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演劇あるいは芝居

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芝居あるいは演劇から派生した物事を
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記事一覧

友達

友達

日本のあちこちにできている〇〇地区、ちなみに〇〇は民族や外国の地名などが入る。
進む少子高齢化、そして日本人の情緒に多大なる影響を与えているであろう四季の短絡短縮化

日本(人)の終わりの始まりを懸念している今日このごろ。

ふと、安部公房の「友達」という戯曲を思い出した。

短編で場面転換も少なく、そういう意味ではやりやすい素材なのだろう、小劇場ではよく上演される戯曲。
私も何回か観たことがある

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AIに出来るのか

AI技術が進んでいて、おそらく映画一本創るにしてもサンプルだけ集めて、あとは独りでそこそこのモノがデキてしまうだろうけれど。

ここ、なんですよね。肝はここ。ここで作品に命が、魂がふきこまれるか否か。

例えばの話、この映画をAIで青山氏一人で創ったとしたらおそらくここのセリフは「止まって」で創られただろう。ここがAIの限界。

限界、というか、なんだろうな、所詮AIというか。

AIに「地球温暖

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孫悟空

孫悟空

やはり書かずにはいられません。

漫画家を目指していたわけではないし、親戚でも知り合いでもありません。
そういう意味では縁もゆかりもない方で、同じ理由で松本零士氏の訃報が入った時は記事にするのはやめたのですが。

鳥山明氏の訃報はさすがにびっくりしました。いやまだ早いでしょって。

Drスランプあられちゃんが誕生した時は私は小学生でした。一世風靡しました。
ドラゴンボールが放映開始したのは高校生の

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AI生成の懸念事項

AI生成技術の懸念事項でアメリカではストライキが起きている。

彼らの容姿、声、動きだけをコンピュータに記憶させ、あとはAI で生成してしまえば映像ができてしまう。

安価でできてしまうので、彼らの俳優としての仕事がなくなる、俳優としての仕事の危機を感じてのストライキだ。

彼らの言い分はわかるし、その報酬のガイドラインは今のうちにきっちりしておいたほうが絶対にいいと思う。
どっかの国みたいに先延

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今騒がれている某大手芸能プロダクションの話ですが、なんていうか、私が20代の頃かまことしやかに流れていた噂で、私でも聞いたことがあるくらいだから、ちょっとでも芸能関係興味あった人には小耳にはさんだことがあるのでは?と思います。

勿論テレビ関係者にも言えることで、例えば毛色の違う報道関係者ならいざ知らず、バラエティ関係のコメンテーターがあーだこーだ言うのが白白しいな、と思うこともあります。(だんま

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K国・元統○協会 そしてマスメディア

知っていたはずなのに。

テレビは深夜帯のほうが規制がゆるくて、テレビよりラジオのが規制がゆるくて、舞台はもっとゆるいということを。

新聞は今とっていなくてほとんど読んでいないが、購買力とか購買層とかを考えると偏りがあって、ともすると誤解を招き兼ねない記事内容もあるから、一番正確な記事を掲載しているは経済新聞であるという結論に私は至ったことを。(世の中の動向や流れ、トレンディな事項、それらについ

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ベルばらと女性の地位向上とエンターテインメント

ベルばらと女性の地位向上とエンターテインメント

50周年ということで、展示会と、BSで厳選して放映している。

私はもちろん洗礼を受けている世代。
アニメも見たし、コミック本も全巻二回も揃えた。(アントワネットが処刑される10巻まで。新刊は除外)
何故二回、何故過去形かというと二回とも全巻貸した挙げ句返ってこなかったのだ。

携帯でアニメ版のダウンロードも買った(動画ではない)。

が、それもどこかに紛れてしまった。

なので今手元にはない。ど

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キラキラネーム

キラキラネーム

ここにきてまたキラキラネームの是非が議論されているらしい。
親からの最初の贈り物でもあるし、良しにつけ悪しにつけ親の意向、見栄やエゴが反映されるものである。特殊な場合を除いてほぼ日本では改名できないので一生ついてまわるものでもある。

某氏は名前について「道具の一つに過ぎず、単なる分類語なんだから林一番、二番、三番で十分だよ」と語っていた。もちろん極論ではあるが。
相手の名前を間違えるのは失礼にあ

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夢の共演!?

たまたまつけていたテレビで、これから公開の映画の紹介をしていた。聞こえてきた言葉その中に「シン・ウルトラマン」とあった。

ウルトラマン、リバイバル?

ウルトラマンは私よりは気持ち前の世代がストライクゾーンなのだが、知らないわけではなかった。
だからは聞くとはなしに聞いていたら、巨塔の名前二人が聞こえた。

え?
庵野秀明氏に樋口真嗣氏?

説明するまでもないが、庵野秀明氏といえばエヴァンゲリオ

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声優〜その悪魔的魅力と誤解〜

やめておけやめておけと声高に叫ばれるその裏で挑戦し、挫折していく者が後を絶たないという声優という職業。軌道修正しそれなりの人生を送っていればよいが、中には私のように重症に陥ってしまった者や、もっと悲惨な生活を送っているものも後を絶たない。

実は私の知り合いでも残念ながら命を経ってしまった者が数名いる。顔見知り程度の間柄だが、私自身もともすれば仲間入りをしていたかもしれない。

もっと学校側がこう

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声優(になるために必要な)才能

声優(になるために必要な)才能

声優になろうと十数年有した挙げ句挫折した私から端的に簡潔に断言します。条件は3つです。

1:音感、リズム感
2:滑舌の良さ
3:読解力

この3点です。

他に細かいこと挙げればキリがありませんが、この3点あればなれる可能性は高いでしょう。逆に言うとこの3点のうち1点でも欠けていると
かなり厳しいと思っていいでしょう。

挫折した私が言っても説得力はないかもしれませんが、挫折したからこそ見える視

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オケピ

オケピ

 先月、B’z presents LINE FRIENDS at GRARDEN THEATERに行って来ました。

 オケピ。オーケトラピット。三谷幸喜氏脚本の芝居。
 もう随分前になりますが観に行きました。 オーケストラピットの人の様々な人間模様を描いた喜劇だったです。まあ細かな内容はほとんど忘れてしまいましたけど、ただ一つ覚えていることがあります。
 オーケストラピットのある芝居なんて観に行

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認知症とアルジャーノンに花束を(ネタバレあり)

認知症とアルジャーノンに花束を(ネタバレあり)

アルジャーノンに花束を。ダニエル・キイスの小説。実は私がまず知ったのはアニメ”ダーティーペア”からだった。それからしばらくして劇団昴で観劇してそして小説を読んだというのが順番である。

ネタバレすると、ある知能障害の人チャーリー、ゴートンを手術で治療し、段々と賢くなっていくその過程を専門家が経過観察する、というストーリー。アルジャーノンとは実験動物のネズミで、チャーリーと同じ手術を施され、やはり賢

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差

昨日(15日)の金曜ロードショーはエヴァンゲリオンだった。新作映画公開という事で、三夜連続(序とQと破かな?)放映だそうだ。
でも映画公開は又延期だそうだ。もちろんコロナ感染拡大の影響だ。

NOTEにはいくつかヱヴァ関連の記事をあげているが、今回はまた違う内容だ。

昨日のを見てふと思った。このヱヴァは何年前制作、放映したものだ?
今は便利なググる。1995だそうだ。26年前だ。

そうか〜26

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