マガジンのカバー画像

我慢は昨日に捨ててきた。

30
仕事のストレスで心が駄目になり、半年間休職したアラフォーが、駄目になった心と、如何にして付き合って生きているのか。 あくまで個人の出来事なので、すべての苦しむ人に当てはまるかは分… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

ダン・シャーリー(1864〜1902)

ダン・シャーリー(1864〜1902)

全然更新できてねぇですね、最近。
文字を書くのが好きだから、こういう場を設けたと書いていたクセに、こういうところがね。

そういうトコだぞ!!

いえね、このところ単純に忙しくて、営業対応に企画資料の作成、商品開発のディレクションやカードゲームのシステム構築まで、もはや自分が何者か、どこへ行くのかわからなくなりつつありますよ。

そんな中、日々いろいろ考えた末、趣味のひとつだった「レトロゲームの収

もっとみる
エンディングのない世界。

エンディングのない世界。

「ゲームセンター=不良の溜まり場」と親に教え込まれて育った自分が高校時代、部活を通じて巡り合った親友(悪友とも言えるが)に誘われ、「ストリートファイターII」を始めたのが運のツキ。

そこからアーケードゲームにドップリとハマり、「対戦格闘ゲーム」は生活の一部になっていった。

高校2年時の修学旅行初日は、横浜中華街に到着し、自由行動タイムになったら近くのゲーセンに猛ダッシュ(ただ「チャイナドレスの

もっとみる
たとえ自分の首を絞めてでも(2)

たとえ自分の首を絞めてでも(2)

開発中の商品に、何とか付加価値をつけるため、今の仕様で可能な遊び方を見出した。

ただ、それを実現するには、追加予算が必要だ。
想定外の仕様を説明するため、追加イラストを発注しなければならない。

事情をメーカーの担当者に伝え、何とか工面していただけないかを相談したが、既に稟議も通っている案件なので、追加予算の工面はほぼ不可能とのこと。

悩んだ末、スケジュールのこと、そして何よりも、商品のこと、

もっとみる
たとえ自分の首を絞めてでも(1)

たとえ自分の首を絞めてでも(1)

お試しで有料記事にしてみたけど、反応がなかった(デスヨネー)ので、少し修正し、いつもどおりに上げ直してみることにした。

いま現在、あるメーカーの商品開発に関わっている。

元々はパッケージや組立説明書といった、デザイン物の制作という形で関わっていた案件だが、昨年末より、商品の企画段階から関わらせていただくことになった。

色々な意味で、非常に苦労する案件ではあったものの、ようやく形(物理的に)に

もっとみる
足がスティック、とってもスティック。

足がスティック、とってもスティック。

本日より東京ビックサイトで開催となった「コンテンツ東京2019」。
ウチの会社も出展しているので、朝からその対応に。

…と言いたいところだけれど、昨日の午後、急遽クライアントから新規案件に関するお声掛けがあり、朝イチでご訪問。

今回の案件は、かなりチャレンジングでエッジの利いたもの。

最初に話を聞いたときは「絶対版元から怒られるヤツや!」と思ったが、既に版元とは話を通してあって、OKが出てい

もっとみる
闘いの一週間(20時追記)。

闘いの一週間(20時追記)。

さてさて、今週は今日以外、おそらく直行直帰になります。
明日から、東京ビックサイトで開催される展示会に、ウチの会社が出展するからです。

だいたい年に2回くらいあるんですけどね、営業の立場から言うと、凄くありがたいことでして。

何故なら、ブースを覗いて興味がありそうな人に声をかけて、名刺交換をして、後日改めてアポを取って、詳しくビジネスの話に持っていけるので、今どき流行らない飛び込み営業をする必

もっとみる
季節の変わり目は、あぶない。

季節の変わり目は、あぶない。

今週に入ってから、心の具合が非常に悪い。

朝起きて、生きているのがもう辛い。
布団から起き上がることも辛いから、何か理由をつけて仕事を休めないか、何度も頭の中をぐるぐる回る。

しかし、やらなければいけない仕事は山のようにある。

何しろ、今のオフィスでは唯一の営業なので、既存クライアントからの新規依頼対応だけではなく、新規クライアントへのアプローチという、いわゆる営業としての仕事は毎日何件もあ

