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詩小説④&歌詞②「青いグラス」

青いグラス
目盛りのないこの人生
プカプカ浮かんでる暇もないくらい
時間だけ進んで重なる

君のグラス
あの時を何度注いで
注ぎ返して溢れ返った
忘れられない感覚が残って
めぐり巡っているのよ本当は

今でも気泡になって胸を締め付ける

逃げながら抱きしめ合う
気持ちは一度生まれたら
どうやって消化されていくの?
昇華出来ない想いにそっと
ため息を優しく吹きかける

色とりどりに羽を広げ舞い上がる
一瞬の永遠を明け渡す花火のように
儚い美しさを求めているわけじゃない
今更もう、これ以上はもう、
そんな残り方では生きていけない

それでも君の中のどこか一部に
刻まれている声があるなら
出逢えたことが目印になるかな
意味なんてあってもなくてもね
付けたもの勝ちで大切にしたいから

月色グラス
沢山の星が浮かぶ中で
強く点滅する瞬きに
胸の光りが反応する
これからどうなるかなんて分からない
それでも一つ確かなこと
私これから見つめ合えた瞳で泣けるわ

あなたと見つめ合った
この瞳が全て覚えたまま
その場を後にしても忘れない

もう戻らない時をかき混ぜて
涙で放ちながら潤しながら
濃くて淡い私なりの愛で生きていく




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