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学校教育

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「みんなちがって、みんないい」そんなゆる〜い教育目標を掲げるたっちー。その裏にある教育観をまとめます。
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完全保存版!学級経営力爆上げ?ガイドマップ

完全保存版!学級経営力爆上げ?ガイドマップ

どうもガクせんです。

・先生ってどんな仕事なのか詳しく知りたい
・先生にはなったけれど、どうやって学級を作っていったらわからなくて悩んでいる
・先生という仕事に慣れてきた今だからこそ、もっと自分の学級経営力をあげていきたい

そんな先生方の力になれればと思い、ボクが12年間教員としての実践をまとめたブログを紹介させてもらいます。

これから登場する全てのリンクに飛んで読んでいると眼精疲労になりま

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もうすぐ始まる小学校教科担任制。5年間やってみてのメリット・デメリット

もうすぐ始まる小学校教科担任制。5年間やってみてのメリット・デメリット

先日、発表された『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)』を読むと、9年間を見通した新時代の義務教育の在り方として小学校高学年での教科担任制の導入が2022年度からスタートすることが明記されました。これから導入される学校の先生たちにとっては、教科担任制って、中学校みたいなもの?という感覚かもしれません。いやいや、や

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卒業生を送り出す先生の思い

卒業生を送り出す先生の思い

こんにちは。ひよっこ先生のたっちーです。最近、フォローさせていただいている先生方のnoteに卒業関連の記事が多く、胸を熱くしていました。やはり担任した児童を卒業生として送り出すって、その先生にとっても特別なことなんですよね。私もひよっこながらに3回送り出しましたが、毎回違う思いが込み上げてきました。

今日は、そんな先生方の思いにフォーカスして記事を書きたいと思います。

ガンT先生最近読ませてい

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年度末に良くなる人間関係

年度末に良くなる人間関係

久々の投稿になります。みなさん、こんにちは。もう、年度末ですね。

私の働く学校という現場では、毎年転出される職員と転入してくる職員によって、その年その年で少しずつコミュニティが変化していきます。

それ事態はとても良いシステムだと思うのですが、私たちが人間である以上、そこに人間関係が存在します。そして、それらが私たちに喜びや悩みをもたらすことになるのです。

今日は、ちょっと早いですが、今年度の

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影響力とは?

影響力とは?

noteの毎日投稿はとっくの昔に途切れた私ですが、noteというプラットフォームは好きなので、ちょくちょくアクセスしていて、フォロワーの方々の反応にたすけられながら、なんとか毎週投稿は続いています。

今週は、週末にかけて予定がいっぱいなので、ずーっと昔に書き溜めて忘れられていた記事を投稿しておきます。

ーーー以下、記事ーーー

心理学的側面から見た「人に影響を与える原理」を整理してみる。

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【学級経営】「多様性」が大切だからいこそ「学級経営」で意識したいこと。

【学級経営】「多様性」が大切だからいこそ「学級経営」で意識したいこと。

ゴールが見えると、とたんにスタートの仕方が気になって仕方がないJUNです! #終わりをちゃんとしろ  

皆様はこの時期、いかがお過ごしでしょうか。もちろん、4月だからと言って大きな変化もないという方もいらっしゃるでしょう。教師はというと、変化のある方だと言ってもよいかと思います。

僕自身「変化に弱い。」ということもあり、「ゴールを華々しく飾ろう!」というよりは、「来年度どうやってスタートしよう。

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あなたはどっちが多い?「役割的な関わり」と「感情的な関わり」

あなたはどっちが多い?「役割的な関わり」と「感情的な関わり」

どうもガクせんです。

子育てをしていると、子どもにいろいろな声かけ(関わり方)をしますよね。

「今日、学校どうだった?」
「今日の夕飯は唐揚げだよ」
「宿題終わったの?」
「TV面白かったね」
「早く寝なさい」

などなど。

何気なくするこれらの声かけ(関わり方)ですが、実は大きく2つに分類することができるのです。実際に上記した声かけにも「2つのタイプの声かけ」を織り混ぜてみたのですが分類で

