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サイアノ和紙作家雑記VOL.48『どこでだれからかうか』
4/29からの個展に向けての
フライヤー設置行脚2日目は、
須賀川の徒歩圏がメインだった。
家具屋さん、古道具屋さん、
セレクトショップ、自然栽培野菜の食事。
店主の顔がしっかりと見える
個人が営むお店ばかり。
どんなお店なのか、
何が個性なのかが
お店に入ってすぐにわかる。
どのお店もコントラストも
彩度も低めなんだが、
「こんなお店なんです」
って滲み出ていた。
お世辞抜きに居心地が良かったし
サイアノ和紙作家雑記VOL.46『ギャップ…。』
答えの出ない、
正解のない話を書く。
同じ方向を向いて歩んでいても、
ちょっとしたボタンの掛け違い、
目的地は同じでも
選ぶ道の違いが生じたりする。
大切にしていたことを
土足で踏み躙られた気分。
相手も悪気はないだろうから、
ことさら悩みは深い。
繊細すぎると言われれば
それまでなんだけど、
繊細な機微を捉えて増幅し、
作品制作や活動をしている。
それが僕らアーティストなんだと思う。
世
サイアノ和紙作家雑記VOL.45
3月の半ば、新しいワークショップの試験飛行。
テストなので内容は盛りだくさん!
当日の流れはまず、
4×5カメラでポートレイト撮影。
そのあと、中判カメラ担ぎながら
街をぶらぶらしながら「ここだ!」と、
ゲストのインスピレーションが降りたら撮影。
セッティングなどは僕がして、
フレーミングはファインダーを覗いてもらって決める。
そして、シャッターを切ったと同時に
「かっしゃん」という重たい音を二
サイアノ和紙作家雑記VOL.41『変わらないコト』
先週、みたらし団子をお土産に買った。
何か持って行きたいと思ってた時に
偶然見つけたお店、古風な佇まいに惹かれた。
土産を渡すと「やったぁ〜」とバンザ〜イ🙌
どうやら地元では有名なお店。
みたらし団子は毎朝ついて
一本一本炭で炙ってる。
ちゃっかり頂いたらほんのり炭の香り。
お餅も柔らかいし、
餡も甘すぎない良い塩梅。
江戸中期から続くお店で現在は九代目。
昔ながらの製法を受け継いでる。
約
サイアノ和紙作家雑記VOL.38『適正は誰のためだ?』
先月、夕暮れ時に手持ちで撮影した。
辺りは明らかに暗い。
スローシャッターでブレてしまうか、
多少のアンダーは良しとするのか?
今回は後者を選択した。
まだ、フィルム現像して
スマホスキャンしただけ。
このネガではキレイなプリントは難しい…?
いや、そもそも、誰の基準で
キレイとか判断している。
そんな疑問が湧いてきた。
多分、このネガをプリントしても、
誰かに見せたり展示に
使うことはないと
サイアノ和紙作家雑記VOL.37『KHAOS Uo3』
壁一面の短冊を愛でながら、
何にするか至福の悶絶タイム。
注文は店員を観察し、
目が合った時に軽く手を挙げる。
この空間に染み付いた作法を読んで
振る舞っていると、
向こうから気を利かせて
注いでくれることもある。
美術館やギャラリーを
いくつかまわり終えた夕暮れ、
ひとり酒場へ。
まだ17時前だというのに、
店内はほぼ満杯。
最後の一席に滑り込み
なみなみの熱燗を行儀悪くすする。
一日で複数み