、洗濯もガス式乾燥機(乾太くん)を導入してから、だいぶ心と時間に余裕が持てるようになっていると思う。
一方で「これは誰かに任せられないな」と感じ続けることがある。
それは、子どもの”心のケア”