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小学校高学年女子⑤

小学校高学年女子⑤

自分の中で勝手にシリーズ化されているこの「小学校高学年女子」ネタですが、今日はその保護者とやり取りについて簡単に述べたいと思います。

「女子ってめんどくせー!笑」からこそ、友達との関係がこじれたときの対応がカギになります。グループ内のバランスがくずれ、指導が一層難しくなり困ってしまうということが何度もありました。また、そういった現場を目撃したことも何度もあります。一度地雷を踏んでしまうと、その修

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小学校高学年女子④

小学校高学年女子④

「思春期の難しい年頃の子どもたちの指導に正解はなく、大人が粘り強く関わり続けていくことでよりよい成長へとつながっていきます。今後もひたむきに向き合い続けていきたいと思います。」

毎回、学級懇談や個人懇談でこんなことを言っている気がする。その都度、頑張ろう!と決意すると同時に、自分にもっと力があればなぁと弱気な気持ちになりながらも毎日必死に楽しく働いています。

今回は、学校現場とはちょっと離れて

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再現性のワナ

再現性のワナ

知り合いの学校の職員室事情を聞く機会があった。そこで気づきがあったので、忘れないうちに記録しておきたい。

おそらく、教育関係者でも意見が分かれるような話だと思うので、ありがたく読んでいただけたとしても、話半分以下で読み流していただければと思う。

教務と研究で異なる校内研究の捉え方校内研究の方向性は難しい。特にコロナ禍にあった今年度、そして来年度の研究内容とその方法については、各校で議論がなされ

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小学校高学年女子③

小学校高学年女子③

小学校高学年女子指導について、試行錯誤した自身の経験から学んだことを書いています。

キーワード「個別」思春期の女子をほめる時も叱る時も、「個別」が原則です。全体の前で一人を褒めるor叱ることによって、女子グループとのバランスが少しずつ変わっていきます。

初めて高学年を担任したときの話です。図工の似顔絵デッサンのときに、人一倍頑張って描いていた(ように見えた)Aさんに、「細かい線1本1本よく描け

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小学校高学年女子②

小学校高学年女子②

小学校高学年〜中学生くらいの女子の指導は本当に難しいです。今年度は、女子の多い小規模校で高学年を担任させていただきましたので、自身の経験を記録しておこうと思います。

同じ教職につく方や子育て中のお母さんに読んでもらえたら嬉しく思います。

キーワード「保険」言葉を真に受けてはいけないと深く学んだ一年間でした。中学生によくありがちなテスト前のノー勉自慢。あれって、ほんとに面白くて、勉強してない子も

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新学習指導要領が学校に変化を起こす3つの理由。

新学習指導要領が学校に変化を起こす3つの理由。

2021年4月から新学習指導要領がいよいよ全面実施となる。
それに合わせて、職場も少しざわついてきた。

新学習指導要領の最大のポイントは、評価が変わることである。
例えば国語科で言うと、5つもあった評価の観点が3つにまで絞られる。

旧指導要領下では、作文は「書くこと」の分野で評価、ディベートは「話すこと」の分野で評価……など、ある程度の棲み分けがなされていたため、分かりやすく評価することができ

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小学校高学年女子①

小学校高学年女子①

小学校高学年〜中学生くらいの女子の指導は本当に難しいです。今年度は、女子の多い小規模校で高学年を担任させていただきましたので、自身の経験を記録しておこうと思います。

同じ教職につく方や子育て中のお母さんに読んでもらえたら嬉しく思います。

キーワード①「一緒に」集団を作りたがるのが高学年女子であることに異論はないでしょう。日頃から全員で写真に映ることにこだわり、修学旅行ではお揃いのキーホルダーに

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