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【遠出ミュージアム17】DIC川村記念美術館(千葉)
最初に行った時は友達に連れて行ってもらったのだが、その時に覚えていることといえば「遠いな、、」という漠然としたものと、企画展の五木田さんの絵が「すごい迫力だった」ということくらい。もともと音やリズムのような速さの感覚重視(感覚的テンポの会話って動物的かも)、なのに性質はのんびりしているので、人について行くと完全に準備不足状態で情けないことに感嘆詞的な言葉くらいしか残っていない。きっかけになってくれ
もっとみる【遠出ミュージアム15】安曇野ちひろ美術館(長野)
安曇野にあるちひろ美術館は、この土地ならではの高い山々が周りをぐるりと囲むような場所に位置している。高いところから俯瞰的に見る美術施設が多いのに、ここは地上から遠景に山々を眺められるのが印象的。
木がたくさん生えているわけではない平らな大地が安曇野ちひろ公園になっており、その中に美術館、電車の車両、花壇、ちひろさんが使用していた山荘の復元など、バラエティに富んだ施設がある。
美術館の中は明るく
【遠出ミュージアム13】川崎市立日本民家園(神奈川)
Q:ここはどこでしょうか?
A:生田緑地の川崎市立日本民家園です。
どこの村にやってきたのか、と思わせるような原風景が魅力的な民家園。岡本太郎美術館と同じ生田緑地の敷地内に位置し、20以上の古民家が集まっています。多摩川近郊地区だけではなく、白川郷や五箇山など、全国各地から民家をが移築され、それぞれをエリアごとにまとめた感じで配置されています。民家園というとイメージしづらい(自分だけかな)です
【遠出ミュージアム12】金沢21世紀美術館と鈴木大拙館(石川)
3、4年前の夏に、北陸新幹線の開通とともにかなり交通の便が良くなった金沢に行った。規模が大きくない割に色々な見所がギュッと詰まっていたり、見てみたいお店があったりと興味深い動きをしている地域だなと。そしてやっぱり、なんといっても海産物の宝庫....!という引力は大きい。
そしてこの都市の魅力は古都というだけでなく、特にコンテンポラリーアートに興味がある人にとって21世紀美術館の存在が大きい。パリ
【遠出ミュージアム6】 明治村 (愛知)
西洋文化に傾いた時代の日本の建築物を集める明治村。フランク ロイド ライトが建てた帝国ホテルの一部があると聞いてから行きたかった場所の一つだった。
2回目に名古屋に行くことが決まった時、市内の観光は一通り見ていたので次は少し遠出でもいいかもと思っていた。犬山城がいいと地元の人が言っていたのを思い出しそちらにいくことに決めた。そして周辺を調べていたら明治村が近くだとわかり、予定をぎゅっと詰め込んで
【遠出ミュージアム4】 ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡)
絵を習いに行っていたころ、彫刻が好きだという話になった時に、ヴァンジ彫刻庭園美術館は彫刻が素敵だよと教えてもらった。
静岡にあるという。
「いつか行ってみたい」は、行こうと思えば行けるはずなのに、なかなか実現しないことが多い。とても遠い方が思い切って行けたりするのが不思議だ。でも頭の片隅にその時の情景とともにキーワードが保存されていることが結構な頻度である。
ようやく行けたのは昨年。クレマチ
【遠出ミュージアム2】 museum as it is(千葉)
千葉県の長生郡長南町にあるmuseum as it isという美術館をご存知でしょうか?
お隣の県とはいえ、都内から車で2h〜3hの距離のところ。最寄りの駅からはタクシーで30分くらいだそう。
こちらは目白の小道具坂田のオーナー坂田和實さんの美術館/ギャラリーで、中村好文さんが建築を担当され1990年代にオープン。小さな空間ですが、そこまで行く道のりを含めてセンスを感じる美術館です。一種の庵と