もっとみる

人のオススメに乗ってみる。

私は、他人のオススメをあまり信用していない。

冒頭から失礼な物言いで大変申し訳ないけれど、自分が欲するものは自分のアンテナで探し、自分で体感し、判断したいクチだ。

人の好みなんて千差万別。ラーメンの味ひとつ取っても、友達同士であろうと、噛み合うなんてことは極めて稀だ。

なので、高校時代に「この本、スゲー面白いから!」と、やたら「創竜伝」を薦めてくる友達(とは言うものの、ちょっと距離を置きたい

もっとみる
死にたくなければ、歩け。

死にたくなければ、歩け。

昨日、月初に受診した健康診断の結果が届いた。

結果は……「D2」。
すなわち「すぐに精密検査を受けろ」の意。

対象なのは、肝臓を含む消化器系。

悪玉コレステロールと中性脂肪、そして赤血球の数値が極端に高い。
また、血圧も高い(もっとも、これは緊張性高血圧も絡んでくるので、一概には言えないが、数値的には高血圧のライン)。

一昨年、鬱による休職で10kg落ちた体重が元に戻り、最近ではむしろ増え

もっとみる
たまにゃあ落ち込むこともある。

たまにゃあ落ち込むこともある。

このところ色々厄介ごとが多発したり、企画に暗雲が立ち込めたり。
そんな調子で週明けを過ごしていたら、左腕全体に違和感が。

ジリジリと痺れるような、かといって動かないワケでなく。
何と言えばいいんだろう?自分の腕じゃないみたいな感じ?

しばらく落ち着いていた鬱が悪さをし始めたっぽい。
左腕の違和感は、心が沈み込む前兆で、休職していた間、また、休職する直前はほぼ毎日のように症状が出ていた。

しば

もっとみる
業界は、狭い。

業界は、狭い。

あ、写真は特に意味ないっす。

私ね、改めて思うんですよ。
玩具、アニメ、特撮、ゲーム関連の業界って、ホントに狭いなって。

新規でお取引を始めさせていただくメーカーのご担当者さんが、実は元○○にいて、そのときはお互い競合だったり。

はたまた、まったく聞き及びのないメーカーの方から新規案件のお問い合わせを受け、詳しく話を聞いてみたら、元△△におられた方で、在籍時にウチの会社のことを見聞きしていて

もっとみる
リアルタイムで触れてきたもの(スーパー戦隊シリーズ編)

リアルタイムで触れてきたもの(スーパー戦隊シリーズ編)

子供の頃、リアルタイムで触れたコンテンツに対する思い入れは、おそらく誰もが持っているもの。

もちろん、触れたときの年齢や環境にも依る部分はあるが、それが人生を左右することは、私の事例でも明白であろう。

特に幼少期に於いては、「三つ子の魂百まで」という言葉のとおり、どんなに年齢を重ねようとも、失われることは稀だ。

私が最初に観たスーパー戦隊シリーズ(当時はそのようなくくりは存在しなかったが)が

もっとみる
20年。

20年。

ここ最近、新規取引先から案件のご依頼を頂戴したり、また、既存取引先から基幹ブランドのデザインに関するご依頼を受けたりと、営業として、忙しくもありがたい毎日が続いている。

その中には、かつて自分が20年前、新卒として入社し、3年ばかり籍を置いていた会社の案件も含まれている。

今日、自分が企画提案をして、商品化が決定した玩具の試作品を開発のご担当者へ返却するため、その会社へ訪問してきた。

ご担当

もっとみる
人と出会う、ということ(番外編)

人と出会う、ということ(番外編)

もうちょっとだけ、つづくんじゃ。

帯広選手を通じて、女子プロレス…と言うよりは、我闘雲舞という団体に魅力を感じるようになった。

目の前で繰り広げられる、限られた空間を使っての試合。
「ベビーフェイス」や「ヒール」という枠組みに捕らわれない、各選手の魅力と個性。

歌って、踊れて、戦える。
たぶん企画を出したら「要素を盛り込み過ぎだ!」と怒られるパターンだが、それを感じさせない。

この魅力を、

もっとみる