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【対談】日々人生を感じるー高齢者福祉の魅力って?ーこれからの福祉を考える
2人目は介護付き有料老人ホームで介護士として働くかなさん(仮名)です。
「この人のために働いている」と実感できる仕事がしたかった
ーー介護付き有料老人ホームでは、日々どんなことをするんですか?
入居者さんの食事、トイレ、お風呂、寝る、起きる、そういった日常生活に欠かせないことのお手伝いをします。高齢者の方が住んでいて、24時間お手伝いしてくれる人がいる施設で働いています。
ーー高齢者福祉の
【対談】福祉は他者の人生に伴走する仕事ーこれからの福祉を考える
1人目は大学時代から子どもの居場所支援にかかわり続け、現在は発達障害を持つ子どもたちに関わる仕事をしているはるさん(仮名)です。
気持ちが通じ合った瞬間に嬉しさを感じて
ーー発達障害を持つ子どもたちに携わる仕事をしようと思ったきっかけは何ですか?
大学生の時にしていたNPO法人でのボランティア活動で、発達障害を持っていて、他者とうまく関係を築いていけない子どもに出会ったんです。
発達障害の
いろんな色彩に満ちた世界 - 『PERFECT DAYS』
東京のトイレの清掃員として働く1人の男性の日常。
映画の説明を読んで、私は彼に興味を持ち、彼の見ている世界を知りたいと思った。
平山さんの見ている世界は美しかった。彼は無口で、人と積極的に関わろうとはしていないように見える。それでも、世界と関わる中で彼の心はいろんな色彩に満ちて、揺れ動き、たくさんの物を捉えて、受け取っている。彼の心はいろんな色で満ちていて、とても豊かだ。
彼の世界が心から美し
毎日を記そうと決めた日の記録
日記を毎日書くことにする。
毎日が消えていかないように、心身の状態にしっかり目を向けて毎日を生きていけるように。
今は疲れているから、この日記が私にとってどんな意味を持つのか、どうして書き始めることにしたのか、たくさんの背景があるから言葉にはできない。また言葉が浮かんできた日に書こうと思う。書き続ける中でそんな発見をしていけたらいい。こうやって日常の記録をすることは全然慣れていなくて、人生でほぼ初
あなたに届きますように
彼のことをいつかちゃんと思い出して、ちゃんと書きたいと思う。
なんでこんな風に思い出すのだろう。
私たちは特別なことは何もしていない。
彼のことを思い出す時に、思い出すのは風景や情景ではなくて、その時私が感じていた気持ちと安心感、一緒に過ごした図書館、カフェ。
ただ、図書館で、カフェで、一緒に過ごしただけなのに。
彼と過ごした時間は私にとって本当に特別だった。
彼が「一緒にいること」「
Purple feeling -『地上で僕らはつかの間きらめく』
彼の小説の中に入っていくと、そこはなぜだか1番しっくりくる場所だ。
過去に書いた日記を読んでいて、こんな一節が目に飛び込んできた。
オーシャン・ヴオンの「地上で僕らはつかの間きらめく」という本を読んでいた頃の話。
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幼い僕を連れ、母は祖母と共に太平洋を渡った。戦争に人生を狂わされた祖母と、新天地アメリカでの生活に翻弄される母。二人の苦難は少年の僕