記事一覧
#115 これからは地方の時代
1.これからは地方の時代今回はビジネス視点から地方都市の潜在能力についてお話しします。茨城県の笠間市についての私の最近の訪問を例に挙げながら、地方都市におけるビジネスの可能性を掘り下げます。私は北関東の笠間市について知らなかった一人ですが、この訪問は私にとって新たな発見となりました。
私が笠間市を訪れた理由は、「小麦の奴隷」という私の店舗の中で最も売上を上げている店がここにあるからです。開店時
#109 GHQの占領政策について
1.GHQの占領政策について今回はGHQの占領政策についてです。
先日、宇宙総合政策小委員会に参加し、漁業権に関する議論に触れました。そこで耳にしたのが、GHQの占領政策が現在の我々の漁業権にまで影響を及ぼしているという事実です。この点については、官僚からの説明を受け、深く考えさせられるものがありました。戦前の農地開放や漁業開放がGHQの政策の一環として実施されたことは、重要な教訓を含んでいます
#106 持続可能な農業と先進技術の融合
1.持続可能な農業と先進技術の融合今回は持続可能な農業と先進技術の融合の話です。
最近、私が出資しているアイファームというベンチャー企業は、アイスランドでのいちご栽培に着手し、それがビジネスとしての大きな可能性を秘めていることを実感しました。アイスランドは、自然環境と再生可能エネルギーの豊富さを活かした新しい農業の形を提案しています。
アイスランドでの私の経験は、その地の豊かな自然資源と持続可
#105 ホテル業界の変化
1.ホテル業界の変化今回は大阪の南船場に開業したW大阪を例に挙げながら、日本のホテル業界が直面しているインバウンド需要の高まりとそれに伴う業界の変化について話したいと思います。1970年代から80年代にかけて、団塊の世代の旅行需要を満たすため多くのホテルが建設されましたが、現在は少子化やインバウンド需要の増加により、ホテル業界に大きな変化が生じています。
まず、ビジネスホテルの進化についてです
#103 新しいことへのチャレンジを阻む要因
1.新しいことへのチャレンジを阻む要因今回は新しいことへのチャレンジについてです。
日本が直面している問題の一つに、新しいことへのチャレンジがしにくい社会構造がありますが、これは、日本の義務教育がチャレンジすることへの恐怖心を植え付ける一因となっていると考えます。
義務教育の9年間で、同じ地域の中で隠れることなく生活すると、周囲と異なる行動を取ることが難しくなります。私自身、学校外の学習塾で別
#102 北陸新幹線の行く末
1.北陸新幹線の行く末今回は、北陸新幹線が福井県敦賀まで延伸されたことに関して、その影響と今後の展望についてお話ししたいと思います。北陸新幹線は、将来的には新大阪まで延伸される計画があるにもかかわらず、現状では様々な課題が存在しています。特に、現在のルートや経済性の問題、さらには地域間の結びつきを強化するための方策について、私なりの考えを述べたいと思います。
まず、北陸新幹線が敦賀まで延伸され
#101 地方に眠る素晴らしい才能たち
1.地方に眠る素晴らしい才能たち今回は地方に眠る素晴らしい才能たちの話です。
以前、私が福井を訪れた際、地方の素晴らしさとそこに眠る才能の見つけ方について大きな気づきを得ました。特に、SNSの力を借りて地方の魅力が可視化されている現状は、非常に興味深いものがあります。私が経営するグルメアプリ「TERIYAKI」を通じて、美味しいものに特化したメディア発信をする多くのユニークな人たちと繋がり、彼ら
#100 最近の生成系AIの進化
1.最近の生成系AIの進化今回は、最近の生成系AIの進化について、その影響と私たちがどのように対応すべきかについて語りたいと思います。特に、クリエイティブ産業におけるその利用方法と、これが広告業界に与える影響に注目してみましょう。
生成系AIは、単に面白いコンテンツを生み出すだけでなく、実際のビジネスプロセスにも大きな変革をもたらしています。例えば、「オタコイ」というアプリの広告キャンペーンで