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音楽

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私の趣味のひとつ
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洗心

洗心

2023年11月26日、心のお洗濯をして参りました。
PEDRO武道館、洗心。

服での体温調節が非常に難解だった先週の気温とは打って変わって、昨日はアウターが手放せないくらいには冷え込んで、ライブの為にTシャツやロングTシャツなどで正装を施している人々を見て、こちらの方が身震いが止まらなかった。

今年の3月、私は自分と上手に向き合えなくなった。朝が来る度”今日”という一日に絶望した。どうしよう

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タオルケットは穏やかな

タオルケットは穏やかな

カネコアヤノのライブチケットを買った。
2月6日の20:00頃。

ひとりで行こうと思った。
些細なことではあるが、色々な不幸が次々に起こり、心に悶々とした気持ちを抱えていた。この気持ちと早くお別れしたかった。財布に面と向かって相談せず、財布の言い分もまともに聞かず、半ば強引にチケットを手に入れた。支払いは未来の自分に託した。(クレジット払い)

日付が変わる直前、高校の時の友人からLINEが届い

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世界の終わり

世界の終わり

より多くの物事を悟った人間は、知能に溢れた人間でなく、経験豊富で成功体験に溢れたような人間でもなく、絶望を経験した人間であると言える。

絶望を経験した人。
人生でどん底を味わったことのある人。
私は真っ先に、SEKAI NO OWARIのボーカル、深瀬慧を頭に浮かべる。

彼もまた、37年という短い人生の中で、絶望を味わった人間のひとりであると言えるだろう。

”SEKAI NO OWARI”の

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カネコアヤノと私

カネコアヤノと私

カネコアヤノを聞き始めたきっかけは紛れもなく大学のゼミの友人がきっかけで、彼女はよく音楽の話になると”カネコアヤノ”というワードを出していたように思う。祝祭のアルバム(高校生の頃)からカネコアヤノのことは認知していたが、こんなにのめり込む程曲を聴いていたかと聞かれたらそうではない。

カネコアヤノを知るきっかけがあったのに、何故私の日常に溶け込むことが無かったかというと、当時の私は彼女の歌詞に共感

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人と音楽

人と音楽

心に決めた。今年の最後の投稿は、私の大好きな音楽関連の投稿にするということを。

私は今年、新しいアーティストと出会った。AppleMusicのリプレイを振り返ると、新しく私の日常生活に仲間入りしたアーティストがかなり多い。

そのアーティストは実に、カネコアヤノとズーカラデル。勉強中も通学中も、何となく心が沈んだ時もずっと私の耳を掴んで離さなかった。

sumikaの対バンツアーで出会ったズーカ

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私は白を告げられない。

私は白を告げられない。

sumikaの『坂道、白を告げて』という曲を聴いて思い出すことが2つある。

1つは受験期。

私の受験期は、sumikaと共にあった。
塾の行き帰り、私は擦り切れるくらいsumikaの音楽を聴いた。勉強に疲弊した時、成績が思うように伸びなくて苦しい時、受験直前闘争心に燃えている時、何時でも私の傍に居てくれたのはsumikaの音楽だった。

中でも当時狂う程聴いていた『坂道、白を告げて』を聴くと思

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ただいま

ただいま

sumikaの10周年記念ライブに行った。

実は直前までTwitterの下書きに『こんなにライブの日に気分が上がらないのは初めて』と残していた程、心が落ち込んでいた私。病気のこともあって、参戦する楽しみよりも「発作を起こしてしまったらどうしよう」という不安感が勝ってしまっていた。

当日は病院に訪れた為、最寄り駅に到着したのは開場の30分前だった。病院の先生に帰り際、「失敗したときのことを分析し

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女子大生を虜にする日向坂46の魅力

女子大生を虜にする日向坂46の魅力

私は可愛い女の子が大好きである。

唐突な発言にこの記事をご覧になっている方もさぞかし驚きかもしれないが、一応言っておくと私は女子大生なので色々とご安心頂きたい。(?)

そして中でも私は清楚な女の子が実にタイプである。
具体的に挙げさせていただくと、今まで私を虜にしてきた芸能人は『森七菜』『伊藤万理華』『長濱ねる』『有村架純』など。なんともタイプがわかりやすい。

その中でも定期的に私を虜にして

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眠れぬ夜に海を泳ぐ

眠れぬ夜に海を泳ぐ

深夜、ふと思いついた時にネットサーフィンをすることが多々ある。

新しい自分好みのアーティストに出逢えた時はとても嬉々とした気持ちになる。

『ネットサーフィン』が趣味のひとつになったのは、軽音部に入部して、音楽に触れる機会がより多くなった辺りからかな。色々なジャンルの曲やバンドを知って、どんどん新たな扉を開いていた。

広く浅く色々なバンドを聞き漁っていたから、ある人には1度「全部にわかだよね、

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大学生が聴くスピッツ

大学生が聴くスピッツ

スピッツの楽曲は色褪せず、色々な世代に愛され続けていると思う。

特によく聴いていたのは私の母世代だったはず。
なぜなら、私が幼い時はよく母が運転する車で常に流れていたし、母は今でもよく口ずさんでいる。

小さいころから歌うことも、聴くことも、演奏することも好きで、途切れなく音楽への愛を募らせている理由はここにある。

そんなスピッツのお気に入りの曲たちを、歌詞と共に勝手に語り尽くしたい。(まだま

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明けない夜もある

明けない夜もある

ズーカラデル。

私が最近ハマっているバンド。

包容力のある声と、優しいメロディーがクセになる。

高校時代に軽音部だったということもあり、バンドのことは広く浅く知っている私。名前だけはずっと知っていたけれど、初めましてはsumikaの対バンツアーだった。

そこからずっとズーカラデルの虜になっている。

私の脳内辞書には掲載されていないような難しい語彙を用いているような曲や、遠回しな表現が多用

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SEKAI NO OWARIドームツアー”DuGaraDiDu”のセトリについて

SEKAI NO OWARIドームツアー”DuGaraDiDu”のセトリについて

個人的に大好きなセトリだったので、より語りたい曲を私の印象や思い出と共にメモ程度に残します👼🏻

RPG

私がセカオワという存在を認知し始めたのは、この曲が流行りまくって、常にテレビで流れていた時期で、当時小学5年生だった私は、友達の家でセカオワが出演しているMステを見てた。同級生の女の子に「このバンドのボーカルかっこよくない❓」って共感を求められたのだけれど、私のタイプではなくて、その時は

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セカオワのドームツアー「DuGaraDiDu」に3回も参戦した話

セカオワのドームツアー「DuGaraDiDu」に3回も参戦した話

私とSEKAI NO OWARIの出会い

さっさとライブの話に入ってくれと思うだろうが、私が語りたいので語らせていただく。

私とSEKAI NO OWARIとの出会いは中学1年生の頃。

私の中学校は、異なる2つの小学校から生徒たちが入学するため、中学校に入学すると必然的に新しい出会いが増えた。別の小学校から上がってきた生徒たちの中で、初めて会話を交わした男の子に「スターライトパレード」をおす

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共感だけじゃない

共感だけじゃない

曲を聴いて、何を感じるかは人それぞれだと思う。

私は音楽鑑賞が趣味で、よくライブ会場に訪れる。
ライブが終わった後は、同じバンドのファンのツイートをTwitterで漁り、ライブ後の熱い気持ちを共有し合う。

それが私のルーティンだ。

よく目にするのは、「〇〇の曲を聴いて、ある人を思い出して苦しくなった。」というツイートだったり、「この前振られた元カレのことを思い出した」というツイート。

そん

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