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よく読まれたnote

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2023年に再開したnoteの中で、たくさん読まれたものを集めました。
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100%朝型の私が、時間術の本を読んだら、悩んでいた午後の乗り切り方がわかった話

100%朝型の私が、時間術の本を読んだら、悩んでいた午後の乗り切り方がわかった話

口を開けば「時間がない」とつぶやいている。
在宅ワークが7割を占めるフリーランスの割には朝早くに起きて仕事を始めるし、自分でスケジュールを組めるのであまりストレスはない働き方をしていると思う。なのにいつも「時間がない」が口癖になっている。
時間がないわけではない。ただもうちょっとうまく時間が使えたら、といつも考えている。あれ、何してたっけ?といった空白の時間や、午後にはエネルギーが切れて2時間も昼

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「積読本」を晒して成仏させようとしたが失敗し、どの本にも愛着が湧いてきた話

「積読本」を晒して成仏させようとしたが失敗し、どの本にも愛着が湧いてきた話

月に1−2冊、多い時は3冊以上を読む本好きではあるが趣味が読書といえるほどでもなく、多読というわけでもない。
本との距離感はわりとドライで、買うもの、借りるもの、と分けているし、同じ本を2度3度読むということもあまりない経験だ。

とはいえ、1冊1冊を手に取る動機はかならずある。あるし、思い出せる。類書まとめて10冊を買うとかはしなくて、そこは慎重派だ。もったいない精神の現れかもしれない。
ちなみ

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私が40歳でがん告知を受けて手術決断に至るまで

私が40歳でがん告知を受けて手術決断に至るまで

「悪性です」

人は、あまりに驚きの出来事があると、感情を忘れて、時間が止まったかのようになってしまうとその時に知った。2019年の7月。40歳と1ヶ月。

1週間前の検査結果を聞くために入った診察室は、いつもなら医師と看護師1人のところ看護師が3名ほどいて「ああ、ただごとではないんだな」とうっすら予感した。その予感が的中し、自分のことなのになんだかドラマを観ているようで、やけに客観的に話を聞いて

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憧れの自家焙煎コーヒーに挑戦してみたら、汗だくで豆と格闘し、無心で我と向き合う修行のようだった話

憧れの自家焙煎コーヒーに挑戦してみたら、汗だくで豆と格闘し、無心で我と向き合う修行のようだった話

コーヒーを飲むのは1日3杯まで、と決めている。

カフェインの摂り過ぎは睡眠の質に影響すると聞いて、買い置きがあれば午後はカフェインレスにする。豆をミルで挽いたときに漂う香り、お湯を注ぎぷくぷくと粉が膨らむ様子が愛らしい。

今日は、コーヒー好きの私が、ずっとやりたいと思っていたけれどなかなか手を出せずにいた「自家焙煎」に挑戦した話。

やってみたら思っていた以上に気力体力を酷使する体験だったこと

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強みの自己分析をして「コーチは適職だ」と言える根拠が見つかった話

強みの自己分析をして「コーチは適職だ」と言える根拠が見つかった話

自己理解はすべての始まり。
ちまたで人気のストレングス・ファインダー(現在はクリフトンストレングス)。
2016年の無料診断から数年経って環境も仕事も変化してきたので、せっかくだから有料診断してみるか、と思い立ち診断をしてみた。

ここで「衝撃の結果が!」と言えばインパクトがあるのだろうが、「ああ、やっぱりな」と思える方が大きかったのは事実。そんな「やっぱりな」と思うに至る診断結果から、1つの資質

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「報われない努力」を信じるか、「時間差で報われる努力」を信じるか

「報われない努力」を信じるか、「時間差で報われる努力」を信じるか

「あんなに頑張ったのに、だめだった。」
望む結果を得られずに肩を落とすことがある。

努力しても無駄になるし、報われないこともある。むしろ報われない方が多いんじゃないか。そんな経験をしてきてきた人は少なくないと思う。確かに、ある目標や一地点において結果が出ないということはある。しかしだからと言って「無駄」と片付けてしまうのは結論が早過ぎないかとも思うのだ。

報われる努力と、報われない努力。も

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声だけでいいと言われて始めたYouTubeで顔出しを迫られた結果、継続は力なりを感じた話

声だけでいいと言われて始めたYouTubeで顔出しを迫られた結果、継続は力なりを感じた話

2021年の10月からYouTubeを配信している。
私個人のチャンネルではなく、理事を務めるコンサルタントの会の公式チャンネル「リベラルにいこう!」だ。リベラルアーツを軸に、個の力の発揮を後押しするコミュニティとして、代表理事と2人で毎週お届けしていて2023年7月24日が100回記念の配信となる。
この節目に、約2年かけて100回に至るまでの変遷を振り返り、気づいたことをまとめてみた。
これか

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80歳の水彩画家から学んだ「ものの価値」のとらえかた

80歳の水彩画家から学んだ「ものの価値」のとらえかた

これはセルフ誕生日会の後日談である。

セルフ誕生日会とは、その名の通り、自分の誕生日を自分で企画し主催する会で、2017年から毎年続けている。生誕祭ではあるが、感謝を伝える感謝祭の意味合いが大きい。

今年の誕生日会では個展を開催した。個展といっても私の作品ではなく、父の水彩画だ。父は65歳でリタイア後、趣味で水彩画を習い始めて、私が実家に帰るたびに新作が部屋に飾られているのを目にしている。その

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子どもの頃から作家の肩書に執着していた私が、42歳にして処女作を出版するまでの苦闘をふりかえる

子どもの頃から作家の肩書に執着していた私が、42歳にして処女作を出版するまでの苦闘をふりかえる

4月5日は場づくり記念日。私の処女作「場づくり仕事術」が世に出た記念すべき日である。

2021年から2022年にかけて執筆をしていた。誰にも言わずに、こっそりと。近しい友人にさえ黙っていて「実は書いている」と伝えられたのは8割ほど書けて、これなら本当に出版できると現実味が湧いた頃だ。それほど、1冊を書き上げる自信がなかった。
世間への公表はさらに先で、カバー案を選ぶ段階になってやっと。SNSで公